しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

林泉時の藤棚はほぼ満開です

2016年05月17日 | 庭・花壇・建物
・                           【藤棚をよおく見ると先っぽが開いていません】

伊東市荻にあります林泉寺の藤棚です

「伊東市街から大室山へ向かう道の途中にあります。お寺の塀の切れ目から、満開の藤(棚)が見えます。初めて訪れた時には、
 その見事さに驚かされました。半地元民になった今では、藤の花が咲くのを楽しみにしています。満開の藤棚はそれは見事です。」

林泉時の歴史

「「福禄寿 水東山 林泉寺」
 水東山と号し、曹洞宗。本尊・釈迦如来。旧楽雁堂と号する小庵があります。
 天文14年〈1545年〉僧覚隣に依り真言宗より曹洞宗に改宗(草創開山と号す)。
 享和2年〈1802年〉開山大圓元鏡和尚により法地とし、薬師如来像、月光菩薩像を祀られました(小室村誌)。
 本堂向かって左側に奉祀されているのは、三十三体観世音菩薩および薬師如来で文化年間の作といわれ一刀彫りです。」



藤が見事に咲き誇っていました、桜が終わるとツツジと藤と石楠花は春先の伊豆を彩る代表的な花です


・                           【大きな3本の木で藤棚は作られていました】

林泉寺は藤の花の香しい匂いに包まれておりました、藤の先端は蕾のようですが長さは伸びきっていました

長さ1m50センチまで伸びるそうです


・                           【先っぽは花が開いていません】

まだまだ成長すると思いますが、十分満開に近いです

藤の木は枯れているような老木ですが、幹を藤棚上部に縦横にはわせます


・                           【長いのは1.5mになるそうです】

藤は野生でも育っていますが、長さはどれも短くなります、藤棚で栽培してこそ長くなるのです

藤の名所は各地に沢山あります


・                           【木枠でなくステンレス製の支柱でした】

小田原のお城にも植わっていますし、埼玉には藤の牛島という駅名を有している所もあります

牛島の藤について

「昭和三年一月文部省より天然記念物に指定されました。昭和三十年八月二十二日文化財保護法により改めて国の指定となりました。
 この藤は樹齢千二百余年で山藤に似ているが、つるは右巻きで無毛です。本州・四国・九州の山地にあるが、その最も優秀な園芸の変種です。
 花房の長さは最も長い物で二メートルにもなり、根まわり十平方メートルあります。花色は美しい藤紫です。樹は根本から数本に分岐して、
 藤棚の面積七〇〇平方メートル。同じ物が三ケ所あります。見頃は毎年 4月下旬~ 5月上旬です。花時の眺めは世界一と賞賛されます。
 庭園の敷地二ヘクタール。大小色ちがいの藤、中島があり、池のまわりのアヤメ、ツツジ、五百余年の老松は殊に庭園の風致を添えます。」

春日部の近くだけど、行った事はありません、2mの藤を見てみたいね、でもここは有料でした、1.5mでも無料の林泉寺で我慢します

花が終わると長いさや状の種がぶら下がります


・                           【藤は花が閉じれば大きなさやがぶら下がります】

あれは食べられるのかしら、大きくて長いモロッコインゲンみたいです

蜂が沢山集まって来ました、まだスズメ蜂は冬眠中です


・                           【匂いにつられて大きな蜂がホバリングしていました】

おおきな熊蜂みたいです、ブーンと羽音を出して飛び交います



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