カオス

今日は休み


さっきまで床にゴザを敷いて寝ていた

いつも違う方向で寝るので
手や足が何かにぶつかっても
それが何なのか解らない

そんなカオスの状態に
安心感と楽しさを見いだせる

外が明るくなったら
朝の涼しい内に、どこか高いところで
むしろを敷いて寝てみたい。
蚊が出始める時期なので蚊帳も必要だと思う
大きな乾燥室の中に単管を組んで
そんなスペースを設けるのも良いかと

おばあが「寝るほど楽なことは無い」と言っていたけど
確かにそう思う

おばあが作ってくれたお茶殻の枕は
それはそれは寝心地が良かったが
数日で崩れてしまい使えなくなった。
はかないと言うことは美しい
こんなにも美しい記憶として残っている

今月また年を取る
おばあが亡くなった歳まであと17年
その17年を生きていられるか
生きていられたら自分らしく生きられるか
それが解らないカオスもまた
楽しまなければと思う


眠くなるまで何か本を読む