先日の連休は、都内近郊のうどん屋さんが集まり、
埼玉県の旧高校で避難生活をしていらっしゃる福島県双葉町の方々に、
うどんの炊き出しをするというプロジェクトがあったため、
知り合いを通し、私もボランティアとして手伝ってきました。

うどん屋さん同士で連携をとり、
各お店で準備してきた材料を、
学校の給食室で早朝から準備開始。
「自分の店にいる時より気合が入る!」なんて、
笑顔で冗談を言っているうどん屋の職人さん。
「茹で立てですよー!」
長蛇の列ができても、茹で時間は慌てず妥協せず、
温かい出来立ての美味しいうどんを食べてもらおうと
一生懸命だった職人さん。
汗だくになりながらも、
給食用の大釜でゆでた大量のうどんを水でしめる職人さん。
出し汁や薬味をスピーディーにトッピングするために、
何度も手順を繰り返すボランティア。
こうして出来上がった竹輪の天ぷら付きかけうどんと、
釜玉うどんを合わせて約300人分。
職人さんとボランティアを合わせ、
たった18人でこなすというから驚いたけど、
体育館にはテレビで見たように、
救援物資のダンボールが積み重なっていたり、
共同生活の様子を目の当たりに見たりしたわけで、
避難生活をしている人たちの苦労を考えれば、
当たり前だけど、これくらい当然、まったく、
苦にもならなかった。
1つだけ思うならば・・・
うどん屋さんたちの温かい魂が、ほんの少~しだけでも
食べた人たちに伝わってくれれば嬉しいな・・・。
なんて思ったのでありました。