今日は神戸市長田区にあるFMわぃわぃさんにお邪魔してきました。
FMわぃわぃさんは鷹取駅の近く、カトリックたかとり教会の2階にありました。
この鷹取駅付近も震災の損傷がとても酷かったのですが、震災後この街をおもちゃ箱のような
明るい街にしよう!という事で鷹取救援基地のボランティアさんが
街の至る所に楽しい絵を描いてくれたそうです。
それに復興後震災の教訓を活かし、家と家の間に距離を設けて道もつくりました。
なおかつ家を離しすぎても気持ちは離れないようにと家の前にそれぞれの
名前を書いた時もあったそうです。
FMわぃわぃさんのある、
たかとり教会のキリスト像は震災の時も燃えずに残り、
周りからは奇跡のキリスト像とも呼ばれています。
長田には多国籍の方が沢山住んでいてこのキリスト像もベトナムから
もってこられたんですね。
だからFMわぃわぃさんの番組も多国籍言語の番組が沢山ありました。
なんとアイヌ語の番組までありました。
北海道の二風谷から録音して送られているみたいですね。
パーソナリティは蔀より子さんとたいぞーさん
なんとたいぞーさんはパン屋さん!!
美味しいパンをプレゼントしてくださいました。
1時間番組なのに30分くらい出演させていただきました。
蔀さんが淡々とお喋りする中、
たまにたいぞーさんがそれに頷いたりしたり、
なんとも和んでいた番組でしたが、
篰さんが『森さんはゲスト出演を全国でしていて伝えたい事はなんですか?』
と聞かれた時、戸惑ってしまいました。
『せっかくまわっていらっしゃるんだから、新潟の震災の事も皆に伝えてほしい』
とお言葉をいただきました。
柏崎に縁が深いわけだし、震災の後の潰れた家屋も見てきました。
確かに風化させてはいけない事実ですね。
とても考えさせられる一日でした。
神戸の町はいかがでしたか??
まだ、見えないところで震災の後も残っているのでしょうか…。当時、朝のニュースで見た映像が忘れられません。完全に元通りとは、ならないのでしょうか…。心の復興も…。
新潟の二回の地震の事、LIVEで聞いた事がありましたね。
今日の様に考えさせられる日が時々ある事、大切だと思いました。私も改めて考える事できました。ありがとうございました。
しかし、街が復興するまでの人々生きる力の大きさは素晴らしいものでしたね。
私は実際に行ってはいませんが、
生きること、街を起こす力と災害救援の人々の努力は目を見張ります。
災害救援ボランティアを行っている卒業生がいます。
一昨年、学生たちの講座で災害救援ボランティアの講座を開きました。
地震を焦点にしぼり、ハザードマップセンター版も作成し、
実際に起きたことを想定しての講演をしてもらいました。
特に自然害の苦しさ、身に起こらないと理解できないこともあります。
私は、20代前半の水害で3F建ての家の2Fまで水没するという実体験を持っています。
茨城県、水戸市那珂川の側に実家があります。
目の前で起きたこと全てを今も忘れられません。
現在は堤防が出来たことでそのようなことは起こらないですが、
流されてくる車や家屋、助けを求める人が・・・
水も電気も使えない。家はない。食べるものは配給。
家屋を失くし、引っ越していく方々もいました。
長くなってしまうので。。
自然災害は、避けて通れないもの。
起きた時には慌てない方はいないので、
最低限の「身を守る」ことをしかないのです。
家から逃げることの出来た私が川から1kmも離れていない場所に行ったとき
そこは、平常で動く世界でした。
水害よりさらに震災は怖いものです。
新潟の震災への募金活動をさせていただいた記録が残っています。
コミュニティーFMはそのような災害のために地域の皆さまにより早く情報が届くもの。
神戸の皆さまのパワーのすごさは、震災力。
自分の街で起こらないとも限らないのだと意識を持っていくことを教えてくれたのだと
改めて、神戸の、新潟の皆さまに思います。
自分のことまで書いてすいませんでした。