10月の初めに新しく入ったスタッフ。
今ではスタッフ同士で技術を教え合っている。
立上げの頃は縫い間違えては、すぐにプンプンと怒り出し、時には涙を浮かべながらつくっていたスタッフ達。
最初の頃は、彼女達の感情表現についていけず、あの頃は毎日が精一杯だった。
そんなスタッフが今は教える側にまわり新たな子を育てている。
10月に入った彼女、今では新商品づくりのための大切なスタッフの1人。
負けず嫌いな彼女。
分からない部分を聞いては、改善し自分のものにしている。
そんな彼女達の姿に学ぶものが多くある。
同時にこれからのことを考える。
小学校に工房を建設、その意味をこれから行動に移していきたい。
家庭的な状況で通学が困難だったスタッフ達の新たな出発の場、
そして親と子ども達の教育を繋げる場。
現在の5名の若いスタッフ達から親世代へ。
それがShare the Wind次なる一歩。バッグ作りを通して、この2つの目標を実現させたい。
Share the Windを立上げ、来月で5年。僕がカンボジアに住み3年目を迎えた。
この1年間、スタッフの成長を見て感じたことは僕自身と団体も成長していかなければならないということだった。
維持するのではなく前へ前へ挑戦していく。
現在Share the WindではカンボジアのローカルNGO取得に向け話を進めています。
カンボジアで活動の基盤をつくり、その上で活動を継続していく体制をつくりたいと思っています。
工房を建設し、次なる目標に向け進んでいる今、その体制を整えて行く時期だと感じています。
政府への登録の際にかかる費用、4000ドル(45万円)を皆様のご寄付より集めさせていただければ大変助かります。
本来であれば団体の予算より捻出するべきなのですが、現在の段階ではその費用を確保することが難しい状況です。
ご理解いただき、皆様のご寄付をもとに申請をさせていただけたら幸いです。
寄付に関しては、下記のHPよりご案内しています。
http://share-the-wind.sunnyday.jp/support/
カンボジアからの発信にも関わらず、こうして日々活動が続けられることはご協力してくださる
皆様のおかげです。誠にありがとうございます。
Share the Windとしても、新商品をつくりながら、親の雇用に向け精進していきます。
これからも現地の状況を皆様にお伝えしていきます。
Share the Wind
代表 内田隆太