つくば市の写真&学生生活日記

つくば市の大学生。
カメラが趣味でつくば市の四季の移ろいや自然、生活の様子を日記にしています。

筑波実験植物園④ 園内の植物

2010年10月02日 | Weblog
2010年10月2日、この記事では絶滅危惧に関係なく、10月上旬の筑波実験植物園で見られる植物を紹介します。


これは、熱帯資源植物温室で見つけた植物です。名前はアサヒカズラ、タデ科だそうです。何とも言えない熱帯らしい植物。


よくよく見ると小さなピンク色の花がたくさん咲いていました。


そして同じく熱帯資源植物温室で見つけた植物です。名前が表記されていなかったのでわかりませんが、何とも言えない色です。

これは何なんでしょう!?…。


こちらは彼岸花を撮影した後、あずまやから水生植物付近で見つけた植物です。スイレン科ヒツジグサと書いてあります。

写真向こうには小さな白い物体が浮いています。ヒツジグサは名前は聞いた事があり、睡蓮にそっくりな事も知っていました。


ヒツジグサ…。どう見てもただの白い睡蓮(スイレン)です。しかし、ものすごい花が小さかったです。やはり水に浮かぶ姿はいいですね~。

スイレンも好きな花の一つなので、ヒツジグサが見れた事はひとつの収穫になりました。


そしてこちらは、あずまやの前の水生植物の池の上の花壇に咲いていた花、サワギキョウ、キキョウ科です。

薄紫色の花がたくさんついていてキレイでした。


場所は変わって帰り時、温帯資源植物西、園内入ってすぐ左の学園東大通り沿いの球根コーナー付近で撮影した写真です。

この面白い植物はイヌサフラン、球根です。この時期葉が出ないで直接花が咲くそうです。


そしてすぐ隣には似たような植物、サフランです。鎖静、鎖痛、通経薬に使用したり、染料や香料にも使われるそうです。


そして少し北へ進むと、何とも珍しい白い彼岸花が咲いていました。名前はシロバナマンジュシャゲ、ヒガンバナ科と書かれていました。



インターネットなどの写真では見た事がありましたが、実際に白い彼岸花を見たのは初めてです。日陰だったのが残念です。

白い彼岸花、シロバナマンジュシャゲの後、いよいよ次回は筑波実験植物園で咲いていた彼岸花を紹介します。

あずまやの前に咲いていた彼岸花。とにかくたくさん写真を撮ったので、いくつかに分けて紹介したいと思います。ではその様子は次回。

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筑波実験植物園③ 絶滅危惧植物

2010年10月02日 | Weblog
2010年10月2日(土)。筑波実験植物園中央広場の東には、絶滅危惧植物が植えられています。

この日最後に見学した屋外の絶滅危惧植物。第一目的の彼岸花を後回しにし、こちらを最初に紹介します。


ここはあずまやから橋を渡り、少し進んだ所。そこには絶滅危惧植物のコーナーがあります。案内板には筑波実験植物園のマスコット?が。

午後3時前でしたが、日が傾き、この辺りは木々に囲まれているため暗かったです。

絶滅危惧植物、たくさんの植物が植えられていますが、その中でも花が開花している植物や、目についた植物をいくつか紹介します。


この写真に写っている花は、マツモトセンノウ、ナデシコ科です。


絶滅危惧植物ではありませんが、地面には鮮やかなキノコが生えていました。これも小さな秋です。


そしてこのキレイな花はタイワンホトトギス、ユリ科です。小さな花ですが、よく見ると模様もありとてもかわいらしい花でした。


この植物はリュウキュウアセビ、ツツジ科です。新芽が赤かったので気になって写真を撮りました。


この花はシチョウゲ、アカネ科。初めて聞く科です。暗いせいか少しぶれてしまいました。本当に小さな花です。


このキレイな花はツルウリクサ、ゴマノハグサ科です。園芸品種でもありそうなキレイな花。パンジーにも似ています。


なかなか面白いものを見る事が出来ました。前回訪れた時は何にも咲いていなかったのですが、この時期にはたくさんの花が見られました。

絶滅危惧植物。人間が自然に与えた影響は大きいです。これから先、もっと自然を大切にしていきたいと思いました。

そしてまだまだ記事は続きます。ではさらばじゃ。

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筑波実験植物園② 世界最大のラン グラマトフィルム・スペキオス

2010年10月02日 | Weblog

筑波実験植物園散策。彼岸花の次に見たかったもの、それは筑波実験植物園のホームページにも載っていた、世界最大のランです。

絶滅危惧植物展を見た後、説明していただいたおじさんに、「世界最大のランが見られると聞いたのですが?」と聞いたところ、

すぐそこなので案内しますよ!と言われました。世界最大のランは絶滅危惧植物展が開かれている建物の温室にありました。

説明は写真でも見れるので…。


こちらが世界最大のランです。根鉢ごと高い所に固定されていました。これは18-105 VR、18㎜で撮影した写真です。

下からだと遠くてどこに花が咲いているか全くわかりません。一番上に咲いているとの事ですが…。


105mmでは足りないので、少しトリミングをしました。コンデジよりずっとキレイなのでトリミングを行ってもキレイに見えます。

写真で見たものと全く同じ花です。見てください、あの毒々しい花色と模様。見た時は結構感動しました。

10月1日、昨日開花したと聞きました。いや~、珍しいものが見れて良かったです。世界最大のランなんてなかなか見られません。

近くにこんな大きな植物園があってよかったです。この花はまだ見られるそうなので、興味のある方は是非。

まだまだ記事は続きます。

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筑波実験植物園① 絶滅危惧植物展

2010年10月02日 | Weblog
お久しぶりです!ようやく長く遅い夏休みが終わり、この間つくば市に帰ってきました。

地元信州は撮影スポットが多いので、長期休みはつい入り浸れてしまいます。なのでつくば市のブログが…。


早速ですが9月下旬になると咲く花と言えば、そうです。彼岸花です。今年は開花が遅いらしく、地元でも撮影ができました。

つくば市でも彼岸花を見れる場所を探した結果、一番近い場所が春日の隣、天久保にある筑波実験植物園でした。他は洞峰公園や筑波山です。

天気も晴れ!写真撮影には絶好の日です。では早速行ってみましょう。


彼岸花を撮影する前にもっと面白いのが…。何と今日から筑波実験植物園では絶滅危惧植物展が開かれるのです。

筑波実験植物園のホームページで今日から開かれる事を知り、彼岸花と両方楽しめたらと思い日にちを合わせて来てみました。

では絶滅危惧植物展の様子を少しだけご覧ください。


こちらが展示会場の様子です。植物や環境について、写真や植物の展示を見ながら勉強する事が出来ます。

また、ガイドのおじさんに分かりやすく解説していただいたので、とても勉強になりました。


面白い物を見つけました。写真右の展示を見ると、カザグルマと書いてあります。これはキンポウゲ科のクレマチスの仲間だそうです。


少しわかりにくいですが、このものすごく小さな花はアマミクサアジサイ、ユキノシタ科だそうです。こんなに小さい紫陽花は初めて見ました。

奄美大島の固有種で2箇所にしか分布しない。日当たりのよい滝のそばに生育する。沖縄県の指定する絶滅危惧植物だそうです。


そしてこの植物、葉の下に小さな花が咲いているのが見えます。実物は写真で見るよりさらに小さいです。マクロで撮影するべきでした…。

日本では沖縄の1ヶ所だけに分布する。その自生地は県指定天然記念物として保護されているが開発が進み、個体数は減少しているそうです。


なかなか勉強になりました。植物に興味がないとなかなか耳を傾けませんが、地球環境にも関係する良い話が聞けました。

また、自分は園芸などで知っている分野もあり、品種名や科の名前なども分かったので、聞いててとても勉強になりました。

ちなみに一緒にいた友達は、さっぱりだったそうです。筑波実験植物園散策はまだまだ続きます。

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