泡 music.

某黄色いCDショップ元バイヤーによるNo Music No Lifeなブログ♪

Ride With U ☆

2009-03-18 13:51:39 | Weblog
ガラッと変わってこんな天気のいい日に車でかけたらサイッコーなウェッサイ~チカーノ・Mellow & Smoothコンピ こないだ衝動買いしちゃいました

目玉は以前も紹介したZapp「Be Alright」×Delfonics「La La Means I Love You」ネタの鬼スムース・ウェッサイ・クラシック①と激甘大ネタDelegation「Oh Honey」使いのMs Krazie②この2曲で早くも助手席のあのコはメロメロ

さらにトークボックス、優しいアコギが絡むMs Krazie×MC Magicの④、ソウル早回し声ネタもキュートでメロウなR&B好きにもオススメ⑤⑦、シーン一番人気Fingazz & Roscoeを迎えたベイ・ファンク⑨、哀愁ピーヒャラ・ファンク⑬、アッシャー系R&B風⑪とかヴァラエティに富んだチカーノ・ビギナーやらこれからのDrive Musicをお探しのアナタにオススメ

なんつっても¥2100ですから

ライド・ウィズ・ユー~ウェスト・コースト・スタイル

Pヴァイン・レコード

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Midnight Marauders × Original Sample

2009-03-13 18:11:56 | Weblog
ATCQ祭 Pt.2
画像は去年の11月に出たアルバムの曲順にそったネタ振りMix企画の第一弾第二弾は2月にCommon『Be』でやっちゃってます Ghostface DJ'sは、複数のDJ達が関与してるらしいですが、本来のDJ Mixにならないのであえて名前は伏せてやってるみたいです

Sampling Dictionaryを地で行くとこうなるんやなぁって感じのありそうでなかった一枚BPMもジャンルもバラバラですが、さすがはATCQ、Groove感は全く損なわれてません「Erectlic Relaxation」のあの時空のゆがみみたいなウワウワやら定番Breaksを組み合わせた「Clap Your Hands」とかもネタを分解して繋ぐと説得力あります「Oh My God」とかえげつないっすもんEric B & Rakimからの「We Can Get Down」はかっちょいいっす こんだけのネタを組み合わせてトラックにしたATCQもすごいですが、最初に分解した人らもすごいまさに“サンプリング・ルネッサンス”ですオマケ的にシングルのみの「Hot Sex」もラストに収録

で、説明不要の一番人気くらいの超名盤3rd

Midnight Marauders

Jive

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で、↑のジャケをパロったJazzy Hip Hopファンにはオナジミ、メロウBreaks「Up & Down」で人気のURBS & CUTEX傑作1stお店で見かけることはまぁない再発キボンヌNo.1

Breaks of Dawn [12 inch Analog]

Hong Kong

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で、やっちゃいましたQ-Tipの従兄弟Consequenceのカニエや9th WonderのRemixを収録したMix Tape作品彼はATCQの4thにも参加してます

A Tribe Called Quence: 1995-2004

Draft

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ATCQ × MURO!!!

2009-03-13 01:29:42 | Weblog

今回はかなり自慢入ってますが、本気でオススメ、家宝になります
ATCQ結成20周年の今年、過去5タイトルSHM-CD紙ジャケ再発、超待望のPV集、そして我らがMURO選曲によるベストも発売っつーATCQ祭ですが、そん中でも別格の『TRIBE VIBES MIXED BY MURO』っすよ

内容はATCQ及びQ-Tip,Phife絡みの曲を繋いだ“Movement Side”と元ネタMix“Love Side”の2枚組¥3150はキツいなぁ…としょんぼりしてたら某レコ屋のポイントが貯まってて¥2500引きできるじゃあ~りませんか¥650で買わせて頂きました

画像のトラックリストを見て頂いたら一目瞭然ですが、さすがはMURO「Bonita Applebum (Hootie Mix)」「Electric Relaxation」とかベタなところはほぼ皆無ですド頭3曲でヤラれた思たら(③は「1nce Again」をATCQクラシックメドレーに乗っけた激アゲRemix)そん次「Oh My God」ライヴっすからね久々の「Hot Sex」もカッコよく、ジャンブラのプロモやら「Find A Way」ではなくネタのテイさんやったりQサマ最新作からの「Move」にシメは引退するとかしないとかLupe Fiascoのフィネス「Game Plan」同ネタ使いでまろやかにENDしっかしバスタとの相性バツグン Phifeのおちょくった感じの「ムロ~」っつってるシャウトありやけどどうせならQ-Tipの方が…

対する元ネタMixは終盤のRoy Ayersあたりからフュージョン色強めで盛り上がりますWeather Reportってカッコイイ 昨日から終始「Can I Kick It?」「 イエス ユー キャァァン」で激アゲっす

そんなこんなでいつもは4th & 5thばっか聴いてましたが初期のATCQで当分「ウィガッタジャ~ズ ウィガッタジャズ」

サンプリング・ルネッサンス~Selected by MURO

BMG JAPAN

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で、画像まだないですが↑が4月まで延期したMURO選曲ベストです「他のアーティストがオフィシャルでコンパイルする事が初めて認められた」らしいっす

ビデオ・アンソロジー [DVD]

BMG JAPAN

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で、初DVD化のPV集は今んとこ3/25発の予定です


I Love Pizzicato Five

2009-03-10 17:20:02 | Weblog

春に一番聴きたい音楽といえばPizzicato Fiveっすね 中でも「ベイビィ・ポータブル・ロック」「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」「恋のルール・新しいルール」は無敵の3トップです
Pizzicato Fiveは野宮真貴と小西康陽の二人組なんですが(脱退等を経て94年以降この形に)、小西さんの歌詞で歌う野宮真貴のヴォーカルは最高で、歌で音楽を聴かない自分にとって歌詞の素晴らしさを感じさせてくれたと思います中でも“愛”というより“恋”の楽しさとか乙女チックな歌詞がめっちゃキュートでデートしたくなります

明るいだけじゃなくてちょっぴり切ない、哀しい、でも暗くない「陽の当たる大通り」「悲しい歌」「きみみたいにきれいな女の子」とかも年とっていいなって思えるようになりました冬が終わる今やから聴きたい旅立ちソング「メッセージ・ソング」も哀愁エレキで泣けます

大好きですがオリジナル・アルバム全然聴いてないんで根っからのファンの方には怒られそうですが、このシングル集だけでも魅力は十分伝わるはずなので是非聴いてみて下さい随所に散りばめられたユーロ・テイストもオシャレな、極上の大人のPopsっすね

singles
小西康陽,YOU THE ROCK★,福富幸宏,村田陽一,村山達哉,窪田晴男
コロムビアミュージックエンタテインメント

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そして裏ベストとも言えるのが、Pizzicato Five没後まもなく墓を掘り返したみたいに言われた須永辰緒によるPizzicato Mix日本語の単独アーティスト音源のみでMix作品が出来るのもPizzicatoならでは(FPMの音源が入ってたりはしますが)アコースティックな「東京は夜の七時」、ラジオのジングルや大ラスに控える詰め込みシークレット音源なんかもウレシイ、流れも素晴らしい小粋でおしゃれな一枚

ピチカート・ファイヴ in the mix
ピチカート・ファイヴ,小西康陽,TOKYO FM,ディック・マニング,須永辰緒,みナみカズみ
コロムビアミュージックエンタテインメント

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↑から約4年半後、再び掘り起こされたPizzicatoの墓コチラもいわゆるJ-Popアーティストでは史上初くらいのPizzicato音源によるカットアップ集参加アーティストも須永さん、常磐響CUBISMO GRAFICOパンダとササノハ吉田哲人から小西チルドレンたちのHALFBYBOOT BEATHANDSOMEBOY TECHNIQUE川西卓といった超人気の若手まで鬼豪華個人的にはドラムブレイクに焦点を当てて教則レコードのセリフを乗っけた吉田哲人が秀逸 激ピースフルで壮大なハンサムボーイもGooood小西さん自身によるカットアップ「Bossa Nova 3003」も収録

各アーティストごとにコメントが載ってるんですが結構歌詞がいいって書かれてて、それがきっかけで歌詞を意識するようになりました微笑ましいエピソード満載で、ブックレットも必見

pizzicato five we dig you
小西康陽,CARDIFF GIRL,HANDSOMEBOY TECHNIQUE,HALFBY,常盤響,BOOT BEAT,川西卓,吉田哲人,Sunaga t Experience
コロムビアミュージックエンタテインメント

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小西康陽のRemix集が出たらいいのになぁ~って思いながら10年近く経ちます

Round Trip to Rio

2009-03-05 18:47:11 | Weblog
今週はボッサ・ウィークな感じになっちゃってますが
70年作ヨーロピアン・ラウンジ・ボッサ幻の名盤シャバダバ・スキャット×流麗なオーケストレーションによって生まれた魅惑のブラジリアン・サウンドてんこ盛り確か『Cafe Apres-Midi』でも取り上げられた表題曲「Round Trip To Rio」といった小気味良いボッサやらヨーロッパらしい上品な哀愁ジャズ・ボッサとかCafe Music好きにはタマラナイJazzyでGroovyかつ気品あるナンバー満載⑩とかJazzy Bossa Hip Hopとかでサンプリングされててもおかしくない極上のビートやと思います

⑬~⑮は未発表音源なんですが、⑮はちょっとテイストが違って、ドラム強めでヴァイブやらオルガンやら温もりあるギターやらをフィーチャーしたMellow Jazz Funkみたいな感じでBilly Wooten好きにもイケそう

ラウンド・トリップ・トゥ・リオ

P-VINE

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コチラが↑で名前出したヴァイブ奏者Billy Wootenの03年ライヴ盤バックはなんと現在進行形Deep Funk バンドSpeedometer以前紹介した、Madlibも取り上げた泣きの名曲「In The Rain」も再演

ライヴ・アット・ザ・ジャズ・カフェ
ビリー・ウッテン
Pヴァイン・レコード

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幻のブラジリアン・グルーヴ from NIPPON!!

2009-03-04 16:59:47 | Weblog
セルメンが一瞬で出来たんでついでにもう一つ
日本が誇る幻のセルメン・フォロワーっつーかある種それ以上な極上のブラジリアン・サウンド in Early 70's小西康陽、小林径、須永辰緒、オレペコっつーコメント陣を見てもどんだけのブツかがわかると思います

眩しい朝の陽射しを感じるピースフル・ボッサやら死にたくなるほどに哀愁たっぷりのピアノをフィーチャーしたスロウ、鬼トライバルでパーカッシブでダバダバ・スキャット炸裂のモロ「ビリンバウ」なキラー・チューンがあったりしてめっちゃ新鮮な一枚⑪のイントロピアノなんかはユーロ・ブラジリアンっぽいしねエレピとかでちょいちょいユル~いブラジリアン・フュージョンっぽいのもクラブ向きな要素の一つかなと

驚異のクオリティ基本日本語っつーのがまたいいんですよね

complete
NOVO
キングレコード

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Goodbye Sadness

2009-03-04 16:38:26 | Weblog
前回に続きLounge/Bossa系で…
高2んときから○ワレコの『bounce』っつーフリーマガジンの気に入った特集をスクラップしてるんですが、セルメンことセルジオ・メンデスの特集を久々に読んだら聴きたくなって セルメンといえば誰もが「マシュ・ケ・ナダ」を思いつくと思うんですが(実家に国内盤の7インチがありました)やっぱそれだけじゃぁないんですよね

67年の本作は、なんと言ってもジャケの雰囲気そのままな、“ラララ~ラ~”で通じる全世界共通の大合唱ピースフル讃歌「Tristeza」っすね副題が“Goodbye Sadness”ですからね他にも「The Frog」、去年くらいのビールのCMでオナジミMarcos Valle「Batucada」、バカラック「The Look Of Love」、ビートルズ「With A Little Help From My Friends」といった超強力カヴァーに加え、セルメン作の映画音楽さながらの極上美麗スロウ「So Many Stars」とかPopさの中に見え隠れするサウダージ感が絶妙です これからの季節マストっすね

ルック・アラウンド~恋のおもかげ

ユニバーサル インターナショナル

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チョー気持ちいい♪♪♪

2009-03-02 17:45:56 | Weblog
ご無沙汰してスミマセン

前回に続いて気持ちいいカヴァー・アルバムブック○フにてまた発見
正直こんなんあるって知らなかったんですが()大ネタ「Morning」とかでオナジミのヴァイブ奏者Cal Tjaderのバカラック・カヴァー集

ヴァイブ×バカラックで悪いワケがない正解しかもヴァイブでバカラックで思い出したら案の定、Mitsu The Beats『Extra Feeding 2』に入ってた「Walk On By」はやっぱりコレだったのね~静かな海辺チックなピアノとCoolなヴァイブにソフトなオーケストレーションが合わさって極上の逸品に仕上がってます

「What The World Needs Now Is Love」もギターやバンジョー、オルガンをフィーチャーして寂しげロンリー仕様になってます 一転「My Little Red Book」のソフトロック的爽やかアッパーさと「I Say A Little Player」のサニーデイっぷりにはヤラれますね「My Little Red Book」のドラムが最高っす

サウンズ・アウト・バート・バカラック(紙ジャケット仕様)

インディペンデントレーベル

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ちなみに↑の写真が確か05年に出たMitsu The Beats『Extra Feeding 2』『1』のモロJazzyと変わってSa-RaやPPP,Jneiro JarelといったJay Dee以降のクロスオーヴァーHip Hopが目立ちますこの後『3』は出ず、前代未聞のローズ3部作が始まります…