しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

玄関前に置いてありました!

2008年07月18日 | おもしろき人々
・    【井伏鱒二:ジョン万次郎漂流記です!】

ページ全体が黄色く変色しておりまして、読みにくいのです
内容は以前読んで知っていますから、今更読みにくい
旧かな使いは遠慮します

でもどうして玄関前に置いてあったのでしょうか?

置いていった人はきっと「仙人」さんに違いありません

ひげ面ぼうぼう、髪はザンバラ、見方によっては
浮浪者然としていまして、汚い醜いと言う人がいますが
城ガ崎の「うなぎ」屋さん御夫婦さんがまるで子供のように
可愛がっています


余り熱心ではありませんが、今日も国道ゴリラの前で
古本を販売していまして、声かけようと思いましたが
派手な黄色のリボンのような物をまとってスカートを
履いた奇抜なお姿だったので遠慮申し上げました

先日はビーチパラソルを開いて寝ながら本読み
片隅で古本を並べています

(まるで商売不熱心でありましたから、この時も遠慮申し
 上げました!)


今日は伊豆高原駅の足湯でお別れ、じゃあ又ねと言って
こちらは城ガ崎海岸駅の「鰻屋」さん直行です
酒を飲んで、いつもならお母さん出す漬物戴きお喋りなの
ですが、今は病気治療ででてきません

そこへガラッと戸を開いて、「仙人」さんが登場
メニューにない、「卵2個かけご飯」頂戴だって!
メニューに無くてもこれはすぐ出来てきます

こちらは酔っ払っていますから、良い加減にからかいます
「お嫁さんが来るって!」「沖縄美人さん見せてくれる!」
と言ってたじゃない

賑やかになったので、久しぶりに部屋の奥にいた
お母さんも登場です。
やはり声が聞こえると出てくるんですね
「お母さん、からだ大丈夫?」
「とじこもっていては退屈なんだよ」と気丈ですが
もともと小さかった体が病気でさらに小さく成りましたね!

元気はないけれど、半年ぶりでお母さんと対面です



ひょっとしたら、この時井伏鱒二さんのお話で文学談義が
「仙人」さんと盛り上がったかも知れません

(スイマセン、酔っぱらっていて忘れました!)




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