自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

サクラサク

2016-03-29 06:17:51 | ボクのクラス
数日前から、目黒川に花見遊覧船がやってくるようになりました。


乗客は満員なのに、桜並木は小さなつぼみばかり。


船からはまだ花見を楽しめそうにありません。


でも、よーく見ると、ちらほらと咲いています。


それにしても、桜並木は誰一人先走ることなく、一斉に咲き始めるのだから、律儀と言うか、、、なんだか不思議だなって思っていた。


ソメイヨシノは、人の手による交配によって作られた桜木なので、つまり遺伝子が同じクローンなので、環境条件が整えば一斉に咲く。


満開の桜は確かに美しいけれども、なんだか人間界にも通じることがあるような気がする。


同じ環境で同じ教育を受け、「 みなと同じ 」 であることを良しとされる。


個性豊かにとか、自分らしさを大切にとか言われても、人と違っていればそれはそれで生きづらい。


先日も、とある人が言っていた。


職場ではいい人、良くできる人、ミスしない人。


家族には、家計を支え、家事も手伝いしっかりとしたいい子。


「 いつの間にか、自分の色がなくなっていた 」 と。


その生きづらさに少しでも気づいているのであれば、もうそろそろ 「 自分と向き合う 」 機会を与えてあげてもいいような気がする。


自分らしさや個性、そういった自分だけの魅力は、自分だけではなかなか気づけない。


でも、ちゃんと向き合えば 「 私らしさ 」 は必ずある。


昨日、まだつぼみばかりの目黒川沿いを歩いていると、< 胴吹きの桜 > を咲かせている一本の桜木があった。


枝じゃなくて、幹から直接咲いているのが、< 胴吹きの桜 > 。


枝のつぼみもまだ咲かせていないのに、気の早い奴がいる。


でも、「 私はここにいる! 」 と、主張しているようにも見えてくる。


自分とは何か。


永遠のテーマかも知れない。





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