髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

中田問題に関して

2021年08月21日 | 徒然草
今日、日ハムからジャイアンツに入団した中田翔が代打で公式戦に出た。

賛否両論あると思うが、自分なりに色々考えてみた。

「失敗してもやり直せる場所を用意する」

この考え方には賛成だ。

昔は一度の失敗による「レッテル」は一生消えないと言われ、「人様に迷惑をかけるな」と言うのが、親からの教えとして、これでもかって言われたものだが、今は時代が優しくなった。

これはこれで、「チャンスを与える」という点で、賛成する部分もある。

もちろん、同じ失敗をしたら、二度目は無いという事が、裏に潜んでいるので、そこはしっかりと認識して欲しい。

さて、今回中田翔は、「暴力事件」による謹慎処分を受けていた。

ジャイアンツに移籍するのあたり、日ハムからの謹慎処分は解ける。
(所属球団が変わるのだから、日ハムの謹慎が解けるのは当たり前だと思う)

そして、発表から二日目の今日、中田翔はバットを振った。

教育的に見て、どうなんだろう?

例えば、高校野球

選手が暴力事件を起こせば、最低でも1大会分の処分が下る。
(これも、「出場辞退」という、高野連の無責任ルールからはじき出されるのだが…)

だったら、事件を起こした生徒が転校すれば、出場機会をもらえて、転校した生徒が新しい学校で、処分を受けなければ、野球部員として試合に出られるという理屈になる。
(実際は、転校に関するルールがあるので、簡単にはいかないのだが…)

子供たちに、どう説明するのだろうか?

「暴力は一回まで許される」

そう取られても、しょうがないような、移籍問題のような気がしてしまう…

幸いにして、我が子は全員、成人しており、それぞれに、それぞれの考え方で、この問題を捉えてくれていると思う。

まぁ、この問題に関しては、子供たちから質問があった場合、応える大人はかなり困ってしまうと思う。

原監督は、それだけ影響力のある「ジャイアンツ」の監督であることを判っていたのだろうか?

「勝ちたい欲」が先に立ち、「自分も避難や批判は一緒に受ける」なんて、無責任な言い訳を盾にするつもりじゃないだろうか?

そもそも、中田翔も謹慎期間中はトレーニング程度だったのだろう。

いきなり一軍登録と公式戦出場ってのは、違うんじゃないだろうか?

中田翔が一人一軍登録されれば、誰かが二軍に落とされる。

落された人間は、やってられない気持ちになるんじゃないだろうか?

やはりここは、2軍調整期間を経て、一軍登録、試合出場というプロセスがあっても良かったのではなかろうか?

まぁ、今日の時点で、スワローズが3位と、優勝戦線に留まっている事で、機嫌がいいので、ジャイアンツがどうなろうと、スワローズの勝敗で頭の中はいっぱいなので、自分には関係ないってのが本音ですかね~

あっ…
ウソ言いました…

頭の中の1/4は店の事、1/4は釣りの事、1/4はスワローズの事、1/4は他の事でした!(笑)

えっ?
1/4の他の事は何だってか?

それは、僕にだって色々考える事はありますんで…

内緒!って事で!