楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

春にはなったけれど・・・

2011-04-22 20:55:31 | Song of the Moment

 元キャンディーズの女優、田中好子さん、スーちゃんが乳がんで亡くなりましたね。昨日、少し落ち込んでいたところへ入ってきたこの訃報にまたがっくり。とくにファンだったわけではありませんが、キャンディーズの曲には親しみがあり、アイドルから立派に女優に成長したスーちゃんのことも好きでした。ということで、久々の"Song of the Week"は、キャンディーズのラストシングル「微笑みがえし」。

<!-- キャンディーズ -->

 昨日、何に落ち込んでいたかというと、福島原発の20キロ圏内が立ち入り禁止になることによって、完全に取り残されることになった動物たちのことをあれこれ考えていたからです。これまでは、個人や団体で保護活動をしている人たちがその区域に行き、保護したり、エサを置いてきたりしていたわけですが、その活動自体がこれからどうなるか分からなくなりました。すでにものすごい数の家畜、ペットが餓死しています。避難の際に、すぐ戻れると思った避難民の方が室内に置いてきた猫や犬の生存率は10%ほどしかないそうです。そして、共食いという、ペットには想像を絶する状況も起きています。保護活動をしている方があえて掲載された写真が頭から離れません。飼い主の方があの悲惨な姿をじかに見たら・・・と思うと……。

 保護活動をしている方たちはまだあきらめずに、関係省庁に働きかけ、なんとか救出活動は続けさせてくれるよう交渉しているそうです。頭が下がります。私にできることはせいぜいわずかな金額を寄付し、嘆願書をメールする程度。それでも何もしないよりはマシだと思いつつも、助けられたであろう膨大な数の命が消えてしまったこと、そしてこれからも消えていくことに茫然とします。

 私は猫2匹と暮らしています。よくペットを「家族と同じ」と言いますが、まさにそのとおりで、私にとっては何よりも大切な存在です。自分が被災者になったときに、どんなことがあっても猫たちを連れて逃げられるよう、万全の準備をするつもりです。

 そして、毎日考えるのはアクアさんのこと。3月10日を最後に更新されていないブログを1日に何度も見に行きます。アクアさんとは、新ドラマが始まるたびに、必ず何本か共通して好きなドラマがあり、彼女は毎回そのドラマのことを紹介されていたので、私もコメントを書き込んでいました。今月から始まった「BOSS」も、きっと記事にされていたはず。そして、キャサリン・ゼタ=ジョーンズのファンであるアクアさんなら、最近のキャサリンのそううつ病の件も心配したことでしょう。アクアさん、どこにいるのかなあ。寂しいです。


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3 コメント

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アクアさんが戻ってきた! ()
2011-04-24 19:41:42
アクアさん、ご無事でした。
ブログが再開されました。
あ~よかった。
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ご心配おかけしました。 (アクア)
2011-04-29 20:57:08
楓さんのブログでも私の安否を気にかけてくれていたようで・・・。
ほんとにご心配おかけしました。

福島原発事故に伴う動物の保護のこと。

地震が起きた直後はライフラインは全てストップしていたし、電気の復旧にも仙台の中心街でも2~3日はかかったので、テレビでこの地震についてどういった報道がされているのか全く分かりませんでした。
復旧後、いざテレビを見て、大地震だけではなく、この福島原発事故も知ったしだいで・・・。
また仕事上、関わることでもあって。

友達と避難していた際、ワンちゃんも一緒に連れてきている方もいて、避難していた中学校にはほんとに大勢の人たちで寝るスペースもないくらいだったんですが、そのワンちゃんが小型でとってもおとなしかったこともあり、周りの人たちもこんな非常事態だからこそなのか、文句や不満をいうこともなかったんです。(私はそのワンちゃんのすぐ斜め前にいたので。)
むしろその地震から1週間くらいは3月とは思えないくらいの寒さで、中学校にもヒーターしか無かったので、そのワンちゃんを抱かせてもらうことで温まらせてもらったりしたくらいで。

ペットを飼っている方にとっては家族も同然。
なので、楓さんの仰ることには私も同感です。
小型のワンちゃんだったので飼い主の方も一緒に連れてこられたのだと思いますが、もし大型犬だったら、それは不可能に近かったわけで・・・。

余震もまだ続いてそれは不安でもありますが、この原発事故については日を追うごとにいろんな問題が発覚して、ほんとに今後どうなってしまうんだろう、と報道を見るたび、考えてしまいます。
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アクアさんへ ()
2011-04-30 10:12:58
アクアさん、ほんとにおかえり~!

原発20キロ、30キロ圏内のワンちゃんは、土地柄か、中~大型犬が多いようなのです。
幸い保護された犬たちを見ると、小さくても柴犬程度の大きさはあることが多くて。
28日から行政による保護が開始されましたが、徘徊している犬と猫に限る、という融通の利かなさ。
庭につながれている犬は、保護もエサやりもできないそうです。
人間としてどうしてそれができるのか、私には不思議です。

連休が終わったら、地元や都の防災担当に災害時の家畜(23区内だとあまりいないかもしれませんが)や、ペットの保護について、問い合わせようと思っています。

数年前にうちの区に聞いたときは、「獣医師会と連携していろいろ検討中」と言われました。今回の被災家畜、ペットが命を落としたのは、人災の部分が大きいと思うので、次にそれを生かさないと、失われた命が浮かばれませんよね。
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