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クリエイティブ

映像編集、作成の為にこのプログを作成しました。

塩野 七生著『わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡』を読みました

2006年12月05日 00時32分55秒 | Book
わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡

中央公論社

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ダビンチコードにはまって以来、あの時代を題材にした本を読み漁っています。
その中でこの本を読みました。
ダビンチ、マキアヴェッリ、チェザーレ・ボルジアと私に知的好奇心を駆り立ててくれる人々が数多く居て、その時代背景と彼らが行ってきた足跡を辿る事だけでも楽しいものがあります。
彼らはフィレンツェという美しい都市国家を外国から守るために、ある時期、結束していました。
ダビンチの創造性とマキアヴェッリの戦略とチェザーレの戦術が巧みに組み合わさっていた時期のことを思い浮かべるとワクワクします。
彼らの足跡の上に、今のフィレンツェの姿があることを思うと、実際に行ってみたい気持でいっぱいになります。
この本は、塩野さんのフィレンツェに関する潤沢な知識が溢れ返っていて、この古都への思いを更に掻き立ててくれます。
塩野さんのマキアヴェッリに対する個人的な思い入れも感じました。
本の最後に、フィレンツェの折込地図があります。
その中心部に塩野さんの住居も記述されています。
今も実際にお住まいなのでしょうか?
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Number666「越境秘話」を読みました

2006年11月17日 06時22分33秒 | Book
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2006年 11/30号 [雑誌]

文藝春秋

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今週発売されたNumber「越境秘話」を購入し、読みました。
久々にNumberを購入しましたが、今週の特集「越境秘話」に引き付けられてしまいました。
最近、スポーツ選手が頻繁に海外移籍する中で、その環境とその選手の内面の心情にスポットを当てて特集したものです。
良い企画でした。

プロフェッショナルなスポーツ選手が環境を変えてプレーする上での勇気の重要性を感じました。
記事のなかで、マリナーズに移籍した城島捕手の話があります。
彼は、試合中に、投球を続けているピッチャーが途中で、怪我をしますが、それに早く気づいてあげられなかったことを今でも悔やんでいるそうです。
プロフェッショナルとして、更に高みを目指す彼の意識を感じました。

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「われ巣鴨に出頭せず―近衛文麿と天皇」を読みました

2006年11月09日 17時33分29秒 | Book
われ巣鴨に出頭せず―近衛文麿と天皇

日本経済新聞社

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「われ巣鴨に出頭せず―近衛文麿と天皇」を読みました。
現代の彼の評価には「三度、総理になったが、三度、その地位を投げ出した人」という汚名に近いものがあります。
果たして、本当にそうだったのかという点を、作者は、愛情を持って語っています。
この当時の歴史状況は、簡単に語られて理解できるような簡単なものではないのですが、戦前のゾルゲ事件や戦後の共産化していく時代背景の中での政治活動の難しさは理解できました。
近衛氏の見識の正しさにも、この本を読んで理解できましたし、彼に続く、吉田茂の政治活動(特に外交に対するアプローチ)が現在の日本の現状に刻み込まれているのかもわかった気がします。
ただ、彼が不幸だったことは、天皇や陸軍との関係に忙殺されていて、対外的な関係に対する状況理解が不足していたことではないでしょうか?
日独伊3国同盟の締結後のソビエトの動向に対する対策があまりにも無策に思えてなりません。
確かに、当時、日本の諜報活動は軍が独占していて、情報が思うように入ってこない状況はわかりますが、それ自体が、あの敗戦の結果を生んだように思います。

この時期の歴史の真実を知ろうとする要求は高まるばかりです。
著者:工藤 美代子さんの続編となるべき本の出筆を期待しています。

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『デジタル映像制作ガイドブック』を読んでいます。

2006年10月17日 21時55分54秒 | Book
デジタル映像制作ガイドブック

ワークスコーポレーション

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映像にかかわるハードウェア、ソフトウェアに関する知識のみならず、そのビジネスに関するプランニングの事柄まで記述してあります。
その広範囲にわたる記載は、それに携わる方々に参考になる本なのでは無いでしょうか?

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図書館でのインターネットの利用方法

2006年10月16日 04時56分03秒 | Book
この前、久々に図書館に行きました。
すると、図書館にある蔵書をインターネットで検索したり、予約したりできるサービスがあることを知り、ビックリしました。
その蔵書検索も複数の図書館を同時にすることができるようです。
最近、その検索サービスも構築されたのでしょうけれど、もっと早く、利用したかったと後悔しています。
ただ、ビデオソフトの貸し出しもしていますが、そのソフト媒体がVHSです。
貸し出しを繰り替えすうち、テープが劣化してしまうのではないでしょうか?
はやく、デジタル媒体に移行した方が良いと思うのですが?
図書館もそのサービスの中身を急激に変えざる終えない現実を感じました。

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「チャートで考え、伝える技術』を読みました。

2006年10月15日 01時42分24秒 | Book
チャートで考え、伝える技術―コンサルタントがその秘訣を明かす

日本能率協会マネジメントセンター

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「チャートで考え、伝える技術』を読みました。
チャート図には様々な種類がありますが、その中で、現状のビジネスをモデル化する為にどのようなチャートを使用するべきなのか考える上でこの本は参考になりました。
特に、業務行程をワークフローとして整理し、ビジネスモデルを作成する為に使って行こうと思っています。

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『黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて』を読みました

2006年10月05日 02時00分21秒 | Book
黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて

文藝春秋

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『黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて』を読みました。
この本は、世界的な映画の巨匠だった黒澤明の映画人生における もっとも大きな挫折、『トラ・トラ・トラ!』の降板問題を、当時の関係者にあたり緻密に検証したものです。
今でも、この作品が黒澤作品として完成してほしかったと思っていましたし、降板問題の原因の真実も知りたいと思っていた所に、この本の存在を知りました。

作者は、この問題の原因を以下のように伝えています。
1、主役:山本五十六など、出演者に多数の素人を採用して、キャストに無理があった事。
2、東宝出身の黒澤監督が、ひさびさに東映の太秦スタジオを使用して撮影した為、スタッフとの関係が悪かった事。
3、20世紀フォックス社との契約項目が黒澤監督に十分に伝わっていなかった事。
4、その契約を伝えるべき日本側プロデューサーが映画作りの為に有効に機能していなかった事。
などとしていました。

ほかにも、色々と問題はあるのでしょうが、これは、アングロサクソンが中心となった欧米のビジネス社会と日本のものつくりの仕事社会との軋轢の一端を示したものではないかとも思いました。
特に、経営者に現場状況を伝えるべき、プロデューサーの役割の重要性もこの本で認識しました。
そのほかにも、読後にも、消化したい項目が多々あり、面白い本でした。

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村上隆著『芸術起業論』を読みました。

2006年09月27日 01時42分32秒 | Book
芸術起業論

幻冬舎

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村上隆著『芸術起業論』を読みました。
1.自作したアートと西洋芸術との関係性をどのように論述、翻訳して行くかという事
2.自作品を展示する場合の演出にこだわる事

以上の2点にこの本のポイントがあると思いますが、特に、最初の西洋芸術との関係性をどのように論述、翻訳するかという点については、その歴史を知らなければいけないでしょうし、論述する為のプレゼンテーションの能力も必要でしょう。
これを突き詰める事によって、氏の作品はブランドとしてのポジションを得たでしょう。
このことは、芸術という分野にとどまらず、クリエイティブな分野のすべてに当てはまる事ではないかと思いました。








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「ジハード対マックワールド―市民社会の夢は終わったのか」を読書中

2006年08月24日 02時02分52秒 | Book
ジハード対マックワールド―市民社会の夢は終わったのか

三田出版会

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ベンジャミン・バーバー著「ジハード対マックワールド―市民社会の夢は終わったのか」を読書中です。
グローバル経済が進む中、国家を細分化する地域紛争と民族主義の台頭が顕著になってきました。
民族主義の波(ジハード)とグローバル化する市場経済の波(マックワールド)の衝突と依存する姿を語っている本です。
その狭間になる民主主義というものがどうなるべきなのかと言うことをメインテーマにしています。
この本は、9年前に出版された本で、まだ読まずに所持していたのですが、書かれたテーマが色あせることなく、最近になって、よりいっそう、大切なことに思われて熟読することにしました。
社会論評や経済史にジャンル分けされる本で、民族主義の波(ジハード)を批判する立場で読みべきではないと思っています。
かつての日本も戦前、戦中には、まさに、ジハードをしてきたわけですから、そこから、マックワールドとどのように折衷してきて、これから、どのようにあるべきなのかを考察する為には、この本は良書だと思っています。

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『大野耐一 工人たちの武士道―トヨタ・システムを築いた精神』を読みました

2006年05月15日 05時06分56秒 | Book
大野耐一 工人たちの武士道―トヨタ・システムを築いた精神

日本経済新聞社

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『大野耐一 工人たちの武士道―トヨタ・システムを築いた精神』を読みました.
トヨタの創業者、豊田佐吉氏、豊田喜一郎氏、大野耐一氏とつらなるトヨタシステムの構築した人々の生い立ちをその背景を織り交ぜながら読み易く書かれています。
この前、この本にも記述されていますが、名古屋になる産業技術館に行ってきて、詳細な事項の知識もありましたから、なおいっそう理解が深まりました。
このトヨタシステムは、『見える化』や『カンバン』などの二次的な項目も生み出していますが、この事も深淵に理解できるように関連本を読んでいこうと思います。

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『メディアと芸術』を読みました

2006年04月29日 23時53分09秒 | Book
メディアと芸術―デジタル化社会はアートをどう捉えるか

集英社

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『メディアと芸術』三井秀樹著を読みました。
著者の著作物を読んだのは初めてでしたが、デジタルアート作品も実際に制作なさっているそうで、その著作内容にもその実感がこもっているように思いました。
このテーマに関しては、様々な方面からの切り口があるのですが、その論述も多方面にわたっていて、示唆にとんだ本だと思います。
最後の章で、アナログな感覚が根底になって初めて、デジタル作品のクオリティを上げる事が出来るという文章があります。
この事が、この本の一番のポイントだと思いました。
参考HP

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『ユダヤ人大富豪の教え 』を読みました

2006年03月12日 15時23分24秒 | Book
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

大和書房

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知り合いに勧められてこの本を読みました。
自己啓発本の一冊として読みやすい本でした。
このジャンルの著者にカーネギー、ナポレオンヒル、マーフィと数多くいますが、書いている項目には共通する所があるのではないでしょうか?
その点が知りたくなりました。

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『日はまた昇る』(ビル、エモット著)を読みました。

2006年02月08日 00時58分05秒 | Book
日はまた昇る――日本のこれからの15年

草思社

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『日はまた昇る』(ビル、エモット著)を読みました。
経済関連について書かれた本ですが、途中、東アジア情勢、靖国問題にも触れられていました。
その提議は、共感が得られる物で、参考になりました。
日本の産業は生産性を上げる為の激しい競争が足りないそうです。(ハイ、ハイ。)

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『Final Cut Studioスーパーリファレンス』を購入 2

2005年11月02日 22時11分19秒 | Book
Final Cut Studioスーパーリファレンスを読んでいますが、テロップを作成する上で、どのソフトでどのようにしていくのか、具体的な問題で苦労しています。
この本を読んで、それぞれのソフトの特徴の把握に努めていますが、本を読んで理解できる事は、表層的な部分でしかないことを認識しています。
実際に、さまざまな作品をつくりながら、その見栄えを確認する必要性を感じています。

テロップの作成に当たって、その見栄え、美しさを考慮すると、これはこれで奥の深い分野である事も認識しています。


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『Final Cut Studio スーパーリファレンス』を購入

2005年10月25日 23時33分58秒 | Book
Final Cut Studioスーパーリファレンスfor Macintosh

ソーテック社

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『Final Cut Studio スーパーリファレンス』を購入しました。
各ソフトウェアに付属するマニュアルをよく読めば、この本も購入せずに済んだのでしょうが、ツイツイ手っ取り早くスキルを習得する方法を選択してしまいます。
特に、今の段階で、映像にかぶせるテロップを作成する上でいい方法がないか模索しています。
Final Cut Studio には、テロップを作成する為に、LiveTypeとMotionの2つのソフトウェアがありますが、どのソフトウェアをどこでどのように使うと有効なのかをまず、優先的に知る為にこの本を利用します。

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