goo blog サービス終了のお知らせ 

Shiggy’s Lounge

ご意見、ご感想を
どうぞご自由に
コメント欄にお寄せください。

米アリゾナ州、レンタカーの旅(その2)

2012-07-09 00:05:36 | 日記
「第一日目」、6月8日(土)

久しぶりのアメリカだった。
ESTAの登録も今回が初めて。
これの導入で、機内で配られる従来のI-4は無くなった。

デルタ航空で関空→シアトル乗換え→フェニックス到着は夕刻4時半。
入国手続きはシアトルで行われる。
アメリカは最初の空港で入国する決まりだから。
チェックインした大きなバッグも一旦受け取り、
税関を通る。

シアトル→フェニックスは国内便になるが、
セキュリティー・チェックでは靴まで脱がされる。

フェニックスは暑い。華氏108度だった。(摂氏42度)
とにかく、華氏では三桁になると猛烈に暑い。
摂氏で40度以上だ。

フェニックスの飛行場から、空港のレンタカーセンターまでは
離れていて、シャトル・バスで約10分。
バスの窓からは道路沿いのサボテンの木が見える。

レンタカー・センターでは予約しておいた Hertz のカウンターに行く。
フルサイズの車を予約しておいた。
日本語も選べるナビつき。

係員のイチオシはトヨタ・カムリ。
他に、アメ車と日産の選択肢があったが、
オススメどうりカムリに。
下手にアメ車に乗って、ハイウエーで火や煙が出ては困るので。



アリゾナ州の車のナンバープレートには
サボテンが描かれている。

保険はオプションの人身事故の最高額の100万ドルを含む、
フルカバーとした。

出発前にアメリカ通の人にも聞いて調べたのだが、
アメリカには対人無制限の保険が無い。
最高で、物損事故含めて100万ドルなのだ。

普通のアメリカ人ドライバーの掛けている対人は
殆どの場合、20~30万ドル程度ということもわかった。

ヨーロッパは日本と同じで無制限が多い。
日本ではドライバーの99%以上が対人無制限を掛けている。

アメリカで無制限などを設定したら、
飛び込む奴がいっぱい出てくるから、
無制限が無いという。

他にも、やたら訴訟が多かったり、国民皆保険に反対が多かったり、
銃の入手が簡単だったり、男同士が結婚したりとか・・・・、
アメリカはちょっと変わった国なのである。

係員に車まで来てもらい、
出発前に日本で作成した
車の操作方法22項目のチェック・ポイントを書いた紙を取り出し、
ワイパー、ウインカー、サイドブレーキ、ハザードランプなどなど、
ナビの使い方に至るまで、全ての項目を一つずつ確認した。

次いで、だだっ広い Hertz のヤードの中を、
右側運転に慣れるために2人して合計20~30分間、
ぐるぐると運転し続けた。
「右小回り、左大回り」などと呪文を唱えながら・・・。
これで随分右側運転の感覚を身に付けることが出来た。

国際運転免許証、日本の免許証、JAFの国際版(AAA=トリプルA)
を携える。

町に出、
フェニックス市中心部にある、
今夜の宿、ハイアット・リージェンシーまで約15分のドライブだった。
緊張した。



フェニックスの空は真っ青。雲が白い。

運転中、一番良く間違ったのは、
ウインカーの積もりで右手を使うと、ワイパーが動きだす。
ウインカーとワイパーが右左逆なのだ。

ホテルにチェックインし、
すぐ横のレストランで
まづは無事到着を祝し、乾杯。



明日はいよいよハイウエイーを走る。




 

   米アリゾナ州、レンタカーの旅(その1)

2012-07-08 22:05:12 | 日記
「まえがき」

6月9日から18日までの10日間、
大学時代の友人と2人で米国アリゾナ州を
レンタカーで旅して来た。

今回の旅行記は超多忙のためいつもとは異なり、
下書きもせず、推敲もせず、
思いつくままに書いてみる。

実質6日間ドライヴし、
結果として約1、000マイル、キロにして1,600キロを
走破した。
東京から鹿児島までよりちょっと遠いくらいだろうか。




但し、走りまくったという印象は全く無く、
比較的ゆっくりと目的とする各地を見て歩きながら旅していたら、
結果としてこれだけの距離になっていたという感じだ。

朝7時ごろ起きて、8時ごろ出発し、
3時間くらい走ってその日の目的地に着き、
昼食後、ゆっくり観光してそこに宿泊するするというのが
典型的なパターンだった。

ハイウエーは空いているし、信号も無い。
I-40などの幹線高速道路は時速75マイル(約120キロ)が制限速度。
地方のハイウエーのそれは65マイル(約104キロ)。
大体はこの制限速度いっぱいで走った。

移り変わる景色を楽しみながら走っているうちに、
目的地に着いてしまう。



とは言え、左ハンドル、右側通行のアメリカをドライブするのは
今回が初めて。
ドイツのアウトバーンを走っていたのは40年前の話。
それ故最初は緊張したが、すぐに慣れた。

飛行機で関空からシアトル経由フェニックスまで行き、
飛行場でレンタカーを借り、
目的とする各地を廻って、フェニックスまで戻って来、
レンタカーを返し、
飛行機でシアトル経由関空まで帰ってきた。

訪れた主なところは、
フラッグスタッフ、ウイリアムズ、ウインズローなどの、
旧ルート66号沿いの町々、
グランド・キャニオン、
キャニオン・デ・シェイ、
フォア・コーナーズ、
モニュメント・バレー、
セドナ
である。



今回の旅行を無事終えた瞬間感じたことは、
「やった!」という一種の達成感であった。

3ヶ月掛けて、周到かつ綿密に準備した甲斐があった。
全て手作りの旅であった。
ホテル、ロッジ、汽車、観光ジープ、同オープントラック、
気球などの予約は殆ど全てメールと電話で直接現地と行った。

我が相棒は、22年前の初めての海外旅行以来の、
今回が2回目の海外旅行。
かなりハードだったと思うが、
好奇心がそれを上回り、
運転も20%くらいは分担してくれ、
よく頑張ってくれた。

以下、一日ごとに書いて行く。














いとしい人答えておくれ!・・・KSC新入生歓迎コンサート♪

2012-04-13 22:38:36 | 日記
今朝、神戸市シルバーカレッジ(KSC)の新入生歓迎コンサートが
学内のカレッジ・ホールで行われました。

先輩達の演奏するコンサートではありません。プロが来るのです。
出演は次の大阪音大卒の声楽家とピアニスト:

声楽家:西垣 千賀子 (ソプラノ)
声楽家:西垣 俊朗  (テノール)
ピアノ:佐田 めぐみ

全16曲目は:

すてきな春に オペラ”椿姫”より(ソプラノ          小林秀雄
落葉松           (テノール)           小林秀雄
踊り明かそう ミュージカル”マイ・フェア・レディ”より
                (ソプラノ)          ロウ
サラヘ    ミュージカル”ダンス・オブ・ヴァンパイア”より
               (テノール)          クンツエ
死んだ男の残したものは     (テノール)          武満 徹
小さな空            (ソプラノ)         武満 徹
ふるさと               (会場全員)      岡野貞一
ヴァイリアの歌 オペレッタ”メリーウイドゥ”より
                   (ソプラノ)      レハール
忘れな草ーカンツォーネ      (テノール)        クルティス
幻想即興曲        (ピアノ・ソロ)          ショパン
会いに行くことー震災歌曲     (テノール)        橋田浩司
約束              (ソプラノ)         前田憲男
ねこの二重奏           (二重奏)         ロッシーニ
いとしい人答えておくれ! オペレッタ”マリッツオ夫人”より
                 (二重奏)         カールマン
口は閉じても  オペレッタ”メリー・ウイドゥ”より
                   (二重奏)       レハール


中身はまるでクラシックのコンサートに行っているのと同じ。
しかも聴いているのは皆新入同期生の仲間達。
テノールの方は話も上手い。
痛く感銘を受けました。
こんな気の利いた歓迎会を催してくれる、なんといい大学に入れたことかと!



フラッシュしないで写真を撮りました。
ここではマナー違反としかられることもありません。

「約束」は母親をなくした坊やの気持ちを綴った歌で、
ソプラノが語りかけるように歌う。
眼鏡が曇りました。会場では皆泣いていました。

「いとしい人答えておくれ!」も共感を覚えました。
なんと言っても題名が良い。気に入りました。

会場のカレッジ・ホールは神戸文化ホールの中ホール並みの立派さ。
ハード、ソフト両面で、
これだけ本格的なシルバー向けの大学を経営しているのは
全国でも少ないと言われています。

新入生歓迎コンサートとは別の話ですが、
クラブ活動も盛んで、面白いです。

私は、KSCアロハ・ハワイアンズ、KSCオールディーズ・クラブ、
あじさい山歩会(さんぽかい)の3つのクラブに入りました。

早速、アロハの練習を見学してきました。
リーダー(ヴォーカルの女性)、シンセサイザー、エレアコ各1名に
ウクレレ+歌が7名程度。
(注:エレアコとはアコースティックギターのエレキ版)
これに、この日は一緒にはやってませんでしたが、
フラを踊るグループが加わります。
実に楽しそう。

私はギターの腕をまだまだ磨かないと、ダメですが、
何を目標にすべきかが分かりました。
3年制の大学ですから、1年生は下積みです。

このクラブは各種施設へ慰問にも行きます。
建学の精神に乗っとってです。
従って、歌うのはハワイアンだけでなく、”お年より向け”の
(我々もお年寄りなのですが、リーダーがそういってました)
日本の古い歌なども練習していました。

KSCオールディーズクラブの練習日にも行って見ました。
平たく言えば、オールディーズを歌うカラオケ・クラブのようなものです。

今月の課題曲がPPMのPuff。
由紀さおりさんの世界的にヒットしたCD”1969”にも入っている。
この歌は簡単そうで、実は歌詞まわしに案外てこずる。
指名されて、もう一人の新入部員のNさんと2人で歌いました。
なんとかそこそこ歌えましたが、後で、
英語がペラペラで歌にも詳しい先生が、
歌い方や発音の改善すべき点を指摘して下さる。
これはありがたい。自分では分からない。

山歩会は毎月第三土曜日。
車ばかり乗っていて、ゴルフもカートなので、足腰を鍛えないとね。

どのクラブも皆さん和気あいあいと楽しんでられる。
この雰囲気が良い。

ところで、上述の同級生のNさんは、エレキ暦が長く、
友人達とベンチャーズのような編成のグループで活躍されている。
リード・ギター担当。
それで私は今日、
Nさんからギターの練習方法についていろいろ教わりました。
私が年初から習っている先生は理論的で基礎的なことを
よく教えてくれるのですが、ちょっと難解。
一方のNさんは難しいこと抜きで実際的なコツを教えてくれる。
いいアドバイザーになってくれそうです。
コースも国際交流で同じ、クラブも同じ、ギターの趣味も同じです。
上手い、下手は別にして。
このように、いろいろな人と出会えるのも、楽しみの一つです。

同級生には元気の良い意欲的な人が多い。
先日もクラスでいろいろな世話役を決める際には、
必要な人数よりも手を挙げる人の数の方が多かった。
じゃんけんで負けた人は落選です。
クラス委員、図書委員、文化祭委員、スポーツ委員、学内誌発行委員などです。
あっという間に、全部決まってしまった。
町内会の班長さんなどは
皆尻込みしてなかなか決まらないことが多いのに・・・。

それから、「お一人様」の私にとっては、
何曜日の何時からは何々の講義、
何時からは何々クラブの練習などと、
週間の予定が決められている方が、
生活のリズムを保つ意味でも、良いように思われます。

午後のボランティアの講義では
老人が病気せず元気にしているだけで、
国や地方の医療費の軽減に多大に貢献することを知りました。
国や市町村にとっても、老人大学への投資はこの意味で、
充分ペイする事業なのだそうです。 
つまり、私がハワイアンやオールディーズに浮かれて元気にしているのは、
結果としてお国のためにもなっているのであります。
そういえば長い間医者に全く行っていません。

まだ嫌なことは経験してないので、書いたことは良いことづくめです。
校庭には卒業生の寄付した桜が満開でした。



また、時折KSCについてご報告します。
(3月末のバンコック、クアラルンプール旅行記もいずれアップします)


以上。




再び学んで、他のために。

2012-04-07 10:22:14 | 日記
昨日はKSC(Kobe Silver College) の入学式でした。
入学式というのは何年ぶりでしょうか。
大学入学が1961年、今年が2012年ですから、
51年ぶりということになります。



私はフレッシュな新入生。第19期新入生396名の中の一人です。
学長の挨拶のキーワードはこのブログのタイトルの「再び学んで、他のために」。
つまりここはカルチャー・センターではないのです。
ボランティア活動を通じて社会のために貢献する人材を育てるのが建学の精神です。

クラブ活動が盛んで、さまざまなクラブが74もあります。
私が入ろうと思っているアロハ・ハワイアンズも施設に慰問に行ったりします。

昨日は校舎の中庭でいろいろなクラブのデモンストレーションが行われていました。
下の写真はフォークダンスのクラブです。



来週から授業が始まります。
簡単ですが、今日はここまです。


シン・ヒョンス  ヴァイオリン・リサイタル

2012-03-03 21:00:58 | 日記
今日、3月3日(土)、神戸文化ホールの中ホールで
韓国のシン・ヒョンスいう女流ヴァイオリニストのリサイタルがあり、
行ってきました。

以前からこの催しがあることはパンフレットなどで知ってはいたものの、
それほどクラシックに詳しくない私には、なにか今回のは難しそうなので、
見送る積もりだったのですが、
今朝になって、「良い音楽に触れることは良いことだ」などという、
わかったようなわからないような理由で急に行きたくなり、
予約無しで、開演間際に行ったところ
最後に残っていた数席の一つが確保できました。

シン・ヒョンスというヴァイオリニストは1987年生まれといいいますから、
25歳くらい。若い。
数々の世界的なコンクールで優勝したり上位入賞したりしている
韓国で最も有望な若手ヴァイオリニストの一人だそうです。



ピアノは佐藤卓志という日本人のピアニスト。
この方はCDも沢山出されています。

曲目は:

ベートーベン、ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調作品24「春」
サン・サーンス、序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28

(Intermission)

ミルシティン、パガニーニアーナ
J.ブラームス、ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108

時に繊細で美しく、時に大胆で力強い、
ヴァイオリンとピアノの見事な共演を楽しんできました。
ヴァイオリン・リサイタルと言っても、ピアノの役割がすごく大きいとも感じました。
また、ヴァイオリン・ソロの曲もありました。

曲目の「春」の通り、
今日は久々の好天気で、寒さも和らぎ、春の到来間近を告げるような一日でした。

今年になって、学生時代に少しかじった
アコースティック・ギターの個人レッスンを受け始めた私は、
今、幼稚な練習曲に四苦八苦しているものですから、
この方達の演奏を聴いていると、まるで神様です。
「良い音楽に触れたい」と思ったのもギターを習い始めたせいかも知れません。



4月になれば、KSC(神戸シルバー大学)が始まり、
クラブ活動で音楽関係のクラブに入る予定なので、
今後、音楽は私の人生にとって切っても切れない
ますます大切なものとなって来そうです。