「私は冒険の末ついに禁断の陸地を発見した、それでは探検の成果を報告しよう!」
犬 「教えてください、新しいほうですか?古いほうですか?」
「古くからある方に決まってるだろ?あっちはトキメかぬ」
犬 「僕も大好きです、あそこの長にエルオーヴイイーっす!」
「長は人身バイバ~イも得意らしい、先日パツキンのおねーさんを注文したら・・・」
犬 「し・た・ら・?」
「次の日にはお持ち帰りさせてくれた、トレイシーねーさんだ、腰の振りかたがたまらん」
犬 「シーナさんの好みを知り尽くしてますねー!じゅるじゅる」
「次に妖しく黒光りするアレも購入させていただいたのだよ、うひうひ!」
犬 「ゴクリ・・・あれとは?」
「あれといったらこれだろ」
犬 「ゴミですか?」
「ムッシュムラムラ・・・大使の5000はCカップのことに決まっているだろ、ヤバいブツは部品で送るのがあっちの世界では鉄則だ」
犬 「ほんとだ、なんであれがこうなるんだー???わんわん!」
「とりあえずはだな、前人未到の地へ案内せえ」
犬 「押忍」
「おやフナか?遠すぎてわからん」
犬 「バッスでーす、40くらいありまーす!」
「なんだバッスか、そんなものはとっくに釣れておるわっ!」
犬 「近づいても見えませんよー」
「うむ、待っているのだ、今こそ私をここに投げてくださいと涙目で訴えている娘がいる」
「クラップシューター子ですか?わん」
「さきに言うなー!うるうる」
「え、僕は何も言ってませんよ?」
「言っただろ?語尾に わん をつけてたじゃん?」
犬 「いや、普段は なになにだわん みたいなしゃべり方しないですし」
「たしかに・・・では誰だったのだ、はっ!まさか幽霊・・・」
犬 「うわー!シーナさんの後ろにー!」
「ぎゃぁぁやめてーー!なんまんだぶなんまんだぶ・・・」
犬 「何もいません!キラリ」
「ぎゃふんっ!ずぼっ!」
犬 「あれー?またシーナさんが消えたー?」