おとう の ぶろぐ

おとう とよばれています。
海外出張中のできごとを書くために始めたブログ、最近は気が向いたときに日記を書いてます。

House & Garden Show

2008年06月30日 | アフリカ
今日はホテルのオーナーに誘われて、ダーバン市内で開催されているHouse & Garden Showというのを見に行ってきた。土地が広い国だから日本では考えられないような物がたくさん展示されていたよ。たとえばプールとか船。もちろん個人消費向け。キャンピングカーだって4カ所に50台くらい展示されてたよ。
ダーバンはアフリカ人よりもヨーロッパ系、インド系の人が多いように感じるんだけど、その他を含めていろんな人種の人たちが生活してる。それだけにいろんな文化が入ってきてるんだろうな。いろんな国の便利な物が手に入り、広い家でのんびり暮らす・・・ここは本当に豊かというか贅沢な国なんだな~と感じたよ。でも、その陰にはきつい、汚い、危険な仕事を安い給料で働かされている黒人の人達がいるのは間違いない。そのことは、もっとダーバンを見てから書くことにしよう。
ほかに感じたことは、南アフリカは環境保護に力を入れていると聞いたのに、個人生活では全くそんなことが感じられない。ホテルのポットは電気ポットで保温がないタイプ。スイッチが切れた瞬間からどんどん冷めていく。ホテルだからそんなのを使ってるのかと思いきや、これまでショッピングセンターや電器店で見るポットはどれも同じような作りになっていた。南アは240Vあるからポットでお湯が沸くのがめちゃくちゃ早いんだよね。ゴゴゴ~って騒音立てながら、あっという間にお湯が沸く。時計を見ながら計ってみたら、500mlの水がなんと1分で沸騰した。保温するより、飲みたいだけ沸かしゃ良いじゃん!ってのがこっちの考え方なんだろうな。
ポットだけじゃない。生活用品の随所に環境保護より便利さ、暮らしやすさが優先されていることを感じる。ゴミだって何でも混ぜて出してるし、車の排気ガスは規制がない様子。エコ運転する車なんて見たことない。
話がそれたけど、この展示会を通して、豊かさとその陰を考えさせられた一日でした。