Baker Street Trickster

ベイカー街のいたずら好きとでも思ってください。爪楊枝からミサイルまで幅広く話題を扱っていくつもりです。

【謹賀】Westone4 レビュー【新年】(いいカメラ使ったよ!)

2011-02-16 11:30:55 | おーでぃお

祝☆あけましておめでとうございます。今年もヨロシクお願いします。


・・・新年一発目の更新なんですよー。twitterのつぶやきを自動であげる機能が楽すぎてサボりにサボってました(汗


さて表題どおりWestone4をレビューしたいと思います。ええ、こいつアメリカあたりから太平洋渡ったのか、大西洋経由できたのかは定かではありませんが空輸されたようで。
某価格サイト定番のテンプレートのようなものを使い、レビューしたいかなと。


Westone4は4基のBAを用いたカナルタイプのイヤホ(ry
まあ、基本的な説明はAV WATCHあたりで補完していただくとして肝心のところを

-高音域-
低音域ばかり強調されるような気がしないでもないこやつですが、問題なく出ています。音としてはカラッ、パリッとした感じですかねー。サ行やシンバル音が耳に刺さることはありません
-中音域-
ここも卒なくこなしている感。かといって音が出ていないわけではない。しっかりと音を出しているがさりとて特徴的というわけでもない
-低音域-ここがWestone4の肝!かというところですがドンドンと他の音を蹴散らしながら鳴るわけではありません。しっかりとした土台になる低音を出して他の域の音をサポートし、自分もしっかり主張する。
-それ以外の音に関する部分-
クラシック等の音を鳴らしてる空間が広いソースに関してはその空間を再現することが苦手であると思う。解像度はとても良好で、ソースに準じた音を出す。音の分離性はクラシックではまとまって聞こえてきますが、小さい領域で鳴らしている音はしっかりと分けて聞かせてきます

-音に対しての総評-
打ち込み系やHR/HMがこいつの主戦場。逆にクラシック等音場を再現するには不向き

-外音遮断・音漏れ-
これはイヤーピース次第です。低反発ウレタンは耳栓レベルですが、音を通す穴の部分も変形するため推奨シリコンタイプですかねー。これも問題なく音漏れ防止と外音遮断しますよ
-携帯性-
これはちょっと悪い。全体としてみるとY字の分岐点からイヤホン本体にかけては短すぎかなとも思います。また動作するとコードが自己主張してきますね。俺ここにいますよ、って。で、Y字からコネクタ部分に関しては長い。胸ポケットではなくズボンのポケットに入れる方が良いのか?で、コード自体はツイストされており、強度はしっかりとした印象を受けます。また絡みにくい!これはいいところ

分岐から本体にかけて。A4ファイルと同等の長さです。あ、背景は嫁ですので。


分岐からコネクタにかけて。A4ファイル往復してまだあまります。あ、背景は嫁で(ry


コネクタ部。嫁同様華奢に見えますが、しっかり感がある作りです。あ、背景(ry


本体。開口部はコネクタよりも小さく。あ、背景(ry ・・・って写ってません


ひねりの効いた一枚。さわるとしっかりとした作りだと感じ、断線しなくね?とか思えます(荒く扱えばなんでも壊れますが)。
また、肌触りがさらっとしていて普通のコードのしっとり感がなく、絡まないなー、と感じますし実際そうです。(ry


-全体として見た総評-
製品の性能をパッと見るとドンシャリにも見えてしまうイヤホンですが、全ての音域を卒なくこなし、得意の低音が他の領域を助けつつ、しっかりとリードしていくイヤホン
クラシック等広がりのある音は苦手も、比較的狭いところで鳴らしているソースはしっかりと聞かせるのはRock原産国アメリカのメーカーだからなんですかねw

前述どおりですが、打ち込み系・HR/HM系あたりを聞く人には安心して勧め・・・られない価格ですね(汗
ただ、お値段どおりかそれ以上の価値はあります。Westone3と価格差が(あまり)ないので普通にこっち買う人も多いのではないかと
10proやSE535等に肩を並べる選択肢として十分に入る製品であると思いますよ


※11/13 追加
最近のWestone4ですが、それはもう買った当時から優等生だったのが、更に優等生感が増しつつ鳴っております。

聞き始めたころから大分、というかすっかりエージングも済んだのですがあるときからふと気付いたのは情報量(音の多さ)がとても多いことです。
これはエージングが進んだ為なのか、はたまた俺の耳のエージングが済んだのか、定かではありませんが、つい最近、Bowers&Wilkins C5とWestone3を買ってしまい(B&Wというリッチなブランドの出す音が聞きたかったのと、弟分?でもキャラの違うW3を試聴し、あんまりにもドスドス言うから笑った為)、聞き比べてみるとやはり情報量に格段の違いがあります。B&W C5は曲さえ選べばGood、W3はノリのいい曲をノリを良く聞かせる、という感じなんですが、そのGoodな曲やノリのいい曲でもやはり聴き比べれば一目瞭然(?)な違いです。かといって、どっちがいいかというとシーンによるんですが。

あと、あんまり買った当時は感じなかったこととしてSHURE掛け、というちょっと特殊な掛け方に慣れるとかなり扱いやすいイヤホンです。買った当時はどっちが右だ左だと苦労し、つけるのも少し大変でしたが、慣れれば本家の硬いコードよりも扱いやすくとてもよろしい(逆に言えばそこから断線の可能性も高まるんですが)。最近リケーブルなW4が発売ー、ということでしたがこちらは本家みたいに耳の辺りは硬いので、なんでやわらかくしなかったと小一時間といつめたかったのですが、まあそれはそれということですかね。

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