友人から枯露柿が美味しくなったよとのメール。今朝のように朝の寒さを感じるようになると枯露柿が恋しくなります。
とにかく出かけるよりしょうがないと、午後、カメラ持参で食べるより写真に撮るを目的で出かけました。
枯露柿は主に「百目柿」を干し柿にしたもので、ただ単に皮を向いて干しただけ出なく、その工程は色々と工夫を凝らし、透明なあめ色に仕上げています。そんな見栄えと味が評価され、アメリカ(主にハワイ州)に輸出して評価を得ています。
産地の「松里地域」は山梨県甲州市の上井尻東、上井尻西、三日市場、小屋敷、藤木、下柚木を指し、その歴史は古く武田信玄の時代から冬の保存食として食べられていたようです。
松里地域の近くには武田信玄公ゆかりの恵林寺もあります。多分、武田信玄公も「ころ柿」を持って戦に出陣していたかもしれません。
今の時期、柿をほす棚の素朴さと幾何学的な模様が、絶好の被写体になりますので、県外からのカメラマンも多く見受けられます。
みなさんも一度、お運びください。新しい何かが見つけられると思います。
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