しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

土作りはしんどいねえ!

2007年01月02日 | 庭・花壇・建物
・     【今日からは土つくりです!】

城ヶ崎海岸は大室山から流れ出た溶岩の上にありますから
土は貴重品です。
海岸から100mも入れば「松」「姫沙羅」「大島桜」「まきの木」
「くぬぎ」等が巨木となって林を形成しています
落ち葉も5年もたてば黒土になりますが
どうしても土の層が薄いのです。

ちょいと離れた池地区は天城山系ですから土も豊富で水も湧きます
ので田んぼや畑があります。


とりあえず林を掘り返すと岩の間から黒い土が出てきますので
土の山を築きます。石灰を蒔いて中和しておく事4週間、
ひたすら小山を大きくします。
「くぬぎ」から大きな葉が枯れ葉となって落ちてきますので
これをまとめて火を点けて、灰を畑や花壇に撒きます

そこまでやった後、築いた山を崩し、「すのこ」で小石や土の塊、
木の根や小枝を取り除きます

(「すのこ」には結構な量の小石・小枝が溜まります!)


・     【「すのこ」には小石や木の根が溜まります!】

一回の「すのこ」作業で大型塵取り1/3溜まりますので
これを3回やって畑に撒ける量はほんの僅かです
とても1日仕事では完成しません、毎週繰り返して、
やっとここまで完成です!



・    【結構な汗かき作業で1日分の量です!】

相当大きな山を作る程、土を貯めましたが、小石や塊を除くと
土になるのはほんの一部分です。
考えて見ますとお百姓さんは偉いです、開拓農民の辛さは
朝は朝星に起きて、夜は夜星までひたすら畑に取り付いた
とお袋さんは話してくれます

(たかが日中3時間程度で弱音を吐くなよ、だらしないね!)

農業は毎日コツコツ、毎日同じ作業で少し前進、結果はなかなか
出てきません、僕の全く不得手な労働です。


土建屋(建築業ね)をやってる長男が重機が便利だよ
油があれば文句言わず働くからねえ
父ちゃんが1日やるぶん、30分で終わるよな
「ウルヘエ!」、スコップ&つるはしで額に汗して働ける
喜びというのが世の中にあるんだよ!
どこでも入れる「キャタピラーダンプ」という便利なものが
あるんだけれど?
うん、ちょっぴり興味ありますが、やはり額に汗です!
年をとるとは便利なものから遠ざかる、ゆっくり歩き
惑わず人生マイペースに過ごすという意味なんですからね!

(とは言うものの達観できませんよね)





コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (かめ姫)
2007-01-03 14:58:10
立派な花壇?が出来つつあるではないですか!素敵!がんばってくださいね。我が家にも同じような状態で穴があります。最後はいつだったかしら???
昨日、池に畑を借りましょうか?と聞いたら、やりたくない由にございます。ふ~ん。
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5年たつと! (たけちゃん)
2007-01-03 20:52:31
冬の雪、春のさくら、夏の海、秋の枯葉と四季がわかるまでに時間が掛かります。
野菜の栽培は昨年が始めてでした
せいては仕損じますのでそのうち穴の方から
「御主人様、ここに土を入れて花を咲かせて下さい」と言って来ます。
それまでの辛抱ですよ!
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