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花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

今後の予定

2010年08月05日 | 日記
ブログ開設から早いもので四ヶ月が経ちました。
最近では花のエッセイよりも、もっぱら天然石の紹介ばかりで
花の方を楽しみにされていた方には、申し訳ない限りです。
どちらも軽い読み物として、楽しんでいただけると嬉しいのですが。

今後の予定としては、天然石を中心に
火曜日と木曜日の週二日の更新となります。
(それでも更新が難しい週もあると思いますが)

プロフィール画像の猫は我が家のペットです。
三毛のメスで、かかりつけの動物病院でも
評判の美人猫なんですが、性格は甘ったれで
相当なきかんぼうです(笑)
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天然石標本~ラリマー~

2010年08月05日 | 天然石標本
先週から今週に渡って
空をイメージした石ばかりが続きましたので
今回ご紹介する青い天然石は
真夏の海をそのまま取り出したような
ラリマー――ソーダ珪灰石(=ペクトライト)です。
愛と平和を表す鉱物としても有名です。


ラリマー(あるいはラリマールとも)とはドミニカ産の
青色(水色)の天然石のことで
正式名称は『ブルー・ペクトライト』と言います。
1974年ノーマン・ライリングにより
南部のパオル村鉱山から発見されました。
ラリマールというのは現地の宝石商が愛娘の名と
海というスペイン語を併せて作り出した造語。
その後、アメリカ人の宝石商C・マークが
カリブ海の宝石と呼んで売り出しました。
本来のペクトライトの名称はギリシア語で
凝結する、固結した、を意味するpektosから。
ラリマールは西インド諸島に産する『コンク・パール』
ドミニカ共和国の琥珀と共に
カリブの3大宝石と呼ばれています。


以上は宝飾品としてよく見かけるラリマーの紹介文です。


私がこの天然石に出逢ったのは
丁度、日本のミネラルマーケットで出回り始めた頃でしょうか。
今でこそ様々な店で取り扱っていますが
その頃、ドミニカからの出展はただ一店舗のみ
ご覧のとおり、目を奪うほどの美しさに
高額な値段にもかかわらず
思わず衝動的に購入してしまいました。


『Larimar』





白い波頭、どこまで澄み切ったマリンブルーの水
自然が描き出す模様はまさに海。





斜めから見た画像です。
こちらの青はやや緑がかったオーシャンブルー。





ラリマーは基本宝飾品として扱われるので
原石状態よりも加工したタイプが多いようです。
ちなみに画像の石は全面に艶出し加工が施されています。


よく水晶ばかり集める天然石コレクターというのがいますが
私の石友には、このラリマーのコレクターがいます。
コレクター熱が嵩じて
アメリカはツーソンで開かれる世界最大級の
ミネラルショーに業者の方と一緒に買い付けに行くほどです。
その点、国内でのんびりと石集めをしている私は
まだまだコレクターとしては可愛い方かもしれませんね。




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