AAAA快適生活研究所

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マイナンバーカード

2021-06-22 16:04:01 | 日記

今日はもう1件。

マイナンバーカードは、その必要性を感じてこなかった。

また、税と年金の両方に使えるという唱い文句で始めたにもかかわらず、(社保庁のミスで)現在は税金のみ利用可能である。金をとるだけ取って、渡す方には使えないのかとの反発もあった。しかし、確定申告をするようになってから不便とういうわけではないが、税申告にはあった方が便利だと思っていた(確定申告はIDとパスワードでネット経由でやっているから、今のところまあそんなに不便ではない)。

マイナンバーカードは携帯やPCで申告できるのであるが、背景が無地の写真を撮る場所選びが結構難しく、二の足を踏んでいた。ところが、今年ある用件で証明書写真を撮る機会があり、また、総務省から申告用紙が送られて来ていた。そこでここを先途と申請書を記入し始めたのであるが、申告の写真貼付欄は、証明書の写真よりかなり大きいサイズであった。せっかく700円も払って撮ったのであるから、何とか使いたい。そこで、マイナンバーカードのコールセンターに電話してこの件を問い合わせたところ、次のような回答が返ってきた。「写真を含め申告書はAIで処理する。AIの処理方式で証明書用の写真で絶対だめだとは言い切れないが、書類不備になる可能性がある。」

エッ、コンピュータ処理をするのであれば、写真の背景を消すくらいそんなに面倒ではないだろう。「写真は、窓枠や障子の桟など多少背景が映っていてもいい」という風にすれば、私のように無地の背景がなくてあきらめている人からの申告が増えるのではないか。AIというなら何とかしろよ。

でも書類が返却されてくるのも嫌だったので、写真を取り直して(また700円)、4月8日に書類を送付した。

1ヶ月ほど経って連休が明けても「マイナンバーカードができたから市役所に取りに来い」という連絡がこないので、前述のコールセンターに電話して問い合わせた。答えは、「申請書は正常に受理されている。市役所から通知が行くのを待っていて欲しい。」であった。そこで、また待つことにした。

さらに1ヶ月を過ぎた6月中旬頃、しびれを切らして、今度は新潟市役所に問い合わせをした。答えは、「処理をしているところである。通知を待ってほしい。」である。

そして、今日に至る、である。すでに申告をしてから2ヶ月半近く経過している。マイナンバーカードのポータルを見ると、現在2ヶ月ほどかかると書かれている。

マイナンバーカードの必要性は薄いは、メリットは少ないは、写真は面倒だは、交付まで時間はかかるは。これでは、申請を考える人はどんどん減っていくのではないか。普及しないことに合点がいった。(これはSNSではないので、簡単には拡散しないが、でもこのブログを見た人がこのような情報を拡散する可能性がある。口コミは怖い)

もうちょっと、申請する側に立ってシステムづくりを考えなさいよ。

NECを潰すといったデジタル改革担当大臣(内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度))の平井さん、あなたが潰れるくらい、寝る間も惜しんで知恵を絞り出しなよ。


窓口2題

2021-06-22 13:47:06 | 日記

その1 7/11(セブンイレブン)

まだ1世代前のシステムでやっている店舗もあるようだが、最近、多くの7/11の店舗で支払いの商品のバーコード読み取り以外のすべてを客にやらせるレジを採用している店が増えてきた。

店員が(誰が触ったともわからない)お金に触ることがないので、衛生上、特に、このコロナ禍では、店員を守る対策としては良いとは思う。

また、店員が誤って請求したり、お釣りを渡したりすることも少なくなるから、金銭面でのお客とのトラブルを少なくし、店員を守ることにもなる。また、金銭を扱うためのスキルも不要になるので、採用が楽、訓練が要らない等の店舗側のメリットも大きい。

しかし、年寄りは置いてけぼりである。コロナ禍を口実にした、顧客サービス低下だと感じる。

 私:だんだん面倒になる。

 学生アルバイト風の店員(以下、店員):そうですか。

 私:年寄りには厄介だ。

 店員:・・・・

 私:レシートは?

 店員:(無言で)レジの客側に出ているレシートを取って渡す。

 私:ありがとう。

その2 銀行の窓口 ATMと昼間の窓口の閉鎖と窓口処理

銀行のATMがICカード対応になっていて、指認証(たぶん指紋認証ではなく、指の静脈認証?)で本人認証をする必要があり、本人でないと引き出せないようになっていることが多い。指認証のに加えて、暗証番号の入力も求められる。

確かに、セキュリティ上は好ましいのだが、貯金から引き出しを行うのは本人とは限らない。家族や信頼している人がATMから現金を引き出す必要だって出て来る(例えば病気や老齢化)。

銀行によっては、ICカード対応機とICカード非対応機の両方を設置してこのような需要に対応しているところもある。

某銀行は多くの支店でIC対応のATMしかないところもある。これなぞは、セキュリティに名を借りた顧客サービスの低下(利益率の向上?)としか思えない。

また、某銀行では、「コロナ禍」のため、11時30分から12時30分まで窓口を閉鎖している。これはコロナ禍を口実にした、顧客サービスの低下の顕著な例だと思いう(一番混雑する時間帯に合わせて要員を配置しなくて済む)。

また、銀行で振り込みをするときは、必ず日付、氏名、電話番号、金額を書かされる。コンビニでは振込用紙を提示するだけで済むのに。DXの時代、簡単にコンビニのようにできるはずである。それとも利益が少ない振込処理をやめるための顧客いじめなのか?

 行員:(無言で記入用紙を渡す)

 私:銀行は相変わらず書かせるんだよナ。コンビニは書かなくていいのに。

 行員:・・・

お~い銀行、君は一体どこに行くの?