カンボジアで新年を迎えるのは何回目だろう。
12月、日本の冬に少し懐かしさを感じながら
今日は空いている時間に村を散歩しながら、親達と話してきた。
今年の稲刈りは昨年より遅く、この時期になってもまだ終わっていない。
スタッフの中にもまだ稲刈りに行っている子がいる。
はやく戻ってこないかな~と思いながら工房で作業。
最近は小学校の関係で校長先生と話す機会が多い。
その関係づくりに難しさを感じている。校長の意見が村人の教育の声では決してない。
親達が理解した上で実行に移したい。けれども、学校の予算が足りないな中で進めていく校長の意見。
それに親たちも疑問を持ち、小学校から遠ざかっている気がする。
どうすれば良いのか。
そんなことを考えながら、村を散歩。
ふと覗くと3人並んで寝ている子どもの姿。
こういう姿が自分の原点を見つめ直させてくれる。
同時にこの子の子達の5年、10年後を考えたりする。
学校にいつも協力してくれていたお父さんの家へ。
最近の校長の動きも知っていて、お互いの意見を言いながら
子ども達にとって1番良いことは何か。という話をしていた。
教師と親の繋がり。本当に大事なことだと思う。
そして僕自身が今後どうやって関わっていくか考えるキカッケともなっている。
1つ乗り越えたら、また1つもっと大きな壁が。12月は壁、壁、壁。。。
でもそれは越えなければいけないもの。
最近は、どこの家庭にいってもココナッツのジュースを貰う。
飲みながら、仕事や子どもの話をする。そんな時間、もっと多くとろう。改めてそう思った。
これからいつものようなブログを書きながら、
こうして村やシェムリアップであったことも短い文章で書いていきたいと思う。
自分の中での振り返りや整理を含めて。
今は、村での親の雇用の話し合いを進めながらシェムリアップでも
ともに仕事をするスタッフを探している。
どんな子が見つかり、ともに仕事をするか。
楽しみ。
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隆太