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しゃまらんの出来る限り毎日日記

もう36歳。新しいことを始めようと、がんばってブログを毎日書き続けてみるつもりだったが、今は書きたいときに書くブログ

プロ野球の一流たち (二宮 清純著)

2008年11月30日 02時22分26秒 | レビュー
二宮清純は、そのスポーツに対する造詣が深くて好きである。
本作では、この選手、監督が何故凄いのかを分かりやすく書いてくれている。
特に清原に対する評価は思わず唸ってしまった。

後半は野球界の問題を挙げている。
確かにその通り。
選手、監督が芸術と言ってよいほど、高度な技術を魅せてくれるのに比べ
経営者層の駄目さが浮き彫りになる。

トップの腐敗ぶりの凄まじさという点で、野球界は日本社会の縮図なんだと
余計な感想、悲嘆を感じてしまった。

プロ野球の一流たち (講談社現代新書 1941) (講談社現代新書)
二宮 清純
講談社

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Dear フランキー

2008年11月27日 05時09分03秒 | レビュー
BSで視聴。
ブルース・ウィルス主演の「キッド」でヒロインを演じた
エミリー・モーティマーが主演。

この女優さん ドラマの「バーナビー警部」?か何かで
弟との近親相姦の関係にある犯人役を見たときから
綺麗で存在感のある女優さんだなあと思っていたら
本作ですごく良い演技をしていました。

若々しい女優ではないですが
本作のような夫の暴力から逃げ続けているお母さん役というような
少し陰があるが芯のある役というのは、すごく合っているように思います。

Dearフランキー [DVD]

ハピネット

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若者のための政治マニュアル (講談社現代新書)

2008年11月22日 00時32分23秒 | レビュー
なんとなく本屋で手にとって買ってみる。
著者の目的は、政権交代を真剣に考える上で若者の投票が不可欠と
考えているようで、そのために政治への関わり方を説いている本である。

10章あるのだが、著者の意図が政権交代にあるため、政治マニュアルとは言えない。
ただ日本がアメリカに比べて、政治に対する関わり方を知らないのは
教育が出来ていないからで、それは権力者が若者を含んだ市民に積極的に参加させるのを好まないからだ、というのは正にその通り。

小泉総理は「構造改革」という耳障りの良い言葉を連呼し、
若者が自らの利益に反するにも関わらず、
その意味もよく分からずに支持したことに触れているが
全ては政治に対する教育が全くなされていないことが原因であると思う。

本書は問題が分かっているにも関わらず、
余計なことを長々と書き、まとまりを欠いている点が残念である。

若者のための政治マニュアル (講談社現代新書)
山口 二郎
講談社

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鷹の爪団

2008年11月21日 19時13分59秒 | レビュー
TOHOシネマだから楽しめるのが、映画館での注意を呼び掛ける『鷹の爪団』の短編

総統と吉田くんも好きだが、何気に正義の味方”デラックス・ファイター”の無茶苦茶ぶりも好きだったりする。

ダイアリー・オブ・ザ・デッド

2008年11月21日 09時01分55秒 | レビュー
レイトショーで見に行く。前作よりも上映館が減ってる感じだ。

内容はドキュメンタリー形式で、ゾンビが発生、増殖する中で一般市民の主人公たちに何が起こったかをカメラの記録のみを通じて描いている。
最近では『グローバーフィールド』と同じ手法と言えるが、さすがロメロ先生は社会に対する批判的な視点を忘れない。
世界中で一般人を主にカメラを回す者がいることに対し傍観者と言わせる場面は、秋葉原の事件で、携帯でカメラを撮っていて助けに行かなかった人と同じ問題を感じさせる。
特に後半、仲間の女性がゾンビ化した男に追い回される場面で、女性が助けを求めているにも関わらず嬉々として撮すシーンは象徴的である。

作品への感想とは別に、本作がブレアウィッチやクローバーフィールドに比べ、格段の完成度の高さを感じさせる作品であることを考えると、「ドキュメンタリー手法の映画が増えていく契機となった作品」と言えるかもしれない。
映画が多額の制作費、多数のスタッフを抱えなくても充分面白いと観客が思うことで、自主映画でくすぶっていた人たちが活躍する場が開かれるかもしれない。



流星の絆(ドラマ)

2008年11月16日 03時07分03秒 | レビュー
しばらくドラマを見るパワーが無く、録画していた「流星の絆」を5話まで一気に見る。
いやあ、流石!クドカンは裏切らないと感心。
東野圭吾の原作は絶対こんな雰囲気じゃないだろうと思いながらも
ぐいぐい引っ張ってくれる。

こんな才能のある宮藤官九郎だが映画はイマイチなんだよなあ。
長時間の作品の方が、見ごたえを感じる。

流星の絆
東野 圭吾
講談社

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サンシャイン2057

2008年11月12日 21時51分21秒 | レビュー
『28日後』のダニーボイルが監督ということで
癖があるだろうと思ってみていたら、意外に普通。

ストーリー自体は正統派SFという形で話は進む。
太陽が弱まり、寒冷化した地球を救うため
太陽に核兵器を打ち込むミッションを課せられたクルーの物語

艦長が真田広之であるのも面白い。
(まあ、わりと早めに退場してしまうのだけど)

監督としては人が焼き尽くされるシーンを撮りたかったと思えるぐらい
そのシーンをある種、荘厳に描いているのが見所だろうか。

ラスト近くになるとSFからいきなりホラーちっくになるので用意がないと
結構びびると思う。

サンシャイン2057

20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

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