昨日の稽古には新人が一人増えました。
韓国人のPさん。
日本に来て10数年という事で日本語はかなり達者。
月に一回ぐらいのペースになりそうですが国際的な色彩が色濃くなるのは大歓迎!!
日本と韓国は政治の世界では閉塞感が漂ってはいるが民間レベルではそれがまるで嘘であるかのように人間関係に影響を受けていない。
韓国人や在日の友人がいるが、それぞれ国家間の問題と我々の友情とは別との様子。
政治家の失言で友人関係が左右されるなど馬鹿馬鹿しいと感じているようだ。
自分は元々武道と政治は別だと考えている。
当たり前の話だが民族差別など話にもならない。
むしろ政治では行き届かない民間レベルの国際交流は相互理解を生み出す。
それが武道を通して行えるはず。
民間の力を侮るなかれ。
国が違えば理解しがたい事は実際にある。
しかし違いを認め合う事が大切だろう。
狭量な人物は武道にはいらない。
大きな度量を持つべく修行を続けたいものである。
日本に良い感情を持っている韓国人は多い。
目を吊り上げて日本人を非難する韓国人に出会うよりも友好的な韓国人に出会う事の方がはるかに多い。
友好的な相手に対して十羽一絡げにマスコミに扇動されていて日本人が憎悪をむき出しにするようでは日本も危ういかもしれない。
ネットやテレビの情報ではなく実際に腹を割って話し合う事ができれば大抵の韓国人とは分かり合える事は経験済み。
中にはなかなか厄介な人もいるにはいるがそれは日本人においても同じ事。
嫌な人ってどこに行ってもいますよ(苦笑
武道で鍛錬した成果が人と人が認め合うという事として表れるならば、こんな嬉しい事はない。
逆に武道をやった結果、攻撃的だったり他者批判に終始するような人格となったのでは修行の甲斐もない。
ましてや青少年教育などと言えたものではないだろう。
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