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映画 ■■J・エドガー■■

2012年01月29日 22時36分42秒 | 映画
ディカプリオが
FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの
20代から70代まで、全て1人で演じる
クリント・イーストウッド監督作品



アカデミー賞候補だと聞いていたような気がしたけど
ノミネートされていないみたい。
監督も、ディカプリオも...



映画 ■■J・エドガー■■

☆☆



日本の Yahoo ムービーの評価 3.53(5点満点)



日本人にはあまりなじみのない
FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの物語だし
エンターテイメント映画ではないし

色彩がモノトーンに近く
語り口も単調

時系列が昔に戻ったり、今になったり
数年前になったり
アメリカの歴史に疎いと
混乱してしまう



私も、「これは一体何?」
「ということは、これは何を意味しているの?」
と、お話について行けなかった所が
幾つかあった。



チラチラと、客席からいびきが聞こえてきた。



今回の映画は
映画としてとても興味深くて面白かったのだけど

もう少しいろいろ参考記事読んでみて
J・エドガーがどんな人だったのか...とか
任期中にどんな事件が起きたのかなど
時代背景を、もっと理解してみようと思います。

そうすると、後日になってしまいますが
より楽しめそうです。
一粒で二度美味しいみたいな?



20代から70代まで、全て1人で演じた
ディカプリオの演技はすばらしかったけど

それを言うなら
アーミー・ハマーとナオミ・ワッツもだ
みんな、すごかった!

特に「ソーシャル・ネットワーク」で印象的だった
アーミー・ハマー
背が高くて、端正な顔立ちがとても素敵!

非常に難しい役だったけど
ますます気になる役者さんになりました。



J・エドガーの自伝をもとに作られた映画なのかな~
と、思っていたら

違った。

自伝には決して収められない
隠された真実がたくさん暴露されていた。



正義を愛する
強く、勇敢で、大胆な人物として知られていて
歴代大統領からも恐れられていたけれど

実は鎧の陰に
か細く、不安に震える子どものようなエドガーがいる
誰にも言えない秘密とコンプレックスを抱えて



鎧を身にまとって
FBI初代長官として生きていった彼の人生は
幸せだったのか、よく分からないけど



本当の自分をさらけ出しても
それでも丸ごと受け止めてくれた
母親とアーミー・ハマー演じるクライドに出会えたことは
社会的地位や名声よりも
かけがえのない財産だと思いました。


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