Share the Wind 

2014年に小学校を建設。
家族がともに暮らせ、夢を持ち歩める環境へ。

次なる一歩。ローカルNGOに向けて。

2017年10月23日 | 日々


10月の初めに新しく入ったスタッフ。

今ではスタッフ同士で技術を教え合っている。

立上げの頃は縫い間違えては、すぐにプンプンと怒り出し、時には涙を浮かべながらつくっていたスタッフ達。
最初の頃は、彼女達の感情表現についていけず、あの頃は毎日が精一杯だった。

そんなスタッフが今は教える側にまわり新たな子を育てている。

10月に入った彼女、今では新商品づくりのための大切なスタッフの1人。



負けず嫌いな彼女。
分からない部分を聞いては、改善し自分のものにしている。

そんな彼女達の姿に学ぶものが多くある。
同時にこれからのことを考える。




小学校に工房を建設、その意味をこれから行動に移していきたい。

家庭的な状況で通学が困難だったスタッフ達の新たな出発の場、
そして親と子ども達の教育を繋げる場。

現在の5名の若いスタッフ達から親世代へ。

それがShare the Wind次なる一歩。バッグ作りを通して、この2つの目標を実現させたい。



Share the Windを立上げ、来月で5年。僕がカンボジアに住み3年目を迎えた。

この1年間、スタッフの成長を見て感じたことは僕自身と団体も成長していかなければならないということだった。
維持するのではなく前へ前へ挑戦していく。


現在Share the WindではカンボジアのローカルNGO取得に向け話を進めています。
カンボジアで活動の基盤をつくり、その上で活動を継続していく体制をつくりたいと思っています。
工房を建設し、次なる目標に向け進んでいる今、その体制を整えて行く時期だと感じています。

政府への登録の際にかかる費用、4000ドル(45万円)を皆様のご寄付より集めさせていただければ大変助かります。
本来であれば団体の予算より捻出するべきなのですが、現在の段階ではその費用を確保することが難しい状況です。

ご理解いただき、皆様のご寄付をもとに申請をさせていただけたら幸いです。

寄付に関しては、下記のHPよりご案内しています。
http://share-the-wind.sunnyday.jp/support/


カンボジアからの発信にも関わらず、こうして日々活動が続けられることはご協力してくださる
皆様のおかげです。誠にありがとうございます。

Share the Windとしても、新商品をつくりながら、親の雇用に向け精進していきます。

これからも現地の状況を皆様にお伝えしていきます。



Share the Wind
代表 内田隆太



工房が完成して。

2017年10月07日 | 日々

 

カンボジアからこんにちは。

ブログは随分と長い間更新せず。(反省。。)
これからはブログもFacebookとともに更新していきます。




この2,3ヶ月は得たものが沢山。
自分と活動と向き合い、気づいたこと。
自分が動かなければ変わらない。自分でチャンスをつくりだしていく。


工房建設が終わり2週間を迎えた。

9月の中旬には2年ぶりの日本への帰国。

久々の家族との再会。誕生日を迎え家族みんなで食事!友人との乾杯。

2年。その中で何が出来たのか。何かが変わったのか。
成果。自分の中でそれが2年間の間に見出せずに帰国をしていなかったのかなと思う。
どこかこれまでの環境を維持し、それに言い訳をしていた自分がいたのだと思う。

今回の日本帰国。

村でバッグ作りを行い、現在5人のスタッフが働いている。
彼女達の今の生活、これからの未来を考え、そこに自分の今を照らし合わせるとこのままではいけないと感じている。

日本では、2年前に文房具等の物資を頂いた、母校の中学へ訪問し校長先生から地元での展開のアドバイスを頂いた。
そこから市役所を紹介して頂き、国際交流部の方々と相談。
時間はかかるかもしれないが、1つ1つの繋がりを大事にそこでチャンスをつくりだしていきたい。

その他に母校の大学へ挨拶に行き、繋がりから頂いた大学で講演。

自分で口に出していくことで、今するべき1つ1つが見えて来る。

そして2週間ぶりにリエンポン村へ。

工房に着くとみんなが緊張意味で照れくさそうに待っていた。

2週間分のバッグもしっかり仕上げて来て、スタッフの成長を感じた期間でもあった。

小学校建設の時もそうだけれど、完成後周りにはレンガの破片や糸、釘、セメントを練った場所がむき出しになっていたりと
何より掃除が大変。
日本で太った分、良しダイエットと思いスタッフとともに日々掃除。

彼女達の手で1つ1つこの工房の環境、雰囲気を作り上げて欲しい。



工房には、スタッフが妹を連れて遊ばせてたり、親が散歩に来て家庭や悩みを話に来たり。

小学校にある工房。
その意味をこれからスタッフと村人へ届けたい。そしてみなで小学校を育みたい。



カンボジアでの活動基盤。
工房も建ち、この先活動して行く中でShare the WindをカンボジアのローカルNGOにしようと決意。
今年中に取得できるように今進んでいます。
しっかりとした基盤の上で村、そして小学校、スタッフをサポート出来る体制を今つくり上げていきます。
この先、スタッフを増やしながら、来年には親の雇用を目指し新たなプロジェクトを開始します。



それにはどうしても活動資金が必要になります。
これまで、建物を建てる際、生徒達の社会科見学際など皆様のご支援を頂いてきました。
本当にありがとうございます。
小学校に関して今は、資金が必要なサポートはしていませんが、現在の活動にはスタッフの給料や材料費、備品等の活動費がかかります。

Share the Windでは、これから月々の寄付を皆様から頂きたいと思っています。

昨年の8月、立上げの時に仕事に入った子が、今年の10月から中学校へ行きます。





(リエンポン小学校は今年初めての卒業生を迎えました。)
当時から貯めていた教育費で今、始まる前の補習授業に通い、制服や筆記用具を購入しています。

僕は、仕事を通してスタッフの中から次の世代に繋がる大人を育てていきたい。

月々1000円、3000円、5000円、10000円。月々クレジットより自動引き落としされます。
どうかご協力を宜しくお願い致します。

http://share-the-wind.sunnyday.jp/support/



また小学校建設時につくったTシャツも販売させて頂きたいと思います。
2013年の2月にリエンポン村へ初めて訪問し、この村に小学校を建てようと決意し、
その時の滞在期間中に少しずつ距離が縮まっていった中で撮影した1枚の写真。

もう1枚は、村の雰囲気を感じて貰いたくつくりました。

シェムリアップでは、カフェサイジュで販売しています。
https://www.facebook.com/kenchansweets/

色は白・ピンク・グリーンの3種類です。サイズはS・M・Lがあります。

ご連絡お待ちしております。


20歳の誕生日に初めてカンボジアに来てから5年。
今、カンボジアでこうして活動できていること、そこにはもちろん悩みや不安はあります。
けれども、幸せです。
村でスタッフの成長を見れること。周りで応援して下さる方の支え。

この1年、自分で動きながらShare the Windの活動をしっかりと継続し、ステップアップしていける体制を
つくりあげて行きます。
スタッフ1人1人の成長、子ども達の勉強。
リエンポン村を良い方向へ持って行くのはリエンポン村の村人だと思っています。

どうかShare the Windの活動にご協力を宜しくお願い致します。

内田隆太