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今年の都立高校卒業式

2007年03月16日 | Weblog
下記はブログ「 都立学校保護者のつぶやき」からの転載です。

今日は次男の卒業式でした。

「10・23通達」以降、来賓席ではなく教職員の席に座る様になった都教委は、今年も教職員の席でした。
原稿を機械の様に読むだけの校長挨拶
「オリンピックを東京で。先日の東京マラソンは高校生の皆さんの協力で大成功。奉仕活動に励んで欲しい・・・」
腹のたつ都教委の挨拶。     

シーンと静まり返った体育館で繰り返される「卒業生!起立!礼!着席!」の掛け声。
本当に温かみのない「儀式」。  
    
最後に「以上を持ちまして・・・」と司会が閉会の辞を話し始めた時「ちょっと待ってください!」と言う声。
卒業生が保護者席にお辞儀をした後ステージへ。
何か言ってるがざわめきで聞こえない。
担任の先生がステージへ呼ばれるが 何事か・・・と戸惑った表情。     
      
卒業生による担任の先生方への感謝状をわたすセレモニーが。
子どもたちはよく先生方の長所・短所を見てますね。
おもしろおかしく評価した後、しっかり自分たちと向き合い、支えてくれたことへの感謝の言葉が述べられました。
読む生徒も涙・・受けとる先生も涙・・・
会場は割れるような拍手と笑いとすすり泣く声が・・・

保護者席の後ろに、1年の時の先生が座ってました。
来賓席ではないんですよ。「不起立」を貫いて他校へ強制異動させられた先生です。生たちはとても慕ってました。その先生も呼ばれてステージへ。戸惑いながらもとても嬉しそうでした。       

子どもたちの自主性を尊重し、子ども主体の卒業式であったらこのような暖かい、感動的な卒業式ができるのに

都教委はこの時どんな表情でいたのか・・・顔が見れなかったのが残念でしたね。
担任の先生の「本当に個性の強い子どもたちの多い学年でした。しかし、この個性をつぶす事なく卒業させる事ができた事が、とても嬉しい・・」という言葉が印象的でした。

                       
次男に聞いたら何も知らなかったので驚いた・・・との事。
一部の生徒の計画だったんですね。

もちろん私も「不起立」しました! ではまた。
☆都教委や校長は変わっても、高校生は(昔と)変わらない
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