米三合

日々是戦也

平成の米騒動

2006-03-25 21:22:27 | Weblog
ブログタイトルにもなっているが、彼女は米を3合しか炊くことができない。

我々一家が同居することになり、食客が増えたにも関わらず3合しか炊くことが出来ない。
たとえ、食べる人間が一人でも3合しか炊くことが出来ない。

数字に対する理解が無いようだ、と気づいたのもそのことからである。

以前、4合炊くことや2合炊くことを教えたのだが、解ってくれない。
何が解らないのかが、私には解らない。
米を2カップ、水を2の目盛りのところまで!
と言っても首を傾げている。えぇ?
4、5回説明したが無理だと思い、義母に説明を頼むが、義母でも無駄だったようで、半ばキレながら「嫁ちゃん(私)これからご飯炊いてくれる?」と言ってきた。

それだけではない。

彼女は夕飯のご飯を昼前には炊いてしまう。
誰がそんなカペカペのご飯を食うのだ?と聞きたくなる。
義父母は自営の会社が忙しいので、そんなことにはかまっていられないようだが、米どころ出身のわたしから言わせると、あんなご飯を食わされるのは屈辱以外の何物でもない。

だから台所を陣取って、米を仕立てさせないようにするのだが、油断すると炊かれてしまう。しかも「炊いといてあげましたよ」という顔をされると非常に腹が立つ。

今夜も明日の朝食のご飯をタイマーセットしようとしたら、既に遅かった。
一晩寝かせたご飯はどのような味だろうかと想像すると、ゾッとする。
黄色いカペカペご飯。

きっとこの米騒動は当分続く。
否、彼女が生きてる間ずっと続く気がする。