3月25日 アジング 16回目

2012年03月26日 | Weblog
           春だ・・・

        今夜も行ってみるか



 「ところで新人、アジングやっててこれが面白いってのをいくつかあげてみろください」

新「やはりフォール中にでるコッというアタリをビシッと掛けたときですかね」

 「持ち上げてフッと落とした時のアレな」

新「群れが入って連発中の奪い合うようなひったくるアタリは好みません」

 「アレはな・・・渋い時ほどアタリは楽しめるわな」

新「あとは両あごに掛かれば死んでみてもいいです」

 「ではアタッてもノラない時がままあるがその対処法は?」

新「例のフッキングしかありえませんね」




ほどなくして我々はお目当てのポイントに到着する、そして膠着する

アングラーが多すぎる、きっとアジはすべて釣られきっている

我々は人は居ないが霊はいるポイントに向かう



さすが人が居なければ魚はスレていない(やっと)釣れたぞ!



「僕も釣れました、バイトが多い割にかかりません飽きました」

よし、では移動だ、後ろの人もさっきから帰れと言っている。




新「しかしアジ釣れません、かすかにバイトのような違和感は感じますが」

 「そんなあなたにおすすめするのが未来フッキングⅡ」



   超ショートバイト対応型 未来フッキングⅡ

1.まずは底を取る 感覚でもよいがなるべく目で取ること

2.チョンとホップさせアタリが出始めるタイミングをカウントする

3.着底後3カウントでアタリを感じるようならば2.5カウントで空アワセ

  これをアジが掛かるまで繰り返します

まあ放置プレイの放置しないバージョンと言えば分りやすいでしょうか



  すごいわかりやすいです。釣れました!



ワームがアジの鼻先に一番近づいたときに掛ける

残念なのは コッ が感じられないことなのだ・・・

もちろん外掛かりも多いので、邪道の部類に入る

みなさんは3流アジンガーの真似はしないようにご注意いただきたい。

ここである調査員が言っていた言葉を思い出した

「フッキングは横クチビルっすよ!○○○○の○○っが堪らんですわ!」

詳細は控えさせていただこう、以上のように個人で楽しめればそれでよいのである。




気難しいアジズを楽しんだ後はあっちのアジで

 クールダウンするのが最近のお気に入りだ



新「すごいのが僕のタックルをひったくりました」

 「こ、こいつはまさにあいつかもしれん」

新「もしや、幻の魚イトウですか?」

 「いや、普通にイシモチだろ」

    新「やっぱり!」


3月20日 アジング 15回目

2012年03月21日 | Weblog
          しまった・・・

 昨夜呑み過ぎて半日以上をつぶしてしまった

 所詮3流アジンガーを自覚した瞬間でもある



  明日仕事=前夜は平日 の方程式のもと

   スクランブル見切発射したのである



     あるお方のアイテム発見

 この先のパラダイスに通じる道しるべなのだ。

        が、スルー

で、進んだのはお決まりコースなのだが・・・

         渋い!

新「またその日だけの海を見ての出撃ですか」

     「いや、今日は気まぐれ」



    「だからハタンポなんですわ」



    ぽつぽつとアジが釣れ始めたころ

新「僕は今、もっとも華麗なフッキングを編み出しました、絶対バレません」

       「そのこころは?」

      新「両あごフッキング」

   「それはまさか・・・可能なのか?」

新「下顎と上顎を縫い合わせるようにフッキングすることです。これです!」

写真がないのが残念だが、新人は見事に両あごフッキングをやってのけていた

しかしフックをはずすのにかなり手間取っていたのが残念だ。

次回はある特派員が推奨するフッキングを紹介したいと思う



 場所を変えあっちのアジを堪能していたその時

   新人の表情が一気に険しくなった!

視線は糸の先に集中している、何が掛かっていると言うのだ?

「アジです!この引きはイシモチではありません!」



      新「アジですよね・・・」

  「正真正銘のアジだ、フッキング位置は?」

        新「上顎・・・」


3月18日 バス 2回目

2012年03月18日 | Weblog
昨日は温かい雨が降ったな、バス釣りにでも行くか?

2号「ヤマダ電器でゲームソフト買ってくれたら行ってもいい」

             「・・・」



今回からアナログ水温計を投入、やはりこちらの方が安心感がある

しかし10℃だ、上がったのか下がったのかの判断は不能

  言えるのは 私では攻略不能 だと言うこと



もともとディープの釣りは苦手なので運よく際に付いている

   バスを拾えればラッキーみたいな釣り



おいおい、なんだそのポーズは!10年早いわ!



     ここは粘ったのだが・・・



そうだ!サザエさんに会いに行こう、ネコ缶あるし!



   こっちは9℃だよ、サザエさ~ん



      これは桜でよいのだろうか?



 サザエさんはいないし帰るか・・・と、その時!



         カニ発見!

これは何かが始まる前触れか?そういえば背後から視線を感じる

   恐る恐る振り返るとなんとそこには!



       チキンではないか!

それで隠れているつもりか!チャンチャラおかしいわ!



   待てよー写真撮らせてくれよん・・・

な感じでボーズで終了、サザエさん情報求む!


3月16日 アジング 14回目

2012年03月17日 | Weblog
  前回、前々回と確かにアジは爆釣していた。

  しかし実のところアジは釣れていないのだ

      理由は 雨 なのか?

    もちろん 腕 もあるだろう。

   幸いここ2~3日は雨も降っていない

我々にも釣ることができるアジは天候安定が条件なのか?

明日からは天気が崩れる予報なので今夜検証してみよう!



  まずは平日で誰もいない磯にて検証開始

ここは2回続けてスカをくらっているので今夜釣れれば検証終了である。

「天候安定と、実はもう一件検証したいことがある」

新「それはまさか例の・・・月夜は釣れないってやつですか?」

      「いや、ぜんぜん違うぞ」

         新「やっぱり」

「しかし逆転の発想というかだな、とにかく聞いて驚くぞ」



新「そんなのは後回しにして早く釣りたいですわ」



新「釣れました!やはり天候安定が第一条件であります」

「よし!たった今から、雨のあと3日晴れたら以降爆釣 ということにする」

          検証終了。

     さて2番目の検証とはなにか?

みなさんは上顎フッキングという言葉をご存じだろうか

 それはバラシの少ない掛け位置を指しているのか?

      ならば、え?なぜそこ?

私はさほど必要性を感じず重要視していなかったのだが・・・

私は狙った場所にフックを掛ける技など当然持ち合わせていない

      たまに上顎に掛かっても

       「バッチリ上顎!」

などと、同行者に自慢しても確定要素がないのでただの自己満足だ

   言われた同行者も返事に悩むでろう

ならばと、私が編み出したさらに究極のフッキング!



       下顎フッキング!

新「スゴ過ぎっす!教えてください!伝授してください!」

       「運だからムリ」

         検証終了。

  さて新人いつものヤツをそろそろ頼む

  新「ロマンとかドラマですよね・・・」

「そうだ、今夜はミナミハタンポを頼む、ミナミだぞ」

  新「方角まで指定とはロマンあふれるっす」
  


「1発で決めてしまいました。ハタンポの方角もミナミです」

        しまった!

新人が気をゆるめた隙に彼の役を奪ってしまった・・・

      私は激しく反省した



今夜は天候の安定が味方をしてくれているためか

アジのご機嫌がいい、5連続ゲットまで実行可能

新人がノルマを達成したところなぜかそわそわしている

 「おしっこでも我慢しているのか?」

新「いえ、あちらのアジが気になりませんか?」

       「ならない。」



  ちょっと渋いようだが本家のアジよりは釣れる



   新「やっぱりここのアジは○カです」

    「はい、そのように存じ上げます」



今回は天候安定の恩恵を受け爆釣にて幕を閉じたのであった

3月12日 アジング 13回目

2012年03月13日 | Weblog
さて、本日は月曜日・・・バリ平日ではないか?

  しかしそんなことは我々には関係ない

 行きたくなったら迷わずGOなのだよ



釣り場に着くと雰囲気がヤバい、爆釣の予感で胸がはちきれそうだ

だが5投もすると表情が曇る・・・カスリもしないのだ。

新「だ~か~ら~今日だけの海を見ての判断は危険なんですよ!」

「もっとながいスパンで海を見なくてはいけないと何度も忠告したじゃないですか」

        「ト―シローが!」

   などとは言ってないことを一応書いておく

しかしだ、ポイント移動を繰り返してもアジからのコンタクトはないのだ

   北西の風が容赦なく体温を奪っていく

もう死ぬかもしれない・・・と諦めかけた瞬間、暗闇から叫び声が!


「何者かが僕の操るルアーに襲い掛かりましたー」



     新「で、何者でしょうか?」

     「ここはアジでいいんじゃね?」

     新「じゃ、アジ釣れました♪」

  なぜか彼の手には私のタックルが握られている

これで2ポンドフロロの魅力に憑りつかれてしまったことであろう

 次回から脅威的に水揚げ量を伸ばすに違いない。



さて、もともと2ポンダー(歴2年)の私にも アジ がきた!

          しかし

釣れないからちょっと工夫を凝らしてみた、したらすぐに喰った!

みたいな展開ではないので特に感動もなく誇らしくもなかったのである

       でも嬉しかったよ。



直後、私は自分で勢いづいてシャークまでゲットしてしまったのだ!

しかしここいらにはシャークが群れをなしているかも

 しれないという恐怖から我々は移動を決意した

「タイムリミットまで10分もないが命には代えられん!」



新「大変でございます、タイムリミットが、タイムリミットが」
 
 「よし、ではあの場所でフィナーレを迎えるとしょう」

新「前回フルパワーとか言って恥ずかしい場所ですよね、行きましょう」



「あはは、さっそく釣れたぞ、しかも聞きしに勝る入れ食い」

     新「ここのアジはバ○ですか?」

       「そうかもしれん・・・」

「お腹いっぱい釣ったところでここいらで一発ネタを作ってくれまいか?」

新「たとえば イサキ を釣って見せるとかでいいでしょうか」

 「あ、それ採用、世間があっとおどろくぞ」



「はい、一発で決めました、写真を撮ってください」

「これはいくらなんでも作ったって思われるじゃろな」

時間はすでに1時30分、タウリンの消費が2950/3000になってしまった

   余力が残っているうちに帰還するとしよう。

      しかし、アジいねぇなぁ・・・




3月8日 アジング 12回目

2012年03月08日 | Weblog
      今週はまさかの土日出勤?

いやいや、たとえ出勤は免れても海が悪い予報なのだ

アジンガーはメンタル面が弱い生き物とささやかれている

 10日も釣りをしていないと死滅してしまうのだ!

  とくに今夜がいいというわけではないのだが

   雨だけはのがれられそう・・・明日は雨だ

      我々はついに決断した

        今夜、決行!



    すばらしいスロープではないか新人

  「はい、アナゴが今にも湧いてきそうです」

ここではやらずに磯に上がる、どうせアナゴは引っ掛からない

         「やっぱり」



 先発隊の調査報告が発表され、我々は耳を疑う

          「坊主」

優良ポイント3か所を巡ったがコンタクトがないまま潮止まりを迎えてしまった

   竿を置き諦めムードMAXで雑談をかわす

    1時間ほど経ったころであろうか?

  本部調査員が所用のため帰還するというのだ

  残念だが仕方ない、笑顔で見送ろう・・・

  しかし、いったいどうしてと疑問が残る

   私は恐るおそる理由を聞いてみたが

       「d a i k o n」 だ、そうだ。

少々謎が残ったがdaikonを上回る引き止め理由が見つからない

今日は諦めよう、また次回よろしく アディオス !



  暗闇をさまよいポイント移動を繰り返す

まずいぞ、魚を持って帰らねば新人が疑われてしまう

今夜は久々にフルパワーで戦わねばならないようだ

          と、その時!



      「アジだ!アジが掛かったぞ!」

      新「それー絶っ対に逃がすな!」



   この瞬間またも平和が保たれたのである。

「よしフルパワーのまま次のポイントに向かうぞ、今夜は釣れるまでやる子だ!」


 
「さすがフルパは違う、またアジを釣ってしまった」


 
私の2匹目のアジを見て新人もやっと本気になったようだ



「ここにはアジが大挙している、掛けなければ1キャスト100バイトだ

    フォールで食わせ、ラインでフッキングに持ち込むのだ」



    「獲りました!ぼくもフルパワーです」



「二人のフルパワーがいればアジなんかすぐに満タンだな」



 「ぼくもひさびさにフルパワーで戦いました」



 ちなみに本日のパワーを数値になおしてみた

 雨のためか少々パワーが落ちていたようだが

   それでも 3830mj/p であった。

   新人宅はしばらく魚料理が続くであろう

      これを書いて今気づいた!

  女房がうんざりするほど魚を毎日喰わせる
           ↓
   当然もう魚は持って帰ってくるなと言う
           ↓
    ほんとに遊びに行って疑われても 
           ↓
  お前が持ってくるな って言ったじゃ~ん♪

      なるほどー奥が深い・・・

 

3月3日 アジング 11回目

2012年03月04日 | Weblog
アジング人気のためか最近は入りたいポイントに思うように

   入れないという現象があちこちで起きている

         な・ら・ば

      新しいポイントを探してみよう

   して、なんと簡単に見つけてしまったのだ!

     これには私自身が驚いてしまった。



   何気に足を向かわせたいかにもな地磯で



  なんと簡単にシャークがヒットしてしまったのだ



私にもシャークが・・・しかし何かが間違っている?

 いかん!我々はアジを探していたのであった!

明日こそは なめろう で ビール を飲みたいのだ!


しかし出ばなで間違えを犯してしまったせいかアジからの

コンタクトがまったくないまま潮止まりを迎えてしまった。


        ここで入電

  感のするどい新人が本部からではないかと言う

正解であった、その感の良さでアジのいる場所を教えてくれ。

     新「例の査察でしゅか?」

 「そうだ、しかし今回は視力テストもあるそうだ」

新「しまった!ブルーベリー食べてくりゃよかった」

我々はこの場所を諦め、食事をとり鋭気を養う作戦にでた。



本部調査員と合流後、鋭気を養った作戦が見事に的中し

    本命をゲットしてしまった私



もう少しでアジの姿を忘れてしまうところであった。



    「これってアジでしたっけ~?」

あぶないあぶない、新人もあと数分ヒットが遅れていたら

アジとウミタナゴの区別が付かなくなっていたところだ。



本部調査員もアジをゲットしたところで一つ気づいたことがある

なんと3人ともすべてヒットポイントが一緒なのである。

本「だってそこにアジがいっぱい見えますもん」

      新、私「見えるのー?」

あーひっかかったぁ!これが視力検査だったのか

巧みな抜き打ちっぷりに我々の検査結果は 普通 であった。

しかし本当に調査員には視えるらしい・・・



釣果がまったく上がらないまま時刻も午前1時を迎えた

いつもならそろそろドラマが起こる頃だ、覚悟しとこう

  と、同時に新人のリールが大逆転を起こす



「ヤツです!こいつはヤツに違いありません!」

なるほどスプールの逆転具合からそうとうなヤツに違いない

   調査を初めて9時間が経とうとしている

     問題は体力が持つかどうかだ

  時計を見るとすでに15分ほど経過している

  一向に姿を現さない怪魚にいら立ちがつのる

     しかし、ついに観念したのか

新人は自らラインを切り積極的にヤツをリリースした

 直後、深夜の暗闇に拍手の音が鳴り響いた

残念だがあの状況では方法は一つだ、よく決心した。


その後1時間ほど調査を続行したが2匹目のヤツはとうとう姿を現さなかったのだ。



残念だが6月には嫌というほど会える、肩を落とす新人を元気づけ終了とした。



今回も調査ファイルに悪魔の3枚下しを掲載したい

説明だけでは伝わりずらいという理由からだ

 しかし今回もあくまで私のやり方である。


 腹の部分をこのようにエラごと三角にとります

   ここから両面の皮を剥いでいきます

    ゼイゴまでしっかり剥がしましょう

    尻尾側から背の筋を背びれごと取ります

     尻尾側から腹びれごと筋を取ります

          頭を抜きます

        ここから包丁を入れ

         一気に裂きます

       はい、片面取れました

 そのまま包丁を入れ、これまた一気に裂きます

        はい、3枚になりました

     あばら骨?はすいちゃいましょう!

                    以上です