『深夜特急』で有名な沢木耕太郎が、父の死とその人生に思いをめぐらしている本で
ちょうど沢木耕太郎の父の年齢が、亡くなった祖父の年齢に近いこともあり
あの祖父も同じような考えを持って生きていたのだろうかと
想像力を喚起されながら読むことが出来た作品だった。
明治生まれの人が持つのかどうか分からないが
本書で自分の両親と同世代の沢木からみた
祖父の世代にある素朴でいて美しい生き方を、
果たして自分が老人になるまでの間
生き様として刻めるのだろうかと大いに考えている。
ちょうど沢木耕太郎の父の年齢が、亡くなった祖父の年齢に近いこともあり
あの祖父も同じような考えを持って生きていたのだろうかと
想像力を喚起されながら読むことが出来た作品だった。
明治生まれの人が持つのかどうか分からないが
本書で自分の両親と同世代の沢木からみた
祖父の世代にある素朴でいて美しい生き方を、
果たして自分が老人になるまでの間
生き様として刻めるのだろうかと大いに考えている。