ＳＫＩむちゃ修行記②

　２．雪国自衛隊とスキーサーカス

　翌朝。待ちに待って七時半。
　颯爽と現れたＧＳの店員さんが天使に見えたことは言うまでもありません。
　ほんとに天使だったら、今のカメはココにはいません。
　現金なモノで、燃料補給を無事終えたカメは、元気にスキー場を目指したのです。
　妙高高原には、ＩＣからほどなくのところに「杉ノ原」「池の平」「赤倉温泉」とスキー場が並んでいて、隣りのスキー場へ車でなら１０分程度で移動できます。
　そこで、今回は「赤倉温泉」へ行く前に、手前から「杉ノ原」「池の平」と、スキー場のはしごをしてみることにしました。
　いわゆるスキーサーカスというやつです。
　「杉ノ原」「池の平」はともにロングコースが特徴。
　それにともなってリフトもロング・・・。
　上にはまだ上があり、下にはまだ下があるのだ、ということを思い知らされました。
　「杉ノ原」では、数日前の雪崩の為、リフトが運休、頂上まで行けません。
　「池の平」からいい角度で見えることを期待した妙高山は完全に雲隠れ！
　
　そのかわりといっては何ですが、「池の平」では自衛隊と遭遇。
　スキー場で彼らをみかけたのは、これで二度目です。
　（一度目はたしか福島県沼尻スキー場で。）
　迷彩服（！？）と一際でっかい雪輪（ストックの先の輪っかね。）が目を惹きます。
　きっと、どこぞの時代からタイムスリップして来たのでしょ。
　それにしても、スキー場に来るのに、なんであんな威圧感たっぷりの車両で来るのかしらね？

　　スキーって仕事か？それとも遊びか！？

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