私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「となり町戦争」 三崎亜記

2012年04月15日 15時57分23秒 | 読書感想
ある日、自分の住む町がとなり町と戦争を始めた。

しかし、町役場が戦争を管理しているようで、一般人の日常生活には何ら変化が無い。

主人公は戦争を感じないまま、今までどおり会社に通勤する。

そんな主人公が役場に選ばれて民間人として戦争に関与することに。

現実感を伴わずに始まったこの戦争、主人公はどうやって戦争を感じるのか。

戦争が終わったとき、自分の上を通り過ぎていったこの戦争に対し何を考えるか。


戦争というものを一風変わった視点から描いて考えるという設定はよいと思います。

ただ、所々で文章がまどろっこしく感じる部分があって、どうも箸が進まない感じがしました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿