El diario de Re-Lax

ウソTV欄配布サークルRe-Laxの日常。サッカーとかPCとか。

観戦記(FC東京-川崎フロンターレ) Too Cool , Too Hot

2006-11-11 22:40:03 | FCTOKYO
 サブタイトルは「オランダ帰りのおとぼけヒール・サッカーのっぽさんの『逆転できるかな』」というのも考えたのですがやっぱり最初に考えたほうにしておきました。

 さてフロンタさんを挑発するようなポスターを作ってまで臨んだこの一戦、負けたらウスラ格好悪いなあと思いつつ、久しぶりに電車で飛田給まで行きました。やーもう前半あまりに鮮やかに失点を重ねて、「さすがに優勝争いをするチームにはこの4バックじゃ歯が立たないか、それにしても主将のGKがもうちょっと何とかしてくれても良かろうに。ルーカスがせっかく一点取り返してくれたのになあ」などと考えているとあっという間にハーフタイムに。この時間帯の味スタは相当冷え込んでいたように思います。気温というか、体感温度が。

 後半アタマにさらにもう1点失って、「こうなったらせめて意地見せておくれよー」と思っていたら、馬場選手が相手の虚をつく素早いリスタート。動き出せない川崎DFを尻目に戸田選手が合わせて今季初ゴール。2点差に。
 この後ジュニーニョ選手が退場処分となり、数的有利を得た東京が川崎陣内でプレーする時間帯が増えました。しかしチャンスを作りはしても点を奪うことができず、倉又監督は戦況打開のために交代選手を送り込みます。
 残り時間10分を切ったところでついに3点目。川崎ゴール前の浮き球に粘り強く鈴木規郎選手が喰らいついて繋ぎ、最後は「サッカーのっぽさん」平山選手が押し込みました。
 川崎の側にさらに退場者(マルコン選手)が出た状態で迎えた長いロスタイム。精度はともかく攻め立てる東京・しのぐ川崎という構図の中、またも川崎ゴール前のクリアミスを鈴木選手が拾い、宮沢選手が叩きつけるヘディングでついに同点に。「ガンバ戦の7分間」を思い起こさせる展開に体が熱くなります。
 試合をひっくり返すゴールを奪ったのはやっぱりこの人と言うべきか、こういう試合にめっぽう強い今野泰幸選手でした。徳永選手から受けたボールを川崎ゴールに叩き込むと、周囲の客席はみんな立ち上がってまさに絶叫の渦。いや凄い試合を観ました。

 川崎はジュニーニョ選手、我那覇選手、マギヌン選手、マルコン選手、森選手のうち二人が前線いれば攻撃の形を作ってしまうのが凄いですね。そこに谷口選手や中村憲剛選手に押し上げて来られるともう手がつけられません。高さのあるDF陣は堅牢そのもの、同時にセットプレーでの得点力もあり、なるほど上位にいるのも当然と頷けるチームでした。

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