AAAA快適生活研究所

いろんなことに上手になったり、不便を軽減したりすることをお手伝いする「処」

カナダ研修付添(21)

2013-09-11 08:33:30 | 日記

カナダ研修付添の最後のブログです。投稿がちょっと遅くなりました。

朝8時半、UoAの学生の宿舎(本学の学生はホストファミリーの家にいるの)入口前に集まり、バスでEdmonton International Airportに移動。この空港、新潟空港よりは大きな空港ですが、さほど大きくなく、利用するには便利です。ここでのチェックインに手間取るのではないかと心配していたのですが、UoAのELPを担当する学生が一緒についてきてくれて、グループチェックインのカウンタに並ばせてくれたので、ずいぶんとスムーズにチェックインすることができました。カウンタの担当者も、外国からの短期の留学生の扱いには慣れているようでした。とりあえず一安心しました。

学生の航空券では受託貨物(通常スーツケースなどで、搭乗する前に預ける荷物)を2個まで預けることができるのですが、重量オーバー(23kg超/個)に5人ほど引っかかって、荷物の詰め替えをしていました。しかし、比較的時間に余裕があったため、これもまあ、無事に通過。EdmontonからCalgaryは予定通りスムーズにいきました。

Calgaryについてから(国内線)、国際線の出発ゲートに行かなければならないのですが、今まで経験した空港のように、再度セキュリティチェックがあって、ゲートに進むと想定していたら、セキュリティチェックはなく、掲示板で出発機のゲート番号を探して、そのゲートまで淡々と歩いていくだけでした。途中で方向を聞いた係の人にセキュリティチェックはないのかと言ったら、お前らはもう済んでいる、と言われました。確かにEdmontonでセキュリティチェックを受けているのですが、国内線乗客と交じってしまうので、通常はあるように思うのですが・・・とにかく、カナダは簡単なようです。ただし、米国に行く飛行機のセキュリティチェックは別にあり、かなり厳重に行われていました。

Calgaryでは国際線の出発まで1時間ほどあったので、学生はまたここでも買い物をし、荷物を増やしていました。私もここでワイン3本とショットグラス2個を買いましたので、学生のことはとやかく言えません。

時間通りに搭乗し、機内の座席に着いてまっていると、機長が「○○(何を言っているのかは不明)のプレッシャーが上がらないため、メンテナンスに見てもらうから、待ってほしい」というアナウンスがあり、30分ほど待っていました。その後今度は、「予定していたルートではなく別のルートを通っていくから、その承認を取っている。10分ほど待ってほしい」というアナウンスがあり、結局30分ほど待ってからようやく出発。出発時点で既に1時間の遅れが出ました。「辛抱して頂いて感謝します」というアナウンスが機長からありましたが、辛抱以外に選択肢はありません。まさか、降りるわけにもいきませんから。

その後は比較的スムーズで、成田には予定1時間遅れの午後5時頃到着。成田からはチャーターしたバスに乗って、午後12時近くに新潟駅南口に到着しました。とりあえず、学生は疲労でぐったりはしてましたが、無事に新潟に戻ってくることができました。このバスは、帰りの成田-新潟間のフライト取れなかったために代替として使ったのですが、結果的には正解でした。もし、飛行機を使っていたら、新潟にはおそらく当日に帰れなかったのではないかと思います。

以上で、カナダ研修付添のブログをすべて終了します。読んでいただいた方、感謝します。

次のブログからは新しい話題を提供します。


カナダ研修付添(20)

2013-09-07 08:28:15 | 日記

今日の午前中のIT授業(Webページの作成)、午後の送別昼食会でカナダ研修の全日程が終了しました。全員大きな事故もなく一安心です。しかし、まだ帰りが残っています。新潟に戻るまで油断できません。学生はこちらに慣れました。その分、気持ちあ緩みます。ちょっと不安です。

私は自分ではあちこち海外に出張をし、そのたびにいろんな失敗をやらかして少しずつ利口になりましたが、こんな大勢を引き連れて海外にでるのは初めてです。それに自分だけではありませんので、失敗が許されません。少々ナーバスになっています。でも何とかなると思ってもいます。

下の写真は、昼食会の会場です。Faculty Clubというところで、会社などでいえば、幹部食堂でしょうか。なかなか立派です。ビュッフェ形式でしたが、混んでいたらしく、食事するところは1Fなのですが、2Fまで食事をとりにいかなければならないというちょっと変則スタイルでした。それも隣に食事が用意されているのにです(どうやら別の組用でメニューが違ったようです)。また、主催者側が時間になっても来ておらず、私がホスト代わり(食事の場所、食事をとりに行くところ、等々の説明)をしなければなりませんでした。こちらの国らしいといえばこちらの国的です。

話は変わりますが、学内で下の写真に写っている車を見ました。遠目にはパトカーですが、どうやら大学の車のようです。Peace Officerと車のドアには書いてありますから、騒動が起きないように目を光らせているのでしょうね。大きい大学(学生数3万人超ということです)ですから、いろんなことが起きると思いますが、きっと、警察を入れると厄介なことになるからこのような形をとっているのだと思います。どこまで警察権があるのでしょうか。しかし、このようなことはあまり日本では見かけないような気がします。

帰途に面白いことがあれば次のブログに書きたいと思います。


カナダ研修付添(19)

2013-09-06 10:49:47 | 日記

今日のIT授業は、今まで演習した、HTMLの基礎、CSS、JavaScriptを利用して、自分の好みのWebページを作る演習を行っていました。講師が、自分のWebページを作るのに特にやってみたいことはないかと質問しましたが、(講師があらかじめ想定したように)誰も特に発言がなかったので、講師が用意した2~3の例をベースに作成を開始しました。それでも結構楽しそうにやっていました。しかし、明日(最終日)までにできあがらないと悩んでいる学生もいました。

今日は学内で結構大きなウサギを見ました。人に慣れていて、近づいても全く逃げようとしません。餌をねだっているのかもしれません。

昼食をたくさん持たせられるので食べきれないからと、学生から果物とトマトをともらいました。ホストファミリーは当たり外れが大きいようで、この学生たちのように至れり尽くせりのところから、ほぼ学生にまかせっきりのところまで、いろいろです。このほかにバナナとトマトがもう1個あったのですが、食べてから写真に収めようと思い立ったので、写っていません。

午後は、学生は授業がないため、自動的に私も空き時間ができるので、あさって帰国するために明日学生に伝達することの整理をした後、思い立って、LRTの北の終点のClareview駅まで行ってみることにしました。南の終点はこの前行きましたから。

University StationからLRTに乗って、北の終点のClareviewまで行ってみました。Churchill駅を過ぎると、駅間が長くなり、郊外線の趣です、途中にスタジアム(おそらくアメリカンフットボール)、コロシアム(何をするところか不明)などがあり、Costocoや大規模小売り店などが見えますが、基本的には新潟の郊外のようです。

Careviewまで行ってから、どうせなら、全線乗ってみようと思い立ち、南の終点のCentuy Parkまで行きました。こちらも、Health Sciences/Jubilee駅(これも大学こうないにある)を過ぎると郊外線の雰囲気が濃厚になってきます。

South Gate駅前にあるMallは観光案内書にはないので写真をってきました。LRTの中から取ったので、全体を撮ることができませんでした。あまりよくわかりませんね。

South Gate駅を出発する段になって、技術的問題、安全上の問題で少し止まると車内アナウンスがあって、結局30分ほど停車していました。このため、3時半頃University Stationを出発して5時半にUniversity Stationに戻ってきました。都合2時間かかりました。事故がなければ1時間半ですから、1枚のチケットでEdmontonのLRTを往復できました(90分間は乗り降り自由です)。下の写真はUniversity Stationの外観です。

(帰ってからの追記)この停車、あとで新聞をみてわかったのですが、Churchill駅で銃を持った不審者がみつかり、その捜索で停車していたようです。記事によれば、不審者は見つかり、銃には弾が込められていなかったとのことですが、ちょっとびっくりです。安全上の問題等のはそういうことだったのかと納得しました。Edmontonも大きな街ですから、このぐらいのことがあっても不思議ではないかもしれません。しかし、銃が出てくるあたりは、北米という感じがします。

ということなど何も知らずにUniversity Stationに戻ってきました。

今日の切符です。1705とあるのは、この時間まで乗り換え自由ということです。

LRTの中で見つけたものを3つほど。

足を座席に乗っけるなというステッカーです。越後線に乗っている高校生に見せたいですね。JRさん、まねたらいかがですか。

停車中にドアを開けるためのボタンです。このボタン(外にもちょっと違うタイプのボタンがあります)を押さないとドアは飽きません。冬場寒いからでしょうね。Londonの地下鉄もこの方式です。越後線と違って、閉じるボタンはありません。自分であけて乗り降りした後、つい探しますが。

身障者(車椅子)用は低い位置(椅子の背)にあります。この国はいたるところこのような配慮があります。

 


カナダ研修付添(18)

2013-09-05 11:13:58 | 日記

今日の午前中はITの授業で、Java Scriptの演習でした。学生も英語での授業にだいぶ慣れてきたようで、結構楽しそうのWebページ作りをしていました。

Alberta大学の授業が今日から始まったそうです。大学内は学生であふれています。テントの数も増えました。また、歓迎用の仮設ステージも作らられていて、ビールやバーベキューが供されるようです。紛れ込もうとしましたが、学生、教職員、同窓生限定で、IDが要求されましたので紛れ込むのはあきらめました。この国では、25歳以下は酒を飲むとき顔写真の付いたIDが必要です。

  

午後は国営(国有)放送のCBCの見学でした。訪問したオフィス、スタジオはダウンタウンのCity CentreというMallの中にありました。ラジオやTVのスタジオ、編集局(外側から遠巻きに)を見学し、ラジオプログラムの編集方法を見せてくれました。デジタル時代ですね、非常に簡単に音声編集ができてしまいます。アナログのミキサーも残っていて、細かい音の編集はそれを使うと言ってました。レコードプレーヤーはわかる気がしますが、テープデッキが残っているのはちょっとびっくりです。

下の写真は、CBCの入り口と、編集局(?)の様子です。意外と暗く、日本との感覚の違いがはっきりしています。日本では暗いオフすなんてのは考えられません。地震があった時に時々映される日本の編集局は煌々と蛍光灯が付いています。こちらのホテルの部屋の照明は日本に比べると格段に暗くしてあります。

  

追伸です。

日本の竜巻の話、福島原発の汚染水の話はこちらの新聞、TVのニュースでも取り上げられています。日本は注目されています。


カナダ研修付添(17)

2013-09-04 09:57:30 | 日記

今日は午前中ITの授業がありました。AdobeのDreamweaverというツールを使って自分好みのWebページを作るという演習です。今日も全員出席していました(当たり前ですが)。いい週末を過ごしたようです。

大学がの新学期が始まり、学内が学生であふれています。大学のあちこちで新人を迎えるイベントが行われているようです。昨日書いた学内ツアーもその一つです。サークルなどの紹介でしょうが、あちこちにテントが張られています。ETSの説明も行われていました。

 

午後は少し仕事(帰国するための学生へのメッセージの準備)をしてから、昨日大学の外周を歩いているときに気が付いた、サスカチュワン川に降りる道を探検(?)してみることにしました。下の写真のような長い階段を降ります。実はこの階段の下に同じような階段がもう1つと少し短い階段が2つあります。川までは結構降りて行きます。

降りるきって山道のようなところを歩いていくと、こんなところに出ました。前に見える明るいところがサスカチュワン川です。

舗装されていない遊歩道をかなり歩いていくとLRTがサスカチュワン川を渡る橋にぶつかり、その下が人道橋になっていました。この人道橋を渡ってみることにしました。上がLRTの線路です。

実はLRTの線路の隣にLRTより高いところにかかっている古い電車の線路の橋があります。橋は2段構造で、一番上が電車、その下に車道と歩道があります。時々この線路を1両編成の電車らしきものがわたっているのが見えます。でも不思議なのは、渡り切ったとこは門になっていて、私が見たときはしまっていました。使っていないのでしょうかね。とすると、あの1両は何なのでしょうか?この橋もわたってい見ることにしました。

LRTと位置関係はこんなです。古い橋は随分高い床尾にあります。右がLRTで左が古い(?)橋です。

橋からの風景です。右奥の建物群が大学です。この橋を渡りきると大学の東の端に出ました。

ところで話題が変わりますが、今日、ようやくドッジボールの写真が撮れました。下の写真は試合を開始するときに、中央に置いた複数のボールを両軍が奪いに行っているところです。