しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

熱海:伊豆山の土砂崩れ現場に行ってきました

2021年10月12日 | 雑感&放浪

・       【まだ行方不明者がお一人見つからないそうです】

早いもので熱海の土砂崩れも100日以上が経ちました、まだお一人の方が行方不明だそうです

(災害現場は在来線や新幹線より上の方なので国道からも離れていて現場を確認できなかったのですが

 本日やっと見ることが出来ました)

 

・        【大きな事故だったけれど狭い所で起きてました】

土砂に埋まっている家屋を見るだけで悲しい気持ちになります

・      【今でも朝10時を過ぎないと通行止めは解除されません】

国道ではないのですが、山を回って熱海駅に出られます、朝の10時までは今でも交通止めでした

(国道135号線ははるか下を走っています)

・         【バイクを止めて現場を歩いてみます】

ニュース映像に衝撃を受けた建物です、外側はしっかり立ってますが内部には人が居ないようです

(コンクリの建物は地盤もしっかりしてますが、木造だとこの建物も流された事でしょう)

・        【土砂の飛沫があんなに高い所迄飛んでました】

建物上部まで土砂崩れの飛沫を浴びていました、東日本大震災の現場を見た時、気仙沼港の高い電柱に乗った看板が

津波でねじ曲げられていたのを思い出しました

・        【崩れた土砂はもっと高い所にあったのです】

堆積していた土砂ははるか上にあったのです、スキー場の傾斜位ありますのでゆっくり落ちた土砂はこの辺で加速度が

ついて周りの土砂を巻き込み破壊力を増したと思います

・  【国道135号線ははるかした方の背の高いホテル横を通っているのです】

災害現場はどこも同じで沈黙が流れます、3か月たってこちらは割と狭い範囲の現場なので作業員や警備員さんの

声が飛び交ってました

(そろそろ通行が開始されます、パトカーが2台すれ違いました、僕は現場を見たので元の道に戻り城ケ崎に向かいます)

土砂崩れは新幹線や在来線を流す事無く流体のようにガード下をくぐって伊豆山漁港へと一気に流れていきました

過去に産業廃棄物や建設残土が上流部で捨てられた土砂が流れ落ちました、山の土砂が崩れた訳でないので人災と言える現場でした

滑るように堆積物が液体のように流れて家を流してしまいました、まだ行方不明者もいらっしゃる現場です、興味本位で見てはいけない

現場だと思いました

(テレビ局が入っていて感想を聞かれましたが、人災と思える悔しい現場ですので余り話せませんでした

 被災者達はこれから長い法定闘争を闘って行かねばなりません)

 

 

 


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