診療報酬点数改定

診療報酬の点数改定の話を聞いてきました。
まだ、決定事項ではなく、予測ということで、こんな改定になるという骨子みたいな話でした。

大まかにいうと～
超高齢化社会の到来に向けて、病院完結型から地域完結型に
地域ごとに医療・介護の在り方を考えていき
急性期医療から、在宅までの流れを速やかにしていく流れを重要視する
っていう感じですかね

急性期の高度の医療を提供する病院での治療を終えたら、その病院から療養をする病院に転院して
そこから、在宅医療もしくは介護と連携して
自宅のある地域での療養に移行する。

そのために、その地域ごとに、その地域にある医療機関の機能を細分化し、その医療機関が担う医療を選択させて評価する
それぞれの医療機関が担う役割を果たして、次に速やかにバトンタッチする


病院の入院料って、病院によって、又病棟によって違うんですよね

入院料って、その病院、病棟がどんな患者さんを入院させているか
患者さんに対する看護従事者の数などで入院基本料の届け出をしてその入院料を算定し
在院日数で点数が変わり
さらに、その病院が、研修医を受け入れているとか、どの地域にあるとか、どんな医療体制をとっているかで加算点数があり
とっても複雑

急性期の重症な患者さんがいて、救急医療を行う病院で、患者さんに対しての看護師さんなどの数が多い病院はそれだけ入院料が高いんですよね

その点数に見合う医療をその病院、その病棟が実際にしているかということを評価するためにも
国が医療機関にサーバーをおいて
診療報酬の明細書であるレセプトのデーターから、その病院の一つ一つの病棟の診療内容を把握して
その病棟の医療がどのタイプを担うべきか、担ってもらいたいかを評価するという案もあるようです

急性期の病院が担う役割というものは、以前から言われていることで
５００床以上の大病院では、急性期の医療が終わったら、後方支援の医療機関にスムースに移行すべきということで
地域の医療機関に紹介率、逆に他の医療機関からの紹介率、他に紹介したのにまた患者さんが戻ってきてしまった率によって点数を変えるっていう事になってます。

病院の機能を明確化するためにも
急性期を担う病院に、軽い病気の患者さんがかかることがないように
特定療養費を紹介状がない患者さんに、自費で払っていただくような方法も現在ありますが
長期投薬をして、頻繁に通院が必要のない安定した状態の患者さんは
大きな病院の場合、長期処方ができないようにして、頻繁にかからなければならないという大変さを付加するなんていう案もあるようです～
見送りになりそうだという話ですが・・

診療を受ける側も、大きな病院に行って、検査をしてもらえば安心みたいに安易に思わないで
地元のかかりつけ医を決めて、そこから必要があったら、高度の医療を提供してくれる病院に受診し
急性期が過ぎたら、また地元で療養する
そんな風にして行く必要があるっていう事ですよね

実際の点数の発表は、２月の１０日過ぎ
病院が届け出をする為の細かい施設基準等が決まるのが３月５日になるようです。

医事コンピューター関連の方、これからシステムの変更とか大忙しですよね～～
病院さんも、施設基準の届け出に向けて、病院の方針を決めたり、患者さんの在院日数やら調べたり大忙し
３月発表で４月から変更って、いつも急すぎて大変って思います。
なんとかならないんですかね～～

４月１日は、システム変更の不具合で病院のシステム停止～なんて恐ろしい経験も過去に・・・・

これから脳味噌フル回転、いろいろ勉強しなくちゃ！！
っと

その前に～
グンちゃんに会う日まで後６日

今日ｚｅｐｐ名古屋の２階の座席を調べて、自分が後ろの方の席らしいって何気に判明～
昨日より若干テンションダウン・・
ですが～～～
狭い会場
アリーナの上階の席で見るよりは、断然近い！

嬉しい事には違いない♪
今日も一日、ニコニコの私でした