![]() | わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡中央公論社このアイテムの詳細を見る |
ダビンチコードにはまって以来、あの時代を題材にした本を読み漁っています。
その中でこの本を読みました。
ダビンチ、マキアヴェッリ、チェザーレ・ボルジアと私に知的好奇心を駆り立ててくれる人々が数多く居て、その時代背景と彼らが行ってきた足跡を辿る事だけでも楽しいものがあります。
彼らはフィレンツェという美しい都市国家を外国から守るために、ある時期、結束していました。
ダビンチの創造性とマキアヴェッリの戦略とチェザーレの戦術が巧みに組み合わさっていた時期のことを思い浮かべるとワクワクします。
彼らの足跡の上に、今のフィレンツェの姿があることを思うと、実際に行ってみたい気持でいっぱいになります。
この本は、塩野さんのフィレンツェに関する潤沢な知識が溢れ返っていて、この古都への思いを更に掻き立ててくれます。
塩野さんのマキアヴェッリに対する個人的な思い入れも感じました。
本の最後に、フィレンツェの折込地図があります。
その中心部に塩野さんの住居も記述されています。
今も実際にお住まいなのでしょうか?