一日だけ、セルフケアのためにオヤスミした、さぶからのレポートです。
充電して、また新しい感動がありました。
週末は、東京に来てブラッシュアップしてからまたもどります。
******************************
2011年3月31日 23:11
こんばんは
今日はちょっと寒かったですね。
みんなは風邪などひいていませんか?
私は昨日一日休んで少しリフレッシュできました。
ガソリンも入れられて一安心です。
スーパーの棚にも彩りが少しずつ戻ってきました。
昨日はお昼に野菜のたっぷり?入ったラーメンを食べました。
いつもなら何とも思わないラーメンが本当に愛おしく、そして温かくて美味しかった。。!
心も体もレギュラー20リットルくらい補充出来たので、今日は快調な気分で出かけました。
あれよこれよという間にやることになってしまったアートワーク。
そのプレッシャーや不安に押しつぶされそうな私がいました。
それを終えて、一日休みをとって、新たな出発です。
(でも昨日の午前中のうちは、行くか行かないか迷っている間、子供たちのことが気になってしょうがなかった)
「今日は、ただ子供たちに寄り添おう。特別な事は何もしなくていいんだ」
そんな気持ちで。
子供たちの顔が浮かびます。
体育館の駐車場に車を停めて、歩いていると広野町の方たちとすれ違います。
「こんにちは」と声をかけると、笑顔で返してくれます。
嬉しかった。
私の声も弾みます。
体育館の中に入ると子供たちの元気な声が聞こえてきます。
何人かの子供たちが絵を描いていました。おなじみの顔、新しい顔が迎えてくれました。
『さぶちゃんおはよー!』
今日も可愛い声で挨拶をしてくれました。
『おはよう!何描いてるの?』と私
『妖精!』
お友達とみんなで妖精になって楽しく飛んでいる絵でした。
初めて顔を見る二人の女の子に声をかけます。
小学五年生と小学三年生のおしゃまな子達。
この二人は鉛筆で女の子の絵を描いていました。その後は折り紙で魚を作ってくれました。
解りづらい折り方でも難なく折っていきます。
夕方はルービックキューブに夢中になっていました。
頭の回転が良い!!
私が会場に着いて、一時間くらい経つと、子供たちは二階の座席のある所に遊びに行ってしまいました。
鬼ごっこが始まったようです。
一人、男の子が残りました。
なんと
キカンボ君です。
そーっと何を描いているのか見ると…
ウルトラマンです。
折り紙の裏に描いています。
『見ちゃだめ!』
はーい、と言いながらもチラチラ。
キカンボ君は嬉しそうに恥ずかしそうに
『だめっ』
と言います。
この子が一人で絵を描いているのは本当に珍しく、描いたとしても途中で終えてしまうのです。
でも今日は何かが違う。
沢山のウルトラマン顔を描いてくれました。
描き終えると、一つ一つのウルトラマンの説明をしてくれます。
作文調に読み上げます。(文字など、どこにも書いていないのに)
即興で話をしています。
『ウルトラの父はいつも家族を守って頑張っています。』
『ウルトラマンセブンは今日も元気に飛び回ります。』
興味深いのでしばらく話してもらいました。
するとキカンボくんのお母さんが来て、
『わー!凄い上手!』
本当に驚いているようでした。
前にも書きましたか、キカンボ君は本当に絵を描いたりすることは無かったらしく…
お母さんは言います。
『ここに来てからだよね。みんなと一緒にいるからかな?』
嬉しそうに笑いながらお母さんは言います。
描き終えるとキカンボ君はみんなのところへ元気に走って行きました。
その隙にに私はお道具箱作り。
固めのダンボール箱に白い画用紙を張ります。
子供達の可愛い絵や折り紙を貼り付ける為です。
片付けが楽しくなるように。。
でも
やっぱり
来た。
わー
わー
きゃー
きゃー
沢山の賑やかな声が向かってきます。
『何やってるのさぶちゃん!』
『私もやる!』
『折り紙を箱に貼ってるの』と私。
『やるやるー!』
ということで、子供たちに折り紙を折ってもらいます。
ヤッコサン
ハート
チューリップ
この辺りで三年生の女の子が来てくれました。
お花好きの女の子の話では、三年生の女の子は今日は風邪で寝ているという事だったので、少し心配です。
『起きてて大丈夫なの?熱は?』と聞くと
マスクをしている彼女は言います。
『朝は七度だったけど、今は六度五分に下がったよ』
そう言うと、折り紙を折り始めました。
彼女は声が出しにくそうだったので、今日は筆談で会話をしてくれました。
初めての女の子もいて少し緊張気味な様子でした。
畳三畳分のマットの上で子供たちのドラマは毎日繰り広げられます。

みんなでせっせと折り紙を折ったり絵を描いたり。
今日は五年生の男の子もデッサン風に絵を描いています。
小さな子も描いています。マットの上はとても賑やかです。

いつも茶化して、俺は絵なんて描かないぞというお笑い担当の四年生の男の子もみんなの様子を見て…
『俺も今日は描こうかな』と言います。
紙とクレヨンを渡します。
『いや、ボールペンでいい』
どうやら五年生の男の子のデッサン調に影響されたようです。
出来た絵は大根。
みんなが笑います。
大根という字もヘンテコに書きます。
また笑いが起きます。
私も可笑しくて笑ってしまいました。
賑やかな場に、大人たちも何人か寄ってきて声をかけていきます。
そんなこんなで、お道具箱が完成しました。
また子供たちは二階へと走ります。
元気良く。
でも心配なところもあります。
風邪や体が何となく痛い(足や手)という子供が増えています。
私にピッタリと寄り添う子供もいます。寒さもあります。
きっと寂しさも…
不安な気持ちも…
一日も早く暖かくなることを、安心な場が増えることを強く願います。
走りゆく子供たちを見送り、私は片付けに取り掛かります。
しばらくするとオトナシイ四年生の男の子が絵を描きに来てくれました。
彼はとても繊細な動物の絵を描いてくれました。
普段も休み時間は、ずっと絵を描いているようです。
折り紙も独自に編み出したクワガタや怪獣、ハート、家を折ってくれました。
『明日もまた描きに来るね。』
と言って静かに自分の家族の元に帰って行きました。
そろそろ帰り支度をするかと、落書き帳の整理をし始めると、落書き帳の何枚かに素敵な絵が描かれていました。
あの苺のしげるおじいさんです!
大根、トマト、カブ…他にも何枚か。

感動です。
私の知らないところで、素敵な表現をしていたのです。
これは飾らなければ!皆さんにも見てもらおう。
子供達の絵の脇に飾りました。
ぐっと大人っぽい空間が生まれました。
それを貼り、子供たちにまた3日の日に来るねと約束をし、今日は帰って来ました。
何だか今日は優しい一日でした。
そうそう!!
29日のサクラのワーク!子供たちが!
昨日(30日)の18時頃、テレビ朝日で放映されました!
チューリップ君の家族に密着したみたいです。
広野の人達も、テレビの前で人だかりになって見たそうです!!
お花の女の子のお母さんから聞きました。
最近、お母さん達とも少しずつお話する機会が増えました。
嬉しいです。
繋がりが・・・
食事が・・・
お風呂が・・・
そして
笑顔が・・・
私はバカなのか、
鈍感なのか、
麻痺しているのか・・・
分かってはいるつもりでも、それはいつも頭で分かっていることで。。。
でも今は心から…
当たり前で
当たり前ではないこと
日常の些細なことが
本当に ・・・嬉しい。
今日の朝、ラジオで『瑠璃色の地球』が流れていました。
普段なら“聖子ちゃんだな”くらいしか思わない。
けど、今日はしみじみと聞き入ってしまいました。
音楽もアート
大根の絵もアート
私たちにはアートがある。
人間にはアートを感じ、表現し、味わえる心の豊さがある。
本当に幸せなことです。
人間で良かった。



ガラスの海の向こうには
広がりゆく銀河
地球という名の船の
誰もが旅人
ひとつしかない
私たちの星を守りたい
朝日が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
***
明日は東京に戻るぞー☆
‐さぶ‐
充電して、また新しい感動がありました。
週末は、東京に来てブラッシュアップしてからまたもどります。
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2011年3月31日 23:11
こんばんは
今日はちょっと寒かったですね。
みんなは風邪などひいていませんか?
私は昨日一日休んで少しリフレッシュできました。
ガソリンも入れられて一安心です。
スーパーの棚にも彩りが少しずつ戻ってきました。
昨日はお昼に野菜のたっぷり?入ったラーメンを食べました。
いつもなら何とも思わないラーメンが本当に愛おしく、そして温かくて美味しかった。。!
心も体もレギュラー20リットルくらい補充出来たので、今日は快調な気分で出かけました。
あれよこれよという間にやることになってしまったアートワーク。
そのプレッシャーや不安に押しつぶされそうな私がいました。
それを終えて、一日休みをとって、新たな出発です。
(でも昨日の午前中のうちは、行くか行かないか迷っている間、子供たちのことが気になってしょうがなかった)
「今日は、ただ子供たちに寄り添おう。特別な事は何もしなくていいんだ」
そんな気持ちで。
子供たちの顔が浮かびます。
体育館の駐車場に車を停めて、歩いていると広野町の方たちとすれ違います。
「こんにちは」と声をかけると、笑顔で返してくれます。
嬉しかった。
私の声も弾みます。
体育館の中に入ると子供たちの元気な声が聞こえてきます。
何人かの子供たちが絵を描いていました。おなじみの顔、新しい顔が迎えてくれました。
『さぶちゃんおはよー!』
今日も可愛い声で挨拶をしてくれました。
『おはよう!何描いてるの?』と私
『妖精!』
お友達とみんなで妖精になって楽しく飛んでいる絵でした。
初めて顔を見る二人の女の子に声をかけます。
小学五年生と小学三年生のおしゃまな子達。
この二人は鉛筆で女の子の絵を描いていました。その後は折り紙で魚を作ってくれました。
解りづらい折り方でも難なく折っていきます。
夕方はルービックキューブに夢中になっていました。
頭の回転が良い!!
私が会場に着いて、一時間くらい経つと、子供たちは二階の座席のある所に遊びに行ってしまいました。
鬼ごっこが始まったようです。
一人、男の子が残りました。
なんと
キカンボ君です。
そーっと何を描いているのか見ると…
ウルトラマンです。
折り紙の裏に描いています。
『見ちゃだめ!』
はーい、と言いながらもチラチラ。
キカンボ君は嬉しそうに恥ずかしそうに
『だめっ』
と言います。
この子が一人で絵を描いているのは本当に珍しく、描いたとしても途中で終えてしまうのです。
でも今日は何かが違う。
沢山のウルトラマン顔を描いてくれました。
描き終えると、一つ一つのウルトラマンの説明をしてくれます。
作文調に読み上げます。(文字など、どこにも書いていないのに)
即興で話をしています。
『ウルトラの父はいつも家族を守って頑張っています。』
『ウルトラマンセブンは今日も元気に飛び回ります。』
興味深いのでしばらく話してもらいました。
するとキカンボくんのお母さんが来て、
『わー!凄い上手!』
本当に驚いているようでした。
前にも書きましたか、キカンボ君は本当に絵を描いたりすることは無かったらしく…
お母さんは言います。
『ここに来てからだよね。みんなと一緒にいるからかな?』
嬉しそうに笑いながらお母さんは言います。
描き終えるとキカンボ君はみんなのところへ元気に走って行きました。
その隙にに私はお道具箱作り。
固めのダンボール箱に白い画用紙を張ります。
子供達の可愛い絵や折り紙を貼り付ける為です。
片付けが楽しくなるように。。
でも
やっぱり
来た。
わー
わー
きゃー
きゃー
沢山の賑やかな声が向かってきます。
『何やってるのさぶちゃん!』
『私もやる!』
『折り紙を箱に貼ってるの』と私。
『やるやるー!』
ということで、子供たちに折り紙を折ってもらいます。
ヤッコサン
ハート
チューリップ
この辺りで三年生の女の子が来てくれました。
お花好きの女の子の話では、三年生の女の子は今日は風邪で寝ているという事だったので、少し心配です。
『起きてて大丈夫なの?熱は?』と聞くと
マスクをしている彼女は言います。
『朝は七度だったけど、今は六度五分に下がったよ』
そう言うと、折り紙を折り始めました。
彼女は声が出しにくそうだったので、今日は筆談で会話をしてくれました。
初めての女の子もいて少し緊張気味な様子でした。
畳三畳分のマットの上で子供たちのドラマは毎日繰り広げられます。

みんなでせっせと折り紙を折ったり絵を描いたり。
今日は五年生の男の子もデッサン風に絵を描いています。
小さな子も描いています。マットの上はとても賑やかです。

いつも茶化して、俺は絵なんて描かないぞというお笑い担当の四年生の男の子もみんなの様子を見て…
『俺も今日は描こうかな』と言います。
紙とクレヨンを渡します。
『いや、ボールペンでいい』
どうやら五年生の男の子のデッサン調に影響されたようです。
出来た絵は大根。
みんなが笑います。
大根という字もヘンテコに書きます。
また笑いが起きます。
私も可笑しくて笑ってしまいました。
賑やかな場に、大人たちも何人か寄ってきて声をかけていきます。
そんなこんなで、お道具箱が完成しました。
また子供たちは二階へと走ります。
元気良く。
でも心配なところもあります。
風邪や体が何となく痛い(足や手)という子供が増えています。
私にピッタリと寄り添う子供もいます。寒さもあります。
きっと寂しさも…
不安な気持ちも…
一日も早く暖かくなることを、安心な場が増えることを強く願います。
走りゆく子供たちを見送り、私は片付けに取り掛かります。
しばらくするとオトナシイ四年生の男の子が絵を描きに来てくれました。
彼はとても繊細な動物の絵を描いてくれました。
普段も休み時間は、ずっと絵を描いているようです。
折り紙も独自に編み出したクワガタや怪獣、ハート、家を折ってくれました。
『明日もまた描きに来るね。』
と言って静かに自分の家族の元に帰って行きました。
そろそろ帰り支度をするかと、落書き帳の整理をし始めると、落書き帳の何枚かに素敵な絵が描かれていました。
あの苺のしげるおじいさんです!
大根、トマト、カブ…他にも何枚か。

感動です。
私の知らないところで、素敵な表現をしていたのです。
これは飾らなければ!皆さんにも見てもらおう。
子供達の絵の脇に飾りました。
ぐっと大人っぽい空間が生まれました。
それを貼り、子供たちにまた3日の日に来るねと約束をし、今日は帰って来ました。
何だか今日は優しい一日でした。
そうそう!!
29日のサクラのワーク!子供たちが!
昨日(30日)の18時頃、テレビ朝日で放映されました!
チューリップ君の家族に密着したみたいです。
広野の人達も、テレビの前で人だかりになって見たそうです!!
お花の女の子のお母さんから聞きました。
最近、お母さん達とも少しずつお話する機会が増えました。
嬉しいです。
繋がりが・・・
食事が・・・
お風呂が・・・
そして
笑顔が・・・
私はバカなのか、
鈍感なのか、
麻痺しているのか・・・
分かってはいるつもりでも、それはいつも頭で分かっていることで。。。
でも今は心から…
当たり前で
当たり前ではないこと
日常の些細なことが
本当に ・・・嬉しい。
今日の朝、ラジオで『瑠璃色の地球』が流れていました。
普段なら“聖子ちゃんだな”くらいしか思わない。
けど、今日はしみじみと聞き入ってしまいました。
音楽もアート
大根の絵もアート
私たちにはアートがある。
人間にはアートを感じ、表現し、味わえる心の豊さがある。
本当に幸せなことです。
人間で良かった。



ガラスの海の向こうには
広がりゆく銀河
地球という名の船の
誰もが旅人
ひとつしかない
私たちの星を守りたい
朝日が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
***
明日は東京に戻るぞー☆
‐さぶ‐
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