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白川静の絵本:サイのものがたり 編・画 金子都美絵

2021年08月03日 15時01分31秒 | 書評

☆ 白川静の絵本:サイのものがたり 編・画 金子都美絵

久々の書評になりますかね。白川静さんの著作は結構読んでいますが、中々頭に入ってこない、、もともと漢字に弱いからなのかもしれない。

今回、偶々図書館に白川静さんの著作が並んでいる中に絵本ぽいのものがあることに気が付き、借りてきて読んでみました。絵があるために分かり易いと思いきやなかなかの難物で、漢字の元になるイメージをよくよく理解し、それが少しづつシンボルとして抽象化とでもいうのでしょうか、そこまで繋げる頭の整理に至ることが難しい様です。それでも漢字を創出するに至る「ことば」の生み出でる背景、これも神と人との営みからスタートしており、その多くの所業にが、古代中国での精神世界を表現しているのだろう、と凡その理解となったかな、という程度がSDTMの理解レベルです。

とにかく、古代漢字研究の第一人者として知られ白川静さんの著作から、漢字—生い立ちとその背景を絵を用いて分かりやすく解説した本になります。編・画は金子都美絵さん。この「サイのものがたり」は2016年発刊、続編というべき「死者の書」は2020年発刊になります。

良かったら、お読みください。

 

 


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