未来の娘へ送る日記

いつか母になった時に目を止めてくれると嬉しい^^

映画“ひまわり”~感動の名作

2014年02月25日 19時25分46秒 | 映画
ソフィアローレン主演の反戦映画で戦争の悲劇を描いた作品。

久しぶりに映画を観て感動した。(テレビで)

戦争で引き裂かれ、それぞれに家庭を持った二人は再会するが、

“壊してはならないもの”をわかっている大人だった。

今時の映画監督なら・・・家庭を捨てて、逃避行というところだろうか・・。

この映画は反戦映画として、扱われるが、

私にとっては成熟した大人のラブストーリーだ。

ハッピーエンドで終わらないところが余計に

二人の愛の深さを物語る。

何度でも観たい映画の一つ。





ウイキぺディアより

第二次世界大戦終結後のイタリア。出征したきり行方不明の夫の消息を求め、関係省庁へ日参する女性の姿があった。

戦時中、洋裁で生計を立てるジョバンナとアフリカ戦線行きを控えた兵士・アントニオは海岸で出会い、すぐに恋に落ちた。12日間の結婚休暇を目当てに結婚式を挙げたふたりは幸せな新婚の日々を過ごすが、休暇の12日間は瞬く間に過ぎてしまう。精神疾患による除隊を目論んだアントニオは首尾よく精神病院に入院するが、あえなく詐病が露見。懲罰の為、ソ連戦線へと送られてしまう。

終戦後、ジョバンナは年老いたアントニオの母親を励ましながら夫の帰りを何年も待ち続け、ようやく同じ部隊にいたという男を見つける。男の話によるとアントニオは敗走中、極寒の雪原で倒れたという。ジョバンナは愛するアントニオの生存を確かめるため、ソ連へと足を運ぶ。

かつてイタリア軍が戦闘していたという街でアントニオの写真を見せて回るジョバンナだったが、一向に消息が掴めない。そんな中、戦後も祖国へは戻らずにロシア人として生活しているイタリア人男性と出会う。しかし彼は多くを語らず、また、アントニオの事も知らないと言う。ジョバンナはもしやアントニオもと、微かな不安を抱く。

言葉も通じない異国で尚も諦めずにアントニオを探し続けているうちに、写真を見た人から一軒の家を紹介される。そこには、若妻風のロシア人女性・マーシャと幼い女の子・カチューシャが暮らしていた。言葉は通じずとも互いに事情を察するジョバンナとマーシャ。やがて汽笛が聴こえ、マーシャはジョバンナを駅に連れて行く。汽車から次々と降り立つ労働者たちの中にアントニオの姿があった。ジョバンナはそのまま何も言わずに汽車に飛び乗り、涙を流し去って行く。

駅でアントニオはジョバンナを目撃していた。苦悩した彼は数ヵ月後、マーシャの許しを得てミラノに向かう。再会した二人だったが感情がすれ違う。ジョバンナにも新しい夫と子供が居る事を知ったアントニオはソ連に帰ることを決心する。翌日モスクワ行きの汽車に乗るアントニオをジョバンナが見送りに来た。彼を乗せた汽車が去っていったこのホームは、数年前彼女が戦場へ行く若き夫を見送った、その同じホームだった。

『プリンセス・トヨトミ 』   ついに大阪国独立か?

2011年05月28日 15時38分56秒 | 映画
プリンセス・トヨトミを観に行った。

感想は・・・・・・・・・。

プリンセス・トヨトミといっても主役は会計監査員(堤真一)の方かな??

途中で登場する“大阪のおばちゃん”は圧巻

大阪のフリーアナウンサー宮根誠司が


“大阪のおばちゃんは豹よりもヒョウ柄が似合う

“大阪は独立国

“大阪は治外法権



・・・って言ってたなあ~

決して、私は思っておりません^^




そう・・その通りのストーリー展開!!??

じーーーっと観ていると実際に起こっても不思議がないくらいのリアルな感じのストーリー



大阪夏の陣から生き延びた国松の子孫がプリンセスの『大阪国』。

やくざの子が引き起こす“虐め”も現実にほど遠くはないような???

兎に角、作者はよく知らないが

ネイティヴではなく、大学か就職で大阪を経験した人ではないかと感じた。

※ネイティヴだそうだ!大阪出身で京都大学法学部卒。大阪の外から大阪を見て
書いた作品なのかもしれない。

ストーリー-のおもしろさよりも舞台になった大阪の光景が実に興味深かった。

欲を言えば、実際に『大阪国』が独立した後の姿を描いて欲しかったなあ~

独特のルールや独自の文化を作者なら、描けたのではと思うが・・・残念^^

映画館で時折起こるネイティヴのどよめきには驚いた^^

最後の出演者の字幕で・・・

エキストラ・・・大阪国民のみなさん

と出てきた


何はともあれ、大阪のパワーを感じる映画だった!!


こっそり映画館へ^^

2011年01月19日 16時47分58秒 | 映画
“僕と妻の1778の物語”

詳細は省略するが、

余命1年のがん宣告を受けた妻にSF作家である夫が自分に出来ることを模索し、
笑う事で免疫力がアップすることもあると言う事を知り、妻に一日1話の笑える小説を書く決心をする


命や夫婦愛も心に深くしみるストーリーであったが、

一番印象的だったのは上記した部分である

人が人へ思いを伝えようとする時、必要な事は何をするかではなく

自分の気持ちを伝える“誠意”だと感じた

昔、“北の国から”のドラマの中で、純が相手の女性に妊娠、堕胎させたとき

五郎と共に女性の叔父の元へ謝罪に行ったシーンで

伯父「蛍ちゃんが同じことをされたら、どう思うかを考えて欲しい」

  「あなたにとって、誠意ってなんですか?」

女性の伯父にこう言われて、五郎は“誠意ってなんだろう”と考える

結果、木の家を建てる為に買った木材を全て売ることにした


このドラマを見た時に感じたこととよく似ていた

大切な人へ大切な思いを伝える時も必要なのは“誠意”

謝罪の気持ちを伝える時も必要なのは“誠意”

今の自分に何が出来るのか?を真剣に考えることが

“愛”であり“謝罪”だと私は思う


夫婦愛については我が家は百歩も及ばず・・・未だに割れ鍋とドジ豚夫婦^^

映画ゴースト~ニューヨークの幻・・・DITTO

2010年11月30日 07時47分42秒 | 映画
久しぶりに“ゴースト”をテレビで見た

大分はしょってあり、肝心なところが抜けてる感じもした

映画館では



生前は決してサムが言わなかった台詞・・・で
モリーが愛してる?と言うと
サムは「同じく」としか答えなかった


ラストシーンの場面では台詞が逆転

サム「愛してる」

モリー「同じく!」

なのだが、

テレビでは

モリーのセリフ部分が

「同感」だったり「私も」だったり・・・

英語の台詞を何度となく再生してみるけれど・・・me tooではない

土曜の夜、家族三人でテレビのスピーカー部分に耳を付けて聴いたが、聞き取れず・・・

何と言っているかわからない

でも、やっとわかった♪

dittoだった

日本語の同上に近い言葉だそうで・・・

長い間の疑問がやっと解決し、胸のつかえがとれた♪

それにしても

同感・・・でもなければ、私も・・・でもない・・

やはり日本語の「同じく」が台詞としてはぴったりくるような気がする

戸田さんの翻訳はすごい

やっと解決し、我が家はdittoがブーム


湊 かなえ の “告白”映画

2010年07月14日 19時22分25秒 | 映画
恐ろしかった・・・


愛娘を教え子に殺された教師の復讐劇・・・・(必殺仕事人より怖い)

愛娘を殺された母親の苦しみ・・・・

犯人二人が抱える家庭の事情・・・・

現代の中学校の荒廃・・・・

少年法に対する疑問・・・・

中学校教師の資質・・・・

エイズに対する偏見・・・などなど

考えさせられることが多い映画だった。

原作にほぼ忠実に作られていた。

見事に現代社会の闇を描いていると思う。


こわっ