新 「やったー年が明けて3か月も経ってやっと初冒険に行けましたよ」
「わたしもいろいろとあって今年2回目の冒険だわ」
新 「てか、なんで淡水でしょうか?」
「水温が上がってきていい冒険ができそうだからだ」
新 「2週間早いんでないでしょうか?」
「まあね、でも今チェイスがあったよ」
新 「え、それはすごい」
「すごいと言えば、仕事でほどよい山道を走っているとサル~んが車相手にチキンレースもどきをしているのに勘のいい私は気づいてしまったんだよ。意図的にガードレールにのっかって背中を向けているんだわ、で、車がすぐそばを通りすぎてもオレは平気だぜー度胸あるだろう?みたいに周りのサル~んにアピしてるんよ、何度かやられてなんか悔しいから通り過ぎざまにクラクションを鳴らしてやったんだよ、そしたらヒィって言いながらぴょーーんって垂直飛びしてんの♪」
新 「話はわかりましたけど最後は作りました?」
「インディアン嘘つかなーい、おや、これはなんの群れだ?」
新 「エビと・・・?」
「こ、こいつは・・・カブ・・カブト・・・」
新 「カブトムシっ!」
「おしい、こいつはカブトエビじゃないか?」
新 「うわ!ひっかけ問題だったか、リーゼント先生に鑑定お願いしましょう」
「そうだな、生物一般に関しては彼の go out of a right 右に出るものはいないからな!」
新 「英語しゃべれるんですね」
「驚いたときとかについ英語が・・・な!なんだあれはっ!」
新 「これは自然の脅威ですよ、川の流れでおたがい擦れあって徐々に枝がやわらかい岩に食い込んでいったんですねファンタスティック!」
「ところで、たまには昔話をしよう、ここはどこかわかるかな?」
新 「わかりません」
「コリン星二重橋跡だ、昔はここを中心にアーチ状の橋が2本架かっていたんだぞ、小学校低学年の私は暖かくなると毎日のようにここに通ったんだよ」
「なつかしいなぁ、2年のあの時あの切れ目あたりの護岸に大きなヤゴを発見してさ、たまたま網がなくって手を伸ばして捕まえようとしてたらさ、ヤゴがゆっくり潜っていくからどんどん手を伸ばして追っていったら・・・」
新 「その話知ってます、20回聞きました、またですか」
「もうこれ以上手ぇ伸びなーい、ぐるん、ぼちゃーん!と前転し川に落ちた、少し深みでぐるぐるしながら人生をあきらめかけたその瞬間!」
新 「6年生が飛び込んで助けてくれたでーす」
「正解!だがその人はだれか覚えてない、だれか知っている人は教えてください。では次の写真で思い浮かぶ1091エピソードは?」
新 「はい!はい!はいはいはい!」
「新人くん答えは?」
新 「小学校低学年のシーナ少年たちは困り果てていました。たまり場としていた二重橋たもとにある日突然ホームレスのおじさん(神様)が住み着いてしまいました。行きつけのマッカちんポイントに降りるには目つきの鋭いおっかなそうなホームレスさんの住居の前を通らせていただかないと行けません。困り果てた少年たちは、通らせてください神様、帰りは、ありがとうございました神様と言いながら成り下がって事なきをえていました。神様は神様といわれると嬉しいのか少しは優しい目になります。ある日大漁のマッカちんの捕獲に成功しました。帰りの挨拶をすまし住居前を通りすぎようとしたときに・・・」
神 「通行料だ、置いていけ」
「子供だったからチョーこわかったです」
「怖かったと言えば、ヤブカの大蛇だなぁ」
新 「推定20メートルのアオダイショウの話ですね」
「今日2号と運動ついでにクワガタの旧ポイント【ヤブカ】まで行ってきた」
新 「ヤブカとは地名ですか?」
「一緒に遊んでだヒラタクワガタ取り名人のムっちゃんが名付けた、理由は藪蚊が多いからだそうだ」
「以前の池側の入り口は無くなって半分民家となっていたが十分面影はあった、今は枯渇しクワガタやカブトは生息していないだろう」
新 「大蛇は?20メートルの?」
「ポイント手前のぬかるんだ道でな、幅は2メートルくらいかな?先頭を走っていたムっちゃんが急に止まったんだよ、どうしたのか聞くと、道に棒が転がっていて道をふさいでいる・・・動いている、と」
「みんなで(3~4人)見ているとゆっくり右から左へ動いているんだ、でも棒じゃなくて間違えなく巨大な黒いヘビなんだよ、太さは大人の腕くらいだったな、距離をとって見ていたら最後細くなっていって尻尾が藪に消えていった、スピード×道幅2メートルの横断時間から導いた答えが20メートルだったんだよ」
新 「伝説ですね」
「まあ頭だけで60センチのザリガニの抜け殻目撃事件とかも機会があれば話したいね、伸び縮みする恐怖の発光体の話とかさ」
新 「やめたほうがいいと思います」