今週二度目のご紹介は
キャストライト――空晶石です。
別名クロスストーンとも呼ばれるこの石は
天然石コレクターの間ではとても有名ですが
一般的にはあまり聞きなれない鉱物かと思います。
キャストライトは接触変成岩(=ホルンフェルス)中で
産するアンダリュサイト(和名『紅柱石』)の変種で
長柱状結晶の横断面に十字状に炭素質を含み(=インクルージョンと言います)
“砂時計構造(砂が落ちる部分のくびれ部の形に似ることから)”を示します。
この構造を“空晶石構造”といい
そのため和名を『空晶石(くうしょうせき)』と名付けられました。
ちなみにキャストライトの由来は
ギリシャ語の対角線的な配列の意味『chiastos』からです。
『chiastolite』

黒い十字部分が炭素質です。
画像はキャストライトのタンブルです。
外見は地味ですが、珍しい形状という意味では
一、二を争うかと。

かなりはっきりと十字模様が確認できますね?
自然が産み出した造形美はとても不思議です。
他に十字の形をした天然石として
スタウロライト、その名も十字石というのがありますが
こちらについてはまた後日ご紹介したいと思います。

裏面です。
天然のものなのでちょっぴりキズがあります。
ネットで調べたところ
クリスマスの日が誕生石という聖なる石だそうです。
十字模様がキリスト教との関連性を
イメージするのでしょうか。
宗教的な繋がりの強い石と言われています。
キャストライト――空晶石です。
別名クロスストーンとも呼ばれるこの石は
天然石コレクターの間ではとても有名ですが
一般的にはあまり聞きなれない鉱物かと思います。
キャストライトは接触変成岩(=ホルンフェルス)中で
産するアンダリュサイト(和名『紅柱石』)の変種で
長柱状結晶の横断面に十字状に炭素質を含み(=インクルージョンと言います)
“砂時計構造(砂が落ちる部分のくびれ部の形に似ることから)”を示します。
この構造を“空晶石構造”といい
そのため和名を『空晶石(くうしょうせき)』と名付けられました。
ちなみにキャストライトの由来は
ギリシャ語の対角線的な配列の意味『chiastos』からです。
『chiastolite』

黒い十字部分が炭素質です。
画像はキャストライトのタンブルです。
外見は地味ですが、珍しい形状という意味では
一、二を争うかと。

かなりはっきりと十字模様が確認できますね?
自然が産み出した造形美はとても不思議です。
他に十字の形をした天然石として
スタウロライト、その名も十字石というのがありますが
こちらについてはまた後日ご紹介したいと思います。

裏面です。
天然のものなのでちょっぴりキズがあります。
ネットで調べたところ
クリスマスの日が誕生石という聖なる石だそうです。
十字模様がキリスト教との関連性を
イメージするのでしょうか。
宗教的な繋がりの強い石と言われています。