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しゃまらんの出来る限り毎日日記

もう36歳。新しいことを始めようと、がんばってブログを毎日書き続けてみるつもりだったが、今は書きたいときに書くブログ

『無名』を読んで

2009年04月17日 00時44分45秒 | レビュー
『深夜特急』で有名な沢木耕太郎が、父の死とその人生に思いをめぐらしている本で
ちょうど沢木耕太郎の父の年齢が、亡くなった祖父の年齢に近いこともあり
あの祖父も同じような考えを持って生きていたのだろうかと
想像力を喚起されながら読むことが出来た作品だった。

明治生まれの人が持つのかどうか分からないが
本書で自分の両親と同世代の沢木からみた
祖父の世代にある素朴でいて美しい生き方を、
果たして自分が老人になるまでの間
生き様として刻めるのだろうかと大いに考えている。




スシロー 瀬谷店

2009年01月03日 11時10分11秒 | レビュー
カッパ寿司よりは美味しい気がしていたのだが
特にシャリのレベルが落ちていたなあ。

ネタについては100円の回転寿司なんて、どこも変わらないが
品揃えの点ではカッパ寿司に負けている気がする。

個人的にシャリのレベルが落ちていたので、この点数ですね。

スシロー 瀬谷店 (回転寿司 / 瀬谷)
★★☆☆☆ 2.0


【ちょっぴりネタばれ】流星の絆 最終回

2008年12月20日 01時21分04秒 | レビュー
15分延長スペシャルとは。
録画していたのですが
なんとか最後まで見ることが出来ました。







ストーリーは昔ファミコンの傑作
「ポートピア連続殺人事件」を思い出してしまった。


二宮は良い演技するなあ。
三浦友和も本作で難しい役を演じたなあ。
三浦が下手だったら最終回ぱあだしね。

十分楽しめた作品でした。

一品鍋

2008年12月18日 01時11分58秒 | レビュー
歌舞伎町の入り口から少し歩いたところにあります。
呼び込みの兄ちゃんがいたり、風俗店の看板があったりと
お店に入るまでは決して良い雰囲気ではありません。

しかし、お店に入ってからは総じて満足度は高いと思われます。
中国人の店員の人たちは若干言葉のニュアンスが伝わらない点があるものの、
対応はキビキビしていて、こちらのオーダーにきちんと対応して頂くなど
サービスは行き届いていたように思います。

味のほうも、6つぐらいの鍋の種類を選べるのですがリーズナブルで美味しいです。
また機会があれば行きたいお店ですね。

一品鍋 (イッピンナベ) (中国鍋・火鍋 / 新宿西口、新宿)
★★★★ 4.0


ノーカントリー

2008年12月14日 08時54分25秒 | レビュー
ハビエル・バルデム演じる殺し屋が圧倒的な存在感を持つ作品。

アメリカがどんどん暴力主義の国になっていく時期が1980年なのかは
正直日本人としてはよく分からない。
登場人物たちに過剰な感情表現を持たせないで淡々とストーリーを進行させていく物語はコーエン兄弟の「ファーゴ」を思い出させる。
映画の世界だろと割り切れない不気味さがある。本作で全くの脇役の黒人ドライバーが「ヒッチハイクは危険だよ。やめた方がいいよ」というシーンがあるが
間違ってもアメリカの一人旅なんて怖くて出来ないな、という気持ちにさせられた。

ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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スパイダーウィックの謎

2008年12月13日 11時46分04秒 | レビュー
家庭環境の悩みを抱えた子供が、ファンタジーの世界を通じて成長するという定番な作品。
『チャーリーとチョコレート工場』で主役の子役フレディ・ハイモア君が出ている。

前半妖精が登場するまでは結構ホラーの要素があって面白い。
ファンタジーとホラーって作りが似ているんだなあと。

ただ全体的に有名なファンタジー作品の映画化は難しいのか
どうしても話が飛びすぎて、置いていかれる感があるのは残念。

スパイダーウィックの謎 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか

2008年12月06日 12時18分34秒 | レビュー
日常、無料で見ているテレビに、いかに隠れた広告が埋まっているのかを教えてくれる本。
そりゃ、頭のいい人が仕掛けていますからね。
分かっていましたよ。テレビが視聴者に対して面白い番組を作る動機以上に
広告主を意識したつくりになっていることは。
ただ、ここまで徹底しているとは流石。

この本で面白いのは、国際世論すら上手くメディア戦略を駆使すれば
イラク戦争で日本が供出した1割の金額で日本が国際貢献をしているという
評価を貰えるというくだり。
日本ってPR下手くそすぎるものなあ。

ちなみにこの本を読むと、街中に目につく広告がかわいらしく、
少し許せる気分になりました。
大手メディアがバラエティのみならずニュース番組も含めた
隠れた広告を使って消費者を誘導している姿に吐き気を催した分。


CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか
谷村 智康
WAVE出版

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リストランテ・キオラ

2008年12月06日 12時05分55秒 | レビュー
麻布十番の二の橋にある高級イタリア料理店。
ランチで食べに行く。
広くは無いが、お洒落なつくりで根っからの庶民の自分には少々堅苦しい。

料理は美味しいが、クセが無い分また食べに行きたいかというと微妙。
ランチだったので分からないが、本来はワインと一緒に楽しむべきものかも。

まあ所詮、昼代に1,000円出すのを惜しむような人間には
ここの客層ではないということかも。

リストランテ・キオラ (RISTORANTE KIORA) (イタリアン / 麻布十番)★★★☆☆ 3.0


流星の絆

2008年12月06日 04時35分46秒 | レビュー
今テレビで唯一見ているドラマ。
ドラマは終盤で、話のシリアスさに引きづられて
クドカンらしさが見えないのは「池袋ウェストゲートパークに通じる。

8話の最後に、今までヘラヘラしていた要潤が
今まで見せたことのないシリアスな顔になる場面は
演出の仕掛けだろう。
良いドラマだ。

流星の絆
東野 圭吾
講談社

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マーケティング・リテラシー

2008年12月05日 07時35分44秒 | レビュー
この本で一番面白かったのは、広島市民球場をドコモやソフトバンク、auのどれか一つに縛った販売代理店にして、特定キャリアの販促費を市民球場の建て替えに使うというアイデア。
カープ好きの市民が特定キャリアしか使わないとなれば、大きなシェアの確保に繋がる分、市民も企業もwinwinになる。

消費者に商品が届くまで、広告、販促費という形で様々なお金が電通、博報堂などの広告代理店やテレビなどのメディア、ヤマダ電気などの大型小売店に莫大なお金が流れているわけだが、そのお金を消費者の側に流す発想が面白い。

本の内容ではないがドコモなどは海外の携帯キャリア買収に何千億と金を遣う訳で、例えばその費用の1割でも道路整備が必要と考える県に充て、代わりに県民は一斉にドコモを選ぶという事が出来れば莫大な費用を税金で賄わずにすみ、国庫の負担は緩和し、雇用対策にもなり、月々我々が払っているお金も海外に流出しないという良いことづくめの循環が出来ると思うがどうであろうか?

購入の自由は制限されるが、そもそも、原油を南米などの安い国から買えず、高い中東からしか買わせないよう政府が縛りをかけていることを考えても大した問題では無い。


マーケティング・リテラシー―知的消費の技法
谷村 智康
リベルタ出版

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