本やテレビでその名前を見つけるとつい気になって見てしまったり、買ってしまったりするという事は、つまりファンなのだが実はけっこういる。
まず3人挙げるとすれば手塚治虫、岡本太郎、星野道夫(敬称略)
手塚治虫は子供の頃『リボン』という雑誌の『リボンの騎士』を毎月楽しみに見てて、その後『鉄腕アトム』も毎週テレビを観てたし、今でも心に残ってるのは、『きりひと賛歌』『ジャングル大帝レオ』『火の鳥』など挙げたらキリがないが、生命の尊さと思いやりを自然に教えられた。
ほとんどの主人公がまわりと1人だけ違ってる孤独を背負ってるところにも惹かれた。手塚治虫記念館が川崎か横浜か?に出来るというという話が立ち消えになってがっかりした。
岡本太郎は大阪の万博、青山の記念館、川崎の美術館、明日の神話(壁画)など行ったが、天衣無縫の見本のような感じが伝わってくる。
赤ちゃんを見てると何をしても存在自体が面白く見てて飽きないが、まさにそんな興味と似たものを感じる。
記念館に行った時にほんの数行、感想を書いて帰ったら、その後岡本敏子さんの名で毎年、年賀状(自筆を印刷してある物)が、亡くなられる前の2005年迄来てた。館に来て住所を書いた人全員に出されてたのだろう。太郎さんの事を本当に大事にされてたのが伝わる。
星野道夫はその名前が本名だと知った時はなんとぴったりな綺麗な名だろうと思った。
本や写真集や「アラスカ風のような物語[ビデオ)」を時々見ると、心地良い風に吹かれたような、心が洗われたような、上手く言えないが癒される。
「同じ時間をアラスカで熊が生きてるのが不思議」と書いておられたが、そんな不思議に思える空間が永遠に地球上に存在する事を願う。
尊敬する魅力的な3人の共通する所を考えてみた。
<一途で純粋><真摯な様子の中の無邪気な笑顔><衣食住、富、名誉、などに関心がなくストイックな雰囲気>
偶然、全員男性・・・今の時点で女性で同じような人が浮かばない。
ずっと生きて活躍して欲しかったけど残念ながらこの世を去られたが、永遠に生きてるような存在感があるところも共通点。
素敵で興味の尽きない人は年齢と共に増えていき、読んだり見たりして過ごしてると、自分自身の事に対して努力する時間が必然的に減り、尊敬する方達と逆方向になり皮肉ですが、見たいテレビ、DVD、本、ブログが多すぎる。
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