泡 music.

某黄色いCDショップ元バイヤーによるNo Music No Lifeなブログ♪

I Love Pizzicato Five

2009-03-10 17:20:02 | Weblog

春に一番聴きたい音楽といえばPizzicato Fiveっすね 中でも「ベイビィ・ポータブル・ロック」「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」「恋のルール・新しいルール」は無敵の3トップです
Pizzicato Fiveは野宮真貴と小西康陽の二人組なんですが(脱退等を経て94年以降この形に)、小西さんの歌詞で歌う野宮真貴のヴォーカルは最高で、歌で音楽を聴かない自分にとって歌詞の素晴らしさを感じさせてくれたと思います中でも“愛”というより“恋”の楽しさとか乙女チックな歌詞がめっちゃキュートでデートしたくなります

明るいだけじゃなくてちょっぴり切ない、哀しい、でも暗くない「陽の当たる大通り」「悲しい歌」「きみみたいにきれいな女の子」とかも年とっていいなって思えるようになりました冬が終わる今やから聴きたい旅立ちソング「メッセージ・ソング」も哀愁エレキで泣けます

大好きですがオリジナル・アルバム全然聴いてないんで根っからのファンの方には怒られそうですが、このシングル集だけでも魅力は十分伝わるはずなので是非聴いてみて下さい随所に散りばめられたユーロ・テイストもオシャレな、極上の大人のPopsっすね

singles
小西康陽,YOU THE ROCK★,福富幸宏,村田陽一,村山達哉,窪田晴男
コロムビアミュージックエンタテインメント

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そして裏ベストとも言えるのが、Pizzicato Five没後まもなく墓を掘り返したみたいに言われた須永辰緒によるPizzicato Mix日本語の単独アーティスト音源のみでMix作品が出来るのもPizzicatoならでは(FPMの音源が入ってたりはしますが)アコースティックな「東京は夜の七時」、ラジオのジングルや大ラスに控える詰め込みシークレット音源なんかもウレシイ、流れも素晴らしい小粋でおしゃれな一枚

ピチカート・ファイヴ in the mix
ピチカート・ファイヴ,小西康陽,TOKYO FM,ディック・マニング,須永辰緒,みナみカズみ
コロムビアミュージックエンタテインメント

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↑から約4年半後、再び掘り起こされたPizzicatoの墓コチラもいわゆるJ-Popアーティストでは史上初くらいのPizzicato音源によるカットアップ集参加アーティストも須永さん、常磐響CUBISMO GRAFICOパンダとササノハ吉田哲人から小西チルドレンたちのHALFBYBOOT BEATHANDSOMEBOY TECHNIQUE川西卓といった超人気の若手まで鬼豪華個人的にはドラムブレイクに焦点を当てて教則レコードのセリフを乗っけた吉田哲人が秀逸 激ピースフルで壮大なハンサムボーイもGooood小西さん自身によるカットアップ「Bossa Nova 3003」も収録

各アーティストごとにコメントが載ってるんですが結構歌詞がいいって書かれてて、それがきっかけで歌詞を意識するようになりました微笑ましいエピソード満載で、ブックレットも必見

pizzicato five we dig you
小西康陽,CARDIFF GIRL,HANDSOMEBOY TECHNIQUE,HALFBY,常盤響,BOOT BEAT,川西卓,吉田哲人,Sunaga t Experience
コロムビアミュージックエンタテインメント

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小西康陽のRemix集が出たらいいのになぁ~って思いながら10年近く経ちます