川柳いろいろ

愛犬カールと綴る一日一句一万歩

蘇る

2024-10-06 06:50:38 | 川柳

走馬灯とは、人が亡くなる

寸前にこれまでの人生の記

憶が一瞬に蘇るといわれま

す。当然ながら、生きてい

る人は見たことがないわけ

ですが、その走馬灯は多分

古里の春から始まると思う

のです。年齢は4~5歳の

頃、誰かと遊んでいる自分、

そして声は聞こえません。

 

   『古里の春で始まる走馬灯』

 

(2024年10月・川柳マガジン・近詠・北出北朗選・佳作)

 


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