DRIVING~DiaRy of racIng deVelopment IN Grid~

DRIVING
【名:運転、推進、駆動 形:心をとらえる、激しい】

夏も終わりかな?

2006-09-20 22:37:42 | technology
やっと暑い夏を乗り切りました!!

去年の夏は渋滞でオーバーヒート気味だったのですが…今回は乗り切りました!!

っても去年から変わったところって言っても…

①エアクリーナーに遮熱板を設けた
②ファンコントローラー
③ICスプレー

ってくらいでしょうか。
個人的には①が大きいと思います!!
ファンも設定温度は開始が95度で終了が90度
ICスプレーも95度の間では10秒ごとに1秒間だけ噴射(走行時)

①の遮熱板もダクトをつけてラム圧を利用しているわけではないがエンジンルームの熱を吸わなくなっただけでこれほど変わるとは思ってもいませんでした。レゾネも撤去はしてません。そろそろレゾネ撤去してラム圧を利用した導風をしてもいいかも♪しかしそうなるとフェンダーを外す必要性も;;その前にバンパーも;;って理由でなかなか踏み切れないわけです。さらにセリカのレゾネはフェンダー内部とエンジンルームを仕切る役割も果たしているのでここにも遮熱板を入れる必要があるとかないとか。

②のファンコントローラーは早めの対策ですね。セリカはアルミラジエーターなので走り出してしまえば問題はないのですが、渋滞や前方にトラックや車があるとウェイクに入ってしまいなかなか冷えません。そこで少し早めのファンコントロールです。

③のICスプレー制御も水温制御なので、主にスタート時、ウェイク領域での走行中のみです。頻繁に噴いてもあっという間になくなってしまうので;;しかし、セリカは水冷インタークーラーでスタート時からICが冷えるまでに時間がかかるというデメリットもあり、これを緩和するのにも有効だと思います。走り出してしまえばICも十分冷えるので問題はないのですが…さらに水はICのフィンの隙間から後ろのコンデンサーの冷却、さらにはラジエーターまで水は届くと・・・信じてます!!冷却効果をちょっとだけ期待してます。

最近、追加したのが遮熱テープです。インタークーラーの前面とコンプレッサーからICまでのパイプ。エアクリ直後の熱くなりそうなところ。コンプレッサー横のアッパーホースにぺたぺた張りました。効果のほどは…気分的なものですね。吸気温度が低い=パワーが上がる!!って方程式を信じて…まー本当はIC出口の温度が低いのが大切なんですが;

でーいま気になっているのが・・・

遮熱エアクリボックスに導くダクト
ラジエータークーリングパネル
遮熱テープの増設
PCケースファンによる冷却
(↑単にギミックが欲しいのと某ショップでレガシィ用のICファンが売り出されていたから…)

って夏も終わったのに…温度にこだわる私…なんか気になるんです!!
一度IC出口の温度とエアクリ直後の温度を調べて見ようかな

ウォーターインジェクション

2006-09-04 22:45:56 | technology
今度のWRCのレギュレーションから外された技術の一つでターボ時代のF1にも使われている技術です。

私の車にもありますが…配管されておらず使用は出来ません。
ネットや本などで調べてみると使用している方はいないわけではないようです。

しかしFASシステム比べると圧倒的に少ないです。なぜか?

それはデメリットが大きすぎるからです。

デメリットはおいておいてメリットから説明します。
セリカはインマニにインジェクターがあり、ここから水を噴霧します。

吸気温が下がりパワーを得ることが出来ます。また気筒内の温度を下げ耐ノック性をあげることも可能。さらに、燃焼により水は液体から気体になることで体積が約1400倍に膨張。これによりパワーを稼ぐことも可能
うまくセッティングしてやれば+40PSほど稼げるそうです

様々なメリットがありますが、このウォーターインジェクションはこのメリットがあってもハイリスク故に使われないのです。

デメリットは・・・エンジン破壊・・・
水は374℃、22.1MPaを超えると超臨界状態になり、溶解性を持つ液体とも気体とも違う状態になります。つまりピストン、ブロックが融解します。これによりエンジンブロー。OHなんかが出来る状態ではなく、買い替えです。

これならタービン交換してちゃんとセッティングを出したほうが圧倒的に安全で安くつきます。