かめよこある記

~カメもタワシも~
To you who want to borrow the legs of a turtle

カメの飼い方

2005-05-30 00:45:00 | かめ

 「カメの飼い方」とは、おこがましいのですが、実際、自分がやっていることを例に書いてみたいと思います。

 うちのカメは、甲長10cmほどの水棲カメなので、60cm水槽に7、8cmの水位にしています。これはカメが少し首を伸ばせば呼吸をすることが出来る深さなんですね。この水位にしているのはカメのためばかりではなく、1週間に一回程度は水替えをしなくてはならないので、自分の負担を軽くするためでもあります。大量の水を入れ替えるのは大変ですからね。量としては13ℓのバケツちょうど一杯分です。今はこれにテトラの「テトラ レプトセイフ」を入れています。
 砂利を敷いていますが、これは無いとウンチが漂っているのが丸見えで、要は見栄えですね。まあ、水の浄化作用もあるようですけど。ホームセンターで売っているものです。
 水量が13ℓということで、それにみあった50Wのオートヒーターに、ろ過装置としては、今はジェックスの「イーロカPF−200」を使っています。ろ過能力をもっと強化しようと、同じ「イーロカ」でも大きい型を試してみたんですが、この水量にしては、水の勢いが強すぎてしまって、カメに餌を与える時でも、カメが食べようとする前に流されてしまったりしてうまくいかず、結局この型に落ち着きました。
 日光浴用にブロックをおいて、このうえに爬虫類用のバスキングライト30Wがあたるようにしています。このライトは、蛍光ライトと供にタイマーで昼の8時から4時まで点くようにしています。このタイマーが意外と高かった・・・。(ブロックの昇り降りがしやすいように、ブロック脇にスロープ状の岩を置いてやるとよいです。)
 うちのカメ、ずいぶんと長くのぼっていますよ。干からびちゃうんじゃないかと思うくらい。でも、カメにとっては日光浴は必要なことですから。させないと甲羅がやわらかくなってしまうとか。
  (近況。ライトはタイマーで夜は消えてしまうのですが、うちのかめ真っ暗にもかかわらず夜中じゅう陸場で寝ていることが多々あります。うちのかめどうしちゃったのか知らん!? )

 餌は朝晩2回やっています。一回の量としては、テトラの「テトラ レプトミン」を10粒ほどに、乾燥エビの「テトラ ガマルス」を少々。うちのカメってグルメなのか、後になって水中を漂っているふやけた餌は決して食べません。食べ残しはみなゴミになってしまって、水質も悪化させるので、注意して与えています。
(最近、乾燥エビは「テトラ ガマルス」ではなくコメット「かめのおやつ」をあげています。たぶん、こちらの方が安価で身も大ぶりでかめも喜ぶので。)

<水の換え方、うちの場合>
水換えは1週間に一度程度。
まずは、かめをバケツに移し、ライト類を取り外し、小物(ヒター、ろ過装置)や陸場ブロック等を取り出し水槽を軽くします。
水が入ったまま運ぶのは水槽的にはよろしくないらしいのですが、うちの場合水量が少ないので外の水道場まで運んじゃいます。
ただし、水槽の取り扱いは慎重に!ぶつけてガラスを割ってしまうと、買い替えたりとやっかいなので・・・。
小物や陸場ブロックを要らなくなった歯ブラシやタワシで洗い、水槽の汚い水を捨て、水槽および水槽内の砂利を洗います。
水換えを永く続けるコツは、ほどよく手を抜いてチャッチャと終わらすことです。
砂利を3回洗っていたのを1回にするとかね。永くやってると自然とそうなってくるものなんですけど・・・。
うちの場合、外の水道場での作業なので、夏は暑く冬は水も冷たい。もちろん、これはかめの為ではなく、自分のためなんですけどね。
水槽を元の位置に戻し、バケツにくんだ新しい水をいれ、ライト、小物やブロックを元通り設置しカメをもどせば出来上がり!
かめは、甲羅を歯ブラシなどで擦って洗ってあげるとよいでしょう。
うちのかめは、これを怠った為に長年のコケがこびりついてしまって・・・。
 
 「ミドリガメ ゼニガメ の飼い方」 成美堂出版
 この本は、カメを飼う際に初めて本屋で買った本なんですけど、タイトルからいって子供向けのようですが、(実際そうだとは思いますが・・・。)かなり詳しく書かれています。後に、この手の本を何冊か買いましたけど、たいがいのことはこの本一冊でも用が足りてしまいそうです。また、「ミドリガメ、ゼニガメ」とうたってはいますが、いろんなカメの飼い方についても解説されています。これからカメを飼いはじめようというひとには手に入りやすいと思うし、わかりやすく、なかなかオススメではないかと思います。



「可愛すぎる亀写真集」

 水深の浅い環境のせいもあるのか、甲羅に汚れが・・・。

  余談ですが、ミドリガメが大きくなってしまったという話をよく聞きますが、うちのかめは、飼いはじめてかれこれ十二年ほどたちますが、種類のせいなのか環境のせいなのかさほど甲長も変わりません。ちなみに、うちのかめはヌマヨコクビガメです。

 ※現在、ろ過装置については、水作「SPACE POWER FIT+S」を使っています。「イーロカ PF-200」は、大きめの亀が乗ると、フィルターとモーター部の接合部分が外れやすいのが難点でした。この点、「SPF」はしっかりしています。
  


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1 コメント

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ご注意! (かめよこ)
2005-06-11 21:54:00
 ウチのカメはミドリガメではありませんが、紹介させていただいてる本は、いろんなカメに応用が利くかと、思われます。
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