信玄堤は、甲府盆地を釜無川の水害から守るために、戦国時代に武将武田信玄が築堤した河川堤防です。
今の時代では、信玄堤が破堤することは考えずらく、往年の先達者の知恵と英知が現代社会でも役立っています。
その一つの手段として、堤防背後に植栽された欅で、その根張は強く堤防の漏水はあっても破堤はこの欅が受け持ち防護している。
今もこの欅林は、堤防を守るという役目を果たしていると共に現代人のための自然環境保全の場として、大いに役立っている。
そうして今では我々のようにウオーキングの場としたり、時に子供の遊び場や教育の場としても役立つている。
毎週この欅林をスケッチするために来ている人に話を聞いたが、生活の場でもあるとの発言もあった。