昨日、名古屋で次女と待ち合わせして愛知県芸術劇場にキエフバレエの「白鳥の湖」を観に行ってきました。
前も書きましたが、我が家長女も次女もクラシックバレエを習っていましたので、機会があれば結構鑑賞しに出かけたりします。
で、本場のバレエですよ。
あ、ここで言う本場はロシアのことです。
発祥の地はフランスでもクラシックはソビエトってのが「アラベスク」山岸涼子世代の認識ですので。
もう一言で言うなら、バレエダンサーは体つきも必須条件だなってことです。
熊川哲也がローザンヌバレエコンクールで、
「彼の膝下があと3センチ長かったら」伝説のローザンヌ←そのときのTV放送。
と批評家に言われたのを思い出しました。
「膝下3センチなんてどうにもならないことをを言うか!」
とそのとき思ったんですが、つくづくそう言うスタイルを備えて初めてプリンシパルへの道が開けるんだなって思わされたって事ですね。
今は手足の長い顔の小さな日本人もたくさんいますが、持って生まれた人種の特徴がバレエと言うより舞踊という形にぴったりフィットする日本人には厳しい世界なんだって思いました。
いや、そのくらいバランスの差こそあれ芸術的な人たちの集団だったって事です。
主役のバレリーナ(今って男女総称してバレエダンサーって言いますよね)の素晴らしかったこと。
白鳥の湖はオデットの清らかさとオデールの妖艶さの二面性をいかに同じダンサーが演じるかってのも見所です。
ん?どこかで感じたぞ。この二面性。。。ってのはスルーして。。。
ここで白いチュチュと黒いチュチュの二人のHYDEさんを想像できた人はツワモノ。。。。
本当に同じ人の踊りなのよね????
って位、ある意味「人間ってコワイ」なダンサーさんでございました。
さすがプリンシパルです。
オデールのグランフェッテアントールナン(32回転)がなかったのが「なぜ???」でしたけど、それに匹敵するくらいの跳躍を見せていました。
滞空時間が長い!。
ハラショー!!!
ところで昨日の座席は7列目だったんですが、オーケストラボックスがあったので最前列が6列。
ってことで。。。そう!2列目で鑑賞したんですよ~~。
で、ですね。
私たち母娘の前にちょっとご年配のご夫婦が見えまして、その奥様が1幕の10分も経過した頃から熟睡なさっていたんです。
ちょっと信じられませんでした。
私がぴあでチケットの先行をかけたのより前に決めていなければ最前列なんて取れないはずだからです。
「なじぇ?????」
一幕を終えお手洗いにご夫婦が席を立ったのを見て次女と想像。
「きっと誰か親戚が出てるんだよ。」
「まさか。キエフだよ???キエフバレエ団に日本人いたっけ???」
「だって、あんたのバレエの発表会の時のお父さんと同じだもん。あの二人」
「どういう意味??」
「決まってるじゃん。自分の娘のとき以外は興味ないの。」
「ええ????」
こそこそとうわさ話をしていたんですが。
ははは。。。
伊達に歳とってるわけでもないみたい。
2幕で素晴らしい東洋人の男性ダンサーが表れました。
前のご夫婦しっかり起きています。
一般に跳躍以外で男性ダンサーの見せ所はあまりなくて、下手すると女性ダンサーの添え物的な部分も感じてしまったりするものなんですが、彼は凄いソリストでした。
ナポリ(ヴェニスと書かれていました)を踊る周りの女性ダンサーがまったくもって添え物の様でございました。
あとでチラシ(ごめんパンフレットもったいなくて買わないの)を確認しましたところ、彼の名前は菅野英男(←ぽち)。
すばらしかったはずですね。。。ソリストとしての団員だったんです。
果たして彼の親戚かどうかは確認できませんでしたが、そのご夫婦、2幕が終了すると同時に帰って行かれましたよ。
さて、そんなこんなで久しぶりにバレエを鑑賞して「また習いたなぁ」なんて言い出した次女。
まぁ、わからないでもないんです。
私ですらどの曲を聴いても娘が踊った覚えのあるものばかりでからだがリズムを取ってしまうくらいでしたから。
でも、
「嫌だよ。そんなお金があったらライブ行きたい」
と即座にお断りしておきました。
まぁ、習いたかったらご自分のお金でどうぞ。ですよ。
とにかく、次女と二人素敵なひとときを過ごしました。
途中睡魔と戦った場面があったことは内緒。←
拍手コメお返事。
New comer さん:
大変衝撃的な事故でしたね。。。。
誰もがその愛称で呼んだスタッフさん。
彼の人生が彼の中でちゃんと満足できるものであったらいいなと願っています。
前も書きましたが、我が家長女も次女もクラシックバレエを習っていましたので、機会があれば結構鑑賞しに出かけたりします。
で、本場のバレエですよ。
あ、ここで言う本場はロシアのことです。
発祥の地はフランスでもクラシックはソビエトってのが「アラベスク」山岸涼子世代の認識ですので。
もう一言で言うなら、バレエダンサーは体つきも必須条件だなってことです。
熊川哲也がローザンヌバレエコンクールで、
「彼の膝下があと3センチ長かったら」伝説のローザンヌ←そのときのTV放送。
と批評家に言われたのを思い出しました。
「膝下3センチなんてどうにもならないことをを言うか!」
とそのとき思ったんですが、つくづくそう言うスタイルを備えて初めてプリンシパルへの道が開けるんだなって思わされたって事ですね。
今は手足の長い顔の小さな日本人もたくさんいますが、持って生まれた人種の特徴がバレエと言うより舞踊という形にぴったりフィットする日本人には厳しい世界なんだって思いました。
いや、そのくらいバランスの差こそあれ芸術的な人たちの集団だったって事です。
主役のバレリーナ(今って男女総称してバレエダンサーって言いますよね)の素晴らしかったこと。
白鳥の湖はオデットの清らかさとオデールの妖艶さの二面性をいかに同じダンサーが演じるかってのも見所です。
ん?どこかで感じたぞ。この二面性。。。ってのはスルーして。。。
ここで白いチュチュと黒いチュチュの二人のHYDEさんを想像できた人はツワモノ。。。。
本当に同じ人の踊りなのよね????
って位、ある意味「人間ってコワイ」なダンサーさんでございました。
さすがプリンシパルです。
オデールのグランフェッテアントールナン(32回転)がなかったのが「なぜ???」でしたけど、それに匹敵するくらいの跳躍を見せていました。
滞空時間が長い!。
ハラショー!!!
ところで昨日の座席は7列目だったんですが、オーケストラボックスがあったので最前列が6列。
ってことで。。。そう!2列目で鑑賞したんですよ~~。

で、ですね。
私たち母娘の前にちょっとご年配のご夫婦が見えまして、その奥様が1幕の10分も経過した頃から熟睡なさっていたんです。

ちょっと信じられませんでした。
私がぴあでチケットの先行をかけたのより前に決めていなければ最前列なんて取れないはずだからです。
「なじぇ?????」
一幕を終えお手洗いにご夫婦が席を立ったのを見て次女と想像。
「きっと誰か親戚が出てるんだよ。」
「まさか。キエフだよ???キエフバレエ団に日本人いたっけ???」
「だって、あんたのバレエの発表会の時のお父さんと同じだもん。あの二人」
「どういう意味??」
「決まってるじゃん。自分の娘のとき以外は興味ないの。」
「ええ????」
こそこそとうわさ話をしていたんですが。
ははは。。。
伊達に歳とってるわけでもないみたい。
2幕で素晴らしい東洋人の男性ダンサーが表れました。
前のご夫婦しっかり起きています。
一般に跳躍以外で男性ダンサーの見せ所はあまりなくて、下手すると女性ダンサーの添え物的な部分も感じてしまったりするものなんですが、彼は凄いソリストでした。
ナポリ(ヴェニスと書かれていました)を踊る周りの女性ダンサーがまったくもって添え物の様でございました。
あとでチラシ(ごめんパンフレットもったいなくて買わないの)を確認しましたところ、彼の名前は菅野英男(←ぽち)。
すばらしかったはずですね。。。ソリストとしての団員だったんです。
果たして彼の親戚かどうかは確認できませんでしたが、そのご夫婦、2幕が終了すると同時に帰って行かれましたよ。
さて、そんなこんなで久しぶりにバレエを鑑賞して「また習いたなぁ」なんて言い出した次女。
まぁ、わからないでもないんです。
私ですらどの曲を聴いても娘が踊った覚えのあるものばかりでからだがリズムを取ってしまうくらいでしたから。
でも、
「嫌だよ。そんなお金があったらライブ行きたい」
と即座にお断りしておきました。
まぁ、習いたかったらご自分のお金でどうぞ。ですよ。
とにかく、次女と二人素敵なひとときを過ごしました。
途中睡魔と戦った場面があったことは内緒。←
拍手コメお返事。
New comer さん:
大変衝撃的な事故でしたね。。。。
誰もがその愛称で呼んだスタッフさん。
彼の人生が彼の中でちゃんと満足できるものであったらいいなと願っています。