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私の好きなものについて

映画 ■■あと1センチの恋■■

2015年01月27日 18時37分21秒 | 映画
評判が良かったから行って来ました
でも期待が大きすぎたかな

映画 ■■あと1センチの恋■■

☆☆

Yahoo映画の評価 3.98(5点満点 2015年1月27日現在)




ロージーとアレックスは幼なじみ
親友だけど
2人とも、異性としても惹かれ合っている
でもそれを素直に相手に伝えることが出来ない



ロージーの18歳の誕生日パーティで
2人とも飲み過ぎた勢いでキスをする

翌日、それを覚えていないロージーが
「昨日あったことは全て消したい
何もかも後悔している」
と、言ったものだから
アレックスはショックを受けて
ダンスパーティーには、別の女の子を誘う

ロージーもクラスの人気者・グレッグとパーティーに行くが
本当にパートナーになって欲しいのはアレックス



「2人でボストンの大学に行こう」と約束するが
ロージーはグレッグの子どもを妊娠していることが発覚



こんな調子で何度も何度もすれ違いを繰り返す



親友に本心(相手のことが好きだということ)を
伝えられないのは
それで2人の関係が壊れてしまうのが怖かったのかな
と、分からなくもないが

「自分の気持ちを悟られたくない」
と思うあまり
他の人に気がある振りをしてみせるのは
相手の気を引こうとしているのもあるのかな

拒絶されるのが怖いから
自分から「好き」とは言わないで
相手に言ってもらえるのを待っている



どうしようもなくすれ違いを繰り返すというのは
つまり
どうしようもないほどに
うまくいかない相手なんじゃないかと思った

だって、チャンスは何度もあった

本当に本当に他の人に渡したくないと思うなら
それを伝えることは出来たと思う
運の悪さを嘆くばかりで
距離を縮める努力をしていなかったと思う



ネタバレ感想



最初からどういう結末になるか
まあ、だいたい想像できたけど...

ここまできたら
最後まで、永遠に
すれ違ったままで「2人は親友」ということで
お互いの気持ちをずっとずっと伝えないまま
でも、お互いのことを世界で一番大切に思っている
...そんな状態で終わったら面白かったような気がする



薬局でバイトする
赤い髪のロージーの友達がよかった

ああいう赤い髪の友達って
よく出て来るような気がする
ファッションが個性的で
「私、普通の女の子じゃないんです」と言いたげな女の子



ロージーが
「赤ちゃんが生まれたら養子に出して
アレックスには内緒でボストンに行こう!」
と、脳天気に考えているのがバカバカしいと思ったけれど

実際に生まれてきた我が子を抱いてみると
もう、他の人には渡せなくなる

たとえ「そんなに好きじゃない人の子ども」
であったとしても

母の愛に目覚めたこのシーンがとても良かった

子どもが出来たことで
将来の夢も全て諦め
人生は大きく狂ってしまったけれど
育てる決心をしたことを全く後悔していないのは
良かった~と思った

人生の中の過ちとか
ハプニングとか
それが何故他でもない自分に起きたのか
全ての出来事には意味があると思いました



アレックスが「バック・トゥー・ザ・フューチャー」が好きで
ポスターを部屋に貼ったり
引っ越す時、車に積んだりするのは
象徴的だと思った

タイムマシンで
全てが狂い始める前に戻って
最初からやりなおして
ロージーに「ダンス・パーティーに一緒に行ってくれる?」
と、言いたいのだ



そんなに気になっているなら
どんなに寂しくても
ヤケになっても
好きではない人と付き合ったり
結婚したりしちゃいけない...

この2人のボタンの掛け違いは
アレックスに一途さがないのが一番の原因のような気がしました

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