楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

"Gravity" - 記事&インタビュー

2013-11-07 01:17:31 | サンドラ・ブロック映画

 永遠かと思われた待ち時間でしたが、いよいよ、ヴェネチア国際映画祭でのワールド・プレミアが近づいてきました。コミコン以降、記事が少しずつ出始めたので、こちらに投稿していこうと思います。追いつかずに取りこぼしも多いと思いますが。批評はまた別の記事を作ろうと思っています。

 

 UPDATE: 2013年10月30日 - 英BBCのラジオインタビュー

こちらで聴けます。

http://downloads.bbc.co.uk/podcasts/radio4/frontrow/frontrow_20131028-1659a.mp3

 

UPDATE: 2013年10月29日 - 英テレグラフ・マガジン

イギリス公開が11月7日と迫ってきたこともあり、英テレグラフ・マガジンの表紙を飾りました。

カバーストーリーはこちら。ロンドンに行ったときの取材かと思ったら、9月のジャンケットのときにおこなったようです。

http://www.telegraph.co.uk/culture/film/film-news/10405800/Sandra-Bullock-They-were-brave-to-make-Gravity-with-a-female-lead.html

 今後についてはっきりしているのは、クリスマスをルイ君と楽しむことだけだそうで、映画に関しては、ルイ君中心にスケジュールが合うものでなければやらないということだそうです。また、しばらく休業状態の制作会社フォーティスは、何かまた活動を始める予定があるらしいとのことで、それは楽しみではありますね。せっかく自分の制作会社があるんだから、自分のやりたい役をやるとか、プロデューサーに専念してみるとか、やってみればいいのに、と思ったり。「あな婿」の成功については、「やっぱりああいう映画が人気があるんだとわかった」とちょっと自嘲気味な発言。65歳ぐらいになればロマコメもまた面白いかもしれないけど、今はやるつもりはないとのことです。

こちらはカバー写真。髪はアップにしたほうが

 

UPDATE: 2013年10月2日 - USジャンケットインタビュー2点

 Geek Nation - サンディー、キュアロン

このインタビューは、リポーター側の熱意というか、愛情が伝わってきます。インタビューされるほうも、こういう人が相手だとうれしいでしょうね。サンディーに対して、この仕事をやっていくうえでの"グラビティ”は何か、と質問し、サンディーは、「ものすごい才能あふれる300人以上のひとたちがひとつのものを作り上げていくという、そういう部分がとても好きだから」と答えています。ちょっと感動。

http://geeknation.com/videos/the-kevin-mccarthy-show-ep-93-gravity/

 Fandango - サンディー

これは週末公開映画の紹介で、"Gravity"と、"Runner Runner"の紹介をし、後半がサンディーのインタビューになっています。Geek Nation でも触れていましたが、涙のエフェクトがとても印象的のようです。


UPDATE: 2013年10月1日 - US ジャンケットインタビュー2点

 moviemaniacs のインタビュー

ドイツの媒体ですかね。明らかにサンディー・ファンっぽい若い女性のリポーター、最後にルイ君におみやげを。サンディーは、撮影中はものすごい数のスタッフとテクノロジーに囲まれていたので、自分ひとりがどうの、とは全く考えなかったけれど、今になって「一人で映画を背負って」とよく言われてビビってる、と言っています。


 VideoFromSpace のインタビュー

自らを"Space Geek" (宇宙オタク)と称するリポーターが、サンディーを絶賛。


UPDATE: 2013年9月28日 - 宇宙飛行士とのインタビュー

サンディーが役作りのために宇宙ステーションにいた宇宙飛行士ケイディー・コールマンさんと一緒の短いインタビュー映像です。髪1本でも壁に押し付けると、それがふわーっと戻ってくる、という話や、ケイディーさんが無重力を見せるためにわざと髪を伸ばしていたことなど。サンディーが映画の中で短いウィッグにしたのは、髪まで無重力を表わすのが大変だったからかも? ケイディーさん、年齢が分かりませんが、ものすごーく穏やかそうな方ですね。

このインタビューは、NASAのホームページにも出ています。

http://www.nasa.gov/content/space-station-work-serves-as-film-s-dramatic-backdrop/index.html#.UkWhcXcnHmV


UPDATE: 2013年9月26日 - HitFix のキュアロン記事

HitFixは、ライターさんが何人かいますが、全員が"Gravity"にとても高い評価を与えていて、サンディーのことも高く評価しています。こちらはキュアロン監督のインタビュー映像と記事ですが、その中で、サンディーに関する部分を要約しますと、監督は、「こういう映画では、自分の指示で演技をする俳優ではなく、一緒に作っていくパートナーが必要で、サンドラはそれをしっかり受け止めてくれた。あれだけの制約のなかでの演技というのは本当に大変で、実際にやっている間もすごいと思ったが、編集中に見直して、『この人がやったことは信じられない』と思った」と言っています。

http://www.hitfix.com/in-contention/alfonso-cuaron-on-the-long-strange-trip-of-gravity/1

UPDATE: 2013年9月25日 - USジャンケットの映像

 風変わりなインタビュー(by Sasah Perl-Raver) サンディー、アルフォンソ

映画の「宇宙には音がない」というところからでしょうけど、このインタビューアーは、サンディーにもアルフォンソにも、無言の時間を強いてます(笑) そして、撮影中のことを聞かれたときに、サンディーはちょっと感傷的になったらしく、涙ぐんだようです。いろいろ思いだしたんでしょうねえ。まだまだ心情的には大変な時期だったし。


 WBポーランドの公式インタビュー


UPDATE: 2013年9月24日 - キュアロン監督のロングインタビュー映像1点と記事

  DP30インタビュー(キュアロンのみ)

トロントで行われた30分もの長いインタビューです。"Gravity"の始まりから長い制作期間について、主に技術的なことを話していて、演技面についてはほとんど触れられていないのですが、興味があったらどうぞ。面白かったのは、キュアロンは作品が完成した後は二度と観ないんだそうです。ヴェネチアで観たので、もう観ない、と言ってます。この映画の制作過程はどの瞬間もすごく楽しんだけれど、同じ規模の作品はもう作らない、今は、ちゃんと地に足が着いて、俳優が歩き回るような映画が撮りたい、今ならどんな作品でも引き受ける、と笑いながら言っています。この映画の撮影中も、サンディーがすごくいい演技をした時に、自分の好きな角度でまた撮れないことにフラストレーションがたまったこともあったとか。


 VULTURE の長い記事

こちらもキュアロン監督に関する記事/インタビューですが、"Gravity"の制作過程について詳しく書かれていて、文字なのでより分かりやすいです。ニューヨーク・マガジンに掲載されたものだそうです。やはり脚本を書いた段階ではアンジェリーナ・ジョリーをイメージしていたそうで、制作できる技術ができるのを待ったり、開発したりしている間にアンジェリーナが降板。サンディーの名前が挙がった経緯については書かれていませんが、オースティンに会いに行ったときに、映画のテーマについて、すぐに心が通じ合って、あ・うんの呼吸でコミュニケーションがとれたとのこと。ちょうどキュアロンも私生活がつらい時期だったらしく、お互いにとって、「逆境/苦難」と「再生」というテーマがとてもはっきりつかめたと言っています。

http://www.vulture.com/2013/09/director-alfonso-cuaron-on-making-gravity.html

UPDATE: 2013年9月19日 - US公開前ジャンケットをいくつか。

CelebsInterviews

肉体的よりも感情表現が難しかったと言ってます。少し疲れた顔をしてますね。


 E! のインタビュー - このページに3点のインタビュー映像があります。

1)もっぱらルイ君の話。

2)"Gravity"の話。

3)最近、自分をググッたのはいつ? と訊かれ、先週、Vogue誌の髪形のことを人から言われてググったと正直に回答。

http://www.eonline.com/news/460553/sandra-bullock-gushes-over-sweet-little-man-louis-talks-being-weepy-all-the-time-watch-now

 BlackTree.TV

キャラクターの心情について、「自分が同じ立場だったら、同じような心境になっていると思う」と、宇宙へ出る前の出来事について話しています。


UPDATE: 2013年9月18日 - US公開前ジャンケット

15日あたりから、ロサンゼルスで米公開前のプレス試写やジャンケットが行われたようです。

こちらはジャンケット会場の宇宙服。向かって右がNASA、左がロシアの宇宙服ですね。

こちらが"Gravity"専用の3Dメガネ。欲しいなあ…。

そして、撮影前にサンディーがメールと電話でアドバイスをもらった、当時宇宙ステーションでミッション中だった宇宙飛行士のキャディ・コールマンさんと、背が高い男性は、今回のジャンケットでもインタビューを受けている宇宙飛行士さん。キャディさん、小柄ですねえ。こんなに小柄でも宇宙飛行士になれるんだあ。

キャディさんが当時のことを話したインタビュー記事はこちら:

http://www.space.com/22786-gravity-film-sandra-bullock-astronaut-advice.html

 

 Hitfix.com のインタビュー映像と記事

http://www.hitfix.com/in-contention/sandra-bullock-alfonso-cuaron-gave-me-the-balls-to-do-gravity

こちらは、インタビュー映像と、その内容が記事になっています。このライターさんは、サンディーをとても高く評価していて、「4か月後のオスカーノミネーションのときは、彼女の名前が呼ばれ、最終的には、ケイト・ブランシェットとの一騎打ちになるだろう」と今の段階で断言してます。サンディーは、「大変な責任のある役だし、アルフォンソ・キュアロンでなければ、たぶん断ってたと思う。でも、それぐらいアルフォンソとは仕事をしたかった。それでも、考えすぎるとノーと言いそうだったので、とにかく、息子が一緒に楽しめる環境を約束してもらってオーケーしたの」と言っています。

 fox 6 now のインタビュー映像

http://fox6now.com/2013/09/17/dawn-wells-aka-mary-ann-gives-sandra-bullock-a-pie/

こちらは、サンディーを大好きなおじさんリポーターのインタビューで、いつも何か仕掛けをする人です。今回は、たぶんアメリカでは有名なTVタレントさん?にパイを持ってこさせました。楽しい映像です。

 access hollywood のインタビュー映像4点(サンディー2点/監督2点)

http://watch.accesshollywood.com/video/sandra-bullock-shares-the-challenges-of-shooting-gravity/2679225546001

http://watch.accesshollywood.com/video/sandra-bullock:-how-do-the-paparazzi-affect-her-son-louis/2679248826001

(監督)サンディーをものすごく褒めてます。

http://watch.accesshollywood.com/video/alfonso-cuaron:-sandra-bullock-is-remarkable-in-gravity/2679504215001

(これはジョージについて)

http://watch.accesshollywood.com/video/alfonso-cuaron:-it-was-a-gift-to-work-with-george-clooney-in-gravity/2679566672001

 yahoo! Movies のインタビュー映像と記事(コールマンさんのインタビューも)

http://movies.yahoo.com/blogs/movie-talk/sandra-bullock-surprising-space-buddy-revealed-224054008.html

 ET インタビュー映像

主に肉体的なトレーニングの話と、普通の30%の動き方が自然に出るぐらいに練習した話。後半はジョージの話です。これだけ長い期間知り合いだと、どうにかなることはない、と言ってます(笑) なんかしゃべりすぎ感が、逆に疑わしい(笑)

http://www.etonline.com/movies/138534_Sandra_Bullock_Talks_George_Clooney_Son_Louie_Gravity/index.html

 

UPDATE: 2013年9月14日 - トロント/インタビュー映像数点

要約できる時に…と思っていると、いつまでも投稿できないので、とりあえず、これまで見つけておいた分をいくつか投稿します。

 ExtraTV - 1:17ぐらいからです。


 etalk - これは予告バージョン


 etalk - こちらが本番ですが、そんなに中身はなく・・・。


 ET - オムツの話(ジョークだと思いますが、あり得る話・・・)とか、当時まだ幼かったルイ君がサンディーの宇宙服姿を見てスーパーヒーローだと思った話とか。


 newnewsinworld - マジメなインタビュー


 hollywood - デル・トロさんも登場


 

UPDATE: 2013年9月13日 - トロント/HFPAインタビュー

インタビューの投稿が全然できていませんが、少しずつ・・・。

こちらはトロント映画祭期間中に、ゴールデングローブ賞主催のHFPAによるインタビューで、無重力を模した演技について実際にやってみせてくれているので面白いです。要約は(たぶん)後で。


UPDATE: 2013年9月7日 - New York Times 紙のインタビュー記事

http://www.nytimes.com/2013/09/08/movies/sandra-bullock-may-be-hollywoods-gutsiest-a-list-actress.html?ref=movies

 この記事は8月にビバリーヒルズのレストランでランチをしながらインタビューされたものだそうです。2000年に飛行機事故にも遭い、空を飛ぶことがとても怖いというサンディーが、"Gravity"でさらに高い場所へ挑んだことについて書かれています。以下、サンディーのコメント中心に要約します。

*"Gravity"では、ジョージと共演とはいえ、大部分を一人で背負っていることについて。

「取材を受け始めるまで、そんなに長い時間、スクリーン上で一人だということを考えなかったの。今、みんなから、その点でナーバスになったかと訊かれて初めて気が動転し始めたわ。でも私が一番心配だったのは、"Vomit Comet"(嘔吐彗星)のことだった。これは自分の恐怖を乗り越える必要があるという天の声だと自分を納得させたの。だから、やると言ったのよ。嫌だったけど、やると言った」

(Vomit Cometは「アポロ13」でも使われた無重力状態をシミュレートできる飛行機のようなものだそうですが、キュアロン監督はほかのインタビューで、Vomit Cometは落下を模擬できるけど、漂流はできないのでやめた、と言っています。)

*Vomit Cometの代わりに採用されたのが、内部に特殊な照明が入り、ロボットの腕にカメラが載せられたキューブ状のボックス。その中で何時間も一人で入ったことについて。

「1日最高10時間ぐらい、相手にするものが何もないところで演技をしていたの。アルフォンソとのコミュニケーションはヘッドセットだけ。私たちは、クジラの鳴き声、ラジオヘッド、変な金属音などの音楽をプレイリストにして、私はそれを覚え、その時に合わせて、『4番目を流して。ダメ。2番。そっちのほうがいい。それが今のシーンの感情に持っていきやすい』とか言ったわけ」

*キューブ内では、カメラが時速40キロの速さで顔の直前まで突っ込んできても、完全に役になりきっていた。全身が出るシーンでは、12本のワイヤーで水平につるされる演技も。(キュアロン「私もやってみたが、20秒しか持たなかった」)

*映画について

「これは再生を描いているの。考えられる限り最悪の状況におかれて、ある種の解放感と平穏さを得るために、なすがままにするにはどうすればいい? 人は人生から逃れられない。結局、『私にはコントロールできない』と言うしかないの。だから、生きている時間は貴重。なのにコントロールではないことを心配して無駄にする?」

*2010年の離婚後、テキサスに引っ込み、エージェントにも、しばらく仕事をする気はないとはっきり伝えていたサンドラのもとへ、キュアロンが訪れ、出演を依頼したことについて

「あの当時、私にはかわいい息子のママとしてのエネルギーしかなかった。仕事はしたくなかったの。でも、アルフォンソ・キュアロンに“ノー”というのは難しいわよね。それにこの映画は、ほんとうに一生に一度の経験に思えたの」

*直接会うサンドラは、まさに予想どおりの人で、親しみやすく、ウィットに富み、きれいで、堅実そうで、ノーマル。テーブルの脚ががたついていることに気づいたうエーターが冷や汗をかくと、「お砂糖のパックはそういう時のためにあるのよ」と楽しげに言い、記者のペンがシャツにつくのではないかと心配して、キャップをしてないペンを安全な場所に移した。自分を勇気があると思うかと訊くと、すぐに「ノー」と答えた。その後、サラダ(ビートやアボカドなし)を一口食べてから考えて、

「“度胸がある”と言われるほうがうれしいわね。“あーあ、あの人はちょっと知らな過ぎ”とか、(鼻にかかったテキサスなまりをつけて)『何も見えてないのね、かわいそうに』とか言われたくはない」

この記事では、オスカー受賞後に必ずしもいい作品に恵まれるとは限らない女優達の例を挙げたのち、サンディーの友人オクタヴィア・スペンサーの言葉を紹介しています。

オクタヴィア「まず、どんな役があるかということが大事な点。でも、サンディーはこれまでずっと、誰にも自分をある型に押し込めさせなかったし、それはこれからもずっと続くことよ。彼女はリスクに挑んできた。自分の別の面を見せながらね。ほら、『Gravity』とか。そして全力で仕事をし、どのシーンでも自分がどう見えるかにこだわらなかった。それは、彼女クラスの女優にはあまりない点よ」

UPDATE: 2013年9月4日 - Variety 誌の特集記事

Variety誌といえば、とても有力な業界誌ですが、キュアロン監督と"Gravity"の特集記事が出ました。

http://variety.com/2013/film/news/alfonso-cuaron-returns-to-the-bigscreen-after-seven-years-with-gravity-1200596518/

ストーリーのネタバレはなく、撮影中の苦労から、サンディーのことなど、かなり詳しく載っています。キュアロン監督や、彼の友人で助言を求められたジェームズ・キャメロンのコメントもいろいろ載っていて、キャメロンもサンディーをとても高く評価しています。この記事は興味深い内容なので、要約したいと思いますが、週末まで時間がないので、またあとで。

また、宣伝戦略も別の記事として載っています。

http://variety.com/2013/biz/news/warner-bros-plots-careful-gravity-launch-1200596502/

UPDATE: 2013年9月2日 - ヴェネチア映画祭インタビュー

 イタリアのTV局 rai によるインタビュー。最初にサンディー&ジョージ、その後、監督。

これはちゃんと映画のことを聞いています。監督の名前の発音は「クアロン」のほうが近そうですね。最初にアニメーションできっちり決まった位置に体を移動しないといけないので、その場での変更は全く許されなかったことや、やはり、ゆっくり動きながら、普通にしゃべるというのが想像以上に大変だったという話をしています。


 UPDATE: 2013年9月2日 - ヴェネチア映画祭インタビュー映像2点

 中国のマスコミのようです。なかなかいいインタビュー。


イタリアのマスコミ。記者会見直後にジョージとサンディーにインタビューしてますが、わずかな時間の中で、通訳も自分でやり、イタリアの経済について、といかいう関係ない質問をして時間をムダにしてます。


UPDATE: 2013年9月2日 - テルライド映画祭Q&A

8月31日に行われた上映後に、監督と息子さんで共同脚本のホナス・キュアロンが登壇し、Q&Aをしたそうです。時間がないので、とりあえず、リンクだけ。演技について、サンディーはものすごくリハーサルを重ねたので、最後には、バレリーナのように体の位置を覚え込んでいて、演技に没頭していた、と言っています。

2つのサイトで紹介されていて、重複します。

http://www.thewrap.com/movies/column-post/alfonso-cuarons-big-miscalculation-gravity-wows-telluride-114576

http://www.thedailybeast.com/articles/2013/09/01/alfonso-cuar-n-on-his-spellbinding-sci-fi-film-gravity-starring-sandra-bullock-and-george-clooney.html

UPDATE: 2013年8月30日 - ヴェネチア映画祭 記者会見より。

http://www.reuters.com/article/2013/08/29/entertainment-us-venice-bullock-idUSBRE97S13A20130829

たぶん記者会見中のQ&Aだと思います。おそらく、シリアスな役を中心にやっていくのか、などと訊かれたのでしょう。「死ぬその日までコメディーをやるわよ。きわどいコメディーでも、男女逆転コメディーでも、どんなものでも、コメディーならやる。たとえ、低レベルのTV番組しか選択が残ってなくてもね」と話しています。これは私はとってもうれしい。子育てに熱中している様子を見ていると、引退しちゃうんじゃないかと心配になることがありますが、出演作は減っても、俳優は続ける意志がはっきりしたので、ほんとによかったです。今年の"The Heat"の大ヒット、そして、"Gravity"はヒットするかどうかはまだ分かりませんが、少なくとも作品と演技は高い評価を受けているので、オファーはたくさんあるでしょうね。

そのほかには、「宇宙飛行士の心理を知るために、宇宙ステーションに直接電話をかけて伝言をしたら、ちゃんと折り返してくれたのがすごく光栄だった」とも言っています。「トイレはどうするの?とかバカな質問もしたんだけど、私たちが憧れる宇宙飛行士の考え方をつかむことができた。彼らは命を、人類の命を大切にし、人々の生活をとても大切に考えている。だからこそ、宇宙で頑張っているの」

逆境・苦難については、「これまでにもあったし、これからもたくさんぶつかるでしょう。これまで、必ずしも誇れる形で対処してきたわけではないけれど、ひとつ言えるのは、私は同じ間違いは犯さなかったということ。逆境というのは、人生のほんとうの価値を教えてくれるものよ」

撮影については、「肉体的にも心理的にも過酷だったわ。とくにアルフォンソがかかわる以上、公園を散歩するような楽なものじゃなかった。彼も技術スタッフも、ものすごいプレッシャーのもとで働いてたの。私が撮影初日に装置の中に入るまで、それがうまくいくかどうか、誰も分からなかったし、その後でさえ、実際にうまくいくか、私たち俳優がうまくやれるかは分からなかった。毎日、未知のことだらけだったけど、全員の心がひとつになっていた」

 Entertainment Weekly 誌 "Fall Movie Preview"号より(August 16/23,2013)

 わざわざ購入してスキャンしたのに、サイズが大きすぎてここに載せられず…

 10月公開分のカバーで見開き写真と、1ページの記事です。写真はどれもすでに世に出ているものだと思います。原文は、英文ファンサイトに投稿しましたので、そちらをご覧ください。

http://sandrabullockfans.proboards.com/index.cgi?board=gravity&action=display&thread=92&page=1

[要約]

 アルフォンソ・キュアロンは、ある私的な宇宙プログラムに投資し、実際に地表200キロメートルの地点で撮影した……とマジメな顔で言ってから、「ウッソー! それができたらね!」  実際は、無重力状態をシミュレートできる最新システムを考案し、3メートル弱の高さのキューブに俳優とコンピューター制御のカメラを入れて撮影。キューブ内ではLEDスクリーンから俳優の顔に照明があてられた。映画の85パーセントがCGIが絡み、プレヴィズ(絵コンテのCGアニメ版)で綿密に計画されたため、俳優たちはキュアロンのビジョンに正確に動きを合わせなければならなかった。無重力で浮いている錯覚を作り出すために機械でつりさげられながら。ブロックはこう語る。「指示はこんな感じ。『17秒でこの動きを演じて。最初、左手の位置はここで、右手は最後にここに来ないといけなくて、無重力で動いているように通常の3割のスピードで動くように。しかも、感情表現は完全に自然に出てくるものでなければならないよ』と言われると、深呼吸して、『オーケー』と言うしかなかった」

 その正確な動きも、ブロックの感情表現に説得力がなければ台無しになる。彼女が演じる科学者は、わが子を失った痛手を抱えたまま、このミッションに送られた。キュアロンは、このオスカー受賞者と1回会っただけで、彼女のキャリアでもっとも緊迫感のある役を演じるのに十分な根性を彼女が持っていると納得できた。「大きな英雄的な役とか、かっこいいアクション・キャラクターを演じたがっているだけの俳優たちと話したけど、サンドラは"再生”という、この映画のテーマをちゃんと理解していた」とキュアロンは言う。

 ブロックにとっては、この役を演じるうえでの心理的な要求が肉体的なものと同じくらい過酷だった。「この女性はわが子を失っている。どんな親でも、そんなことを考えるのも嫌よね」 そして、実際の宇宙旅行の可能性については、「いったん宇宙に出れば、すばらしい旅だと思うわよ。でも、アメリカン航空の飛行機に乗るだけで私はパニックになるの」と笑いながら言う。「私は地面に足が着いてるほうがいいわ」

(要約終わり)

 

 

 

 

 


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7 コメント

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個人的悲劇 (104)
2013-08-19 19:25:00
あと10日あまりですね
ベネチアに行きたい。。

以前インタビューで言っていた、個人的な悲劇(問題?)を抱えてるって子供を無くしていたんですね。
そこも言っちゃうのか(笑)

何にせよ、私の中で再度賞レースにからんじゃうかも!?という期待は大きくなるばかり。
エンターテイメント作品だってわかってるのになぁ。

とりあえず一度目は2Dで見ることは決めてます \\\(U+6F6U+2022U+300U+1D17U+2022U+301)U+6F6////
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予測が難しい・・・ ()
2013-08-19 23:54:42
ほんと、ベネチアに行きたいですね。
でも、暑いから、トロントのほうがいいか(笑)

私もライアン博士の過去について、サンディーがコミコンのインタビューで言ってるのを聞いて、「言っていいのか?」と思いました。最初の頃の情報だと、地球に娘を残して…みたいな話でしたが、変わったんですね。

賞レース・・・技術部門では確実に絡みそうですが、サンディー自身はどうでしょうねえ。今年の賞レースは熾烈みたいですし。どれくらいヒットするか…。今からドキドキです。

私はたぶんまた、毎週のように映画館に通うので、最初は3Dかなあ。
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インタビュー映像 ()
2013-08-31 00:21:41
ヴェネチアでの英ガーディアン紙によるインタビュー映像(監督、ジョージ、サンディー個別)

http://www.theguardian.com/film/video/2013/aug/30/george-clooney-sandra-bullock-gravity-venice-film-festival
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テルライド映画祭の記事 ()
2013-09-02 13:10:00
これは記事と批評が組み合わさったようなものです。ロバート・レッドフォード主演で、海で一人で漂流する映画「All Is Lost」がやはり高い評価を受けていますが、それとの比較をしていて、なかなか興味深い内容です。時間があれば、要約しますが、とりあえず、リンクを。

http://www.hitfix.com/in-contention/telluride-all-is-lost-and-gravity-play-with-similar-themes-at-sea-and-in-space
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アドバイスした宇宙飛行士 ()
2013-09-13 21:50:20
撮影中に宇宙ステーションの飛行士と実際に話してアドバイスをもらったとサンディーが言っていましたが、そのご本人のインタビュー記事です。

http://www.space.com/22786-gravity-film-sandra-bullock-astronaut-advice.html

ワーナーや監督を通して知り合ったのではなく、妹さんがたまたま飛行士の弟さんと知り合ったおかげだそうで、不思議なものですね。時間があれば要約します。

「時間があれば」ばかり言っていてすみません(汗)
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LAタイムズ紙の記事 ()
2013-09-14 01:42:04
ちょっと褒め過ぎの記事です。

http://www.latimes.com/entertainment/movies/moviesnow/

このリンク先で、"Gravity"で検索すると出ます。
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ガーディアン紙のインタビュー ()
2013-11-07 01:16:37
ちょっと長めのインタビュー映像です。

http://www.theguardian.com/film/video/2013/nov/06/gravity-sandra-bullock-video-interview

明らかに疲れてる感じ(笑)

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