2月は日数が少ないうえに「に」のごろ合わせ?か、2月はにげるともいうらしい。
だからというわけではないけど、家の中であるものが行方不明になった。
それは夕方から夜にかけてなくなったので家の中に絶対あるはずなのに、行った部屋や歩いたところを何度見てもない。そういう時は一旦諦めて暫く経つと出てくることが経験上多いので寝ることにしてお布団に入ってから閃いた。以前他の物と一緒に無意識にゴミ箱に捨てたことがある。その時も大事な物だけど小さいサイズだった。見つけた時、なぜ捨てる時に気が付かなかったのか・・その無自覚の恐ろしさを知った。そうだ!ゴミ箱だ!そう思ったけど夜中にゴミ箱あさりは痴呆老人そのものなので止めておき明日朝探そうと思って寝た。少し嫌な予感はしたけれど・・
そして、その嫌な予感は当たった。次の日が燃やすゴミの日であることを忘れてた。うちはゴミ出しは早起きの夫の担当なのだ。しっかり出してあったので後の祭り。諦めてコーヒーでも飲もうとティファールでお湯を沸かそうとした時、その横に隠れるように探しものはあった。えー!?キミ、絶対隠れてたよね?
まさか、いつここに置いたのかさっぱり思い出せないけど、今までの無駄な時間は何だったの?それこそ1番返って来ないものの最たるものが無駄に使った貴重な時間。
思えば、ボケたとしたらその日その時間しか生きてないから、こんな風に振り返ることもなく時間を無駄にしたなんて概念ないだろうから、ボケてないことが自覚できたってことで良しと切り替えることにした。終わり良ければ総て良し。
探し物 諦め見上げる 冬の月