泡 music.

某黄色いCDショップ元バイヤーによるNo Music No Lifeなブログ♪

INO Hidefumiファン必聴!!!

2009-02-22 19:30:07 | Weblog
とか書いてあると売れそうたまたま見てたレコ屋のHPで発見大人気コンピ・シリーズ『FREE SOUL』初のカヴァー・プロジェクト神田朋樹、堀江博久、小島大介といった名だたるプレイヤーによるソウル・クラシックスのメロウ&チルアウトな極上カヴァー集Ino Hidefumiが一躍人気に火を付けたフェンダー・ローズのメロウ・ヴァイブスにヤラれること間違いなしEarth,Wind & Fire「Brazilian Rhyme」Kool & The Gang「Summer Madness」っつー大ネタなんかもウレシイですが、どこまでも美しいトロットロのStevie Wonder「Golden Lady」のカヴァーは最高っすねぇオレ的雨の日ソングTerry Callier「Ordinary Joe」も全編を通してローズが包み込んで原曲以上に優しさを感じますアコギがメインのMarvin Gaye「What's Going On」も夏の終わり感出まくりで超胸キュン試聴リンク付なんでぜひListen

今年の夏はこれさえあればOKやもんね(まっだまだ早いけど)早よ買いに行こ

FREE SOUL IN THE STUDIO~Chill-Out Mellow Ensemble
souluniques
blues interactions,inc.(DDD)(M)

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コチラが引き合いに出した説明不要の大名盤市場から瞬く間に姿を消した「Never Can Say Goodbye」「Spartacus」「Just The Two Of Us」っつーたった3枚の7インチで世界中をトリコにしたINO Hidefumi(INOって全部大文字なんすね)超待望の1stレコ屋でも話題騒然となってた中でのリリースやったんで“絶妙”って思ったんを思い出します「Spartacus」とかNujabes後で“確信犯や”って勝手に思ってましたジャケもYNQっぽかったしまぁあの選曲と気持ちよさには勝てへんのでしょうNujabesと並ぶ一般層ウケしたアングラ系アーティストかないまやフェンダーローズ=INO Hidefumiみたいな感じもあるし持ってて損ない一枚です

久しぶりに聴いたけどやっぱえぇわ~

Satisfaction

インディーズ・メーカー

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ええもんみ~っけたー☆☆☆

2009-02-19 17:53:07 | Weblog
たった今ブック○フにてゲトりました90's Sweet胸キュンR&Bコンピ 現在悲しくも休刊中のHip Hop/R&B雑誌『blast』の“〈女の子は可愛いR&Bが好き〉幻想は本当か?”という記事から生まれた企画みたいですジャケの通り99年夏発売

とにかく甘酸っぱくて胸キュンな愛のお歌がいっぱい詰まっててめっちゃ使えるんですが、目玉はM・E・S(モスト・エロエロ・ソング) Sugar Soul「今すぐ欲しい」同ネタのMista「Blackberry Molasses (Amari Remix)」Maki The Magicの90's Mixシリーズ第2弾『the sweet mango』(黄色いやつ)のトリを飾ったアノ曲、プロモ・オンリーみたいですあとビギーの舎弟クルーでリル・キムもいたJunior M.A.F.I.A.のPatrice Rushen「Remind Me」使い「I Need You Tonight」言われてナットクのThe NeptunesによるMC Lyte「It's All Yours」とかもちょっと新鮮

季節関係なく年中使えるSweet R&Bコンピで、DJ Komori系好きは押さえときましょうめっちゃ幸せな気分になる1枚

lovely thang

ダブリューイーエー・ジャパン

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「今すぐ欲しい」収録のSugar Soulインディー・デビュー盤確か当時はハセベとアイコともう一人誰かのユニットやったような…マキシに“Sugar Soul are~”みたいな書き方してあった気がしますジブさんのラップがもうすごくて…“シマウマにまたがった君 体貫通するオレのジミー リズムに合わせ動くきつく 締められた君の奥深く突く”みたいな一曲まるっと聴いて下さい

Those Days
Sugar Soul,Aiko Machida,荒井由実,ZEEBRA,DJ Hasebe
ダブリューイーエー・ジャパン

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↑ネタ「Perfect Angel」収録の『Free Soul』Minnie Riperton編この甘くトロけるGroovyなベースラインはHip Hopトラックに乗ってこそ本領発揮やけど原曲も可愛らしくて好きよ無敵のSmoothメロディATCQ,Kenny Dope,そしてJay Deeらが使ったメロウの代名詞「Inside My Love」も収録「Lovin' You」だけじゃありませんよ

フリー・ソウル クラシック・オブ・ミニー・リパートン

EMIミュージック・ジャパン

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In The Rain

2009-02-13 15:10:03 | Weblog
ホワッチャ・シー・イズ・ホワッチャ・ゲット 3

ビクターエンタテインメント

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雷鳴轟くシリアス&セクシャルな大人の愛の歌The Dramatics「In The Rain」にも名カヴァーが多く存在します「In The Rain」はモチロン、収録アルバムの表題曲「Whatcha See Is Watcha Get」も夕暮れのちょっぴり哀愁男気ソウルなので必聴

まずはヴァイブ奏者Billy Wootenによる伝説のLive盤収録の「In The Rain」こんなにCoolで切なくて胸を熱くするヴァイブの音色を体感したことはありません地を這うようなドラムの鳴りもすさまじく、YNQやIno Hidefumiを知る世代にはドストライクです

ライヴ
ザ・ウドゥン・グラスfeat.ビリー・ウッテン
Pヴァインレコード

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そしてそんな↑の音源を用いつつ完全に自分のビートとその他楽器&スクラッチを織り交ぜたモロYNQでドILLなオマージュ作品「6 Variations Of In The Rain」を作り上げてしまったのがあのMadlibであります買ってしばらくちゃんと聴いてなかったので、どういうことかよくわかってなかったんですが、B面2曲目に↑のBilly Wootenのが入ってて「そういうことか」てトバされましたちなみにCD出てるのは今知りました

Bunky's Pick

Stones Throw

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↑は両A面な感じなんですが、もう一方のCut Chemist「Bunky's Pick」は鬼レアDeep Funkコンピ「Funky 16 corners」収録曲のカットアップ的激アツ男気ドFunk超大作

The Funky 16 Corners

Stones Throw

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変わってコチラは正統派、90's R&Bファンにはオナジミの女性グループXscapeによる極上カヴァー grooveman Spotの数年前のMix『mellowness』のトリ前に収録されてて“なんじゃこりゃ~”って衝撃を受けました原曲はドラムがあんま入ってなくてそこまで好きではないんですが、スムースなドラムが入って原曲以上に広がりを持っててめっちゃ好きです原曲もそうですが、ちょっとラヴァーズっぽい南国チックなテイストなので今よりホンマは夏の陽が沈んでからとかの方がめっちゃハマりますちなみに『mellowness』のトリはSade「Lovers Rock」です

Xscapeのアルバム探しても入ってなくて、たまたま読んでたディスク・ガイドに書いてあって、収録されてたのは97年の映画『Love Jones』のサントラってのを知りました

Love Jones: The Music (1997 Film)

Sony

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Let's Stay Together

2009-02-12 14:49:35 | Weblog
Let's Stay Together

Code 90 Records UK

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“春先に聴きたいSoul”といえば言わずと知れたAl Greenの名曲「Let's Stay Together」ですが(独断)、名曲ゆえに多くのカヴァーが存在します今回はジャケも秀逸な2作品をPick Up

まずは“南部のDiana Ross”的に売り出された女性Vo.のMargie Josephイントロのピアノ&ギターが優しすぎてその時点でSweetなんですが、Vo.がまたソフトで繊細でちょっぴり哀愁を帯びていて…原曲を超えられるのはこのVer.だけかも ドラムスにバーナード・パーディー、キーボードがリチャード・ティー、ギターがコーネル・デュプリーっつーバックの面々もバッチリ

マージー・ジョセフ(紙ジャケット仕様)

ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション

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続いては数年前から再発がさかんなJazz Funkの名門《Groove Marchant》からリリースされた、配色も見事なジャケのオルガン・ファンクの人気盤このレーベルは要注意です

「Let's~」はコンガやトランペットとかも絡んだ結構軽快仕上がりでオルガンもGroovyに響き渡ります人気の秘密はコレ以外にもみんな大好き「シャフトのテーマ」や「What's Going On」カヴァーが収録されてるからめっちゃシンプルなオルガン、ギター、ドラム編成でラウンジーな終盤も必聴だって「Georgia On My Mind」「April In Paris」なんてタイトルからしてイイってわかるやん

レッツ・ステイ・トゥギャザー
ジミー・マグリフ
Pヴァインレコード

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Roots Of Underground

2009-02-11 14:51:34 | Weblog
話は再び03年へ…Madlib『Shades Of Blue』が出た6月の末にリリースされた、おれのJazzy Hip Hopのバイブル的コンピがコレDJ Jin,DSK,Masaya Fantasistaが行なっていた同名クロスオーヴァーイベント《breakthrough》から派生したコンピで、前半Jazzy/アングラ~中盤Dwele絡みや9th Wonderの浮遊系~後半Broken Beatsっつー流れのある彼らならではのセレクトが魅力なんつってもこの上質な紙ジャケがサイコー聴きすぎてキズだらけ

一番ブッ飛んだのが、以前も紹介したAhmad Jamalの超流麗ピアノ・ループShadez Of Brooklyn「Change」と、Madlibの弟Oh Noによる切り刻んだピアノ・ループが攻撃的なKaliwild 「Pound For Pound」そして後半のRednose Distrikt「Hoor's」Rednoseはオランダが誇る神の子Kid Sublime擁したグループで、この曲はイントロの拍手&不穏なピアノに始まりシンバルで煽ってって徐々にBrokenなドラムが被さってベース、エレピが絡んで一気に疾走するJazzyなBroken Beatsでめ~っちゃカッコいいです

当時ブート盤が話題騒然となってデビュー仕立てのDwele絡みの2曲も必聴Jay Dilla名義となった01年作『Welcome 2 Detroit』収録のフュージョン・クラシックDonald ByrdカヴァーではVo.を務め、Baahamadia『B.B.Queen』収録の「Philladelphia」では自作の鬼メロウでスムースなクロスオーヴァー・トラックを披露色んなアングラ系MixにNew Sector Movements「The Sun (Dwelogy Remix)」とともによく使われてました“ポストD’Angelo”と言われてましたが、より浮遊感を増したサウンドでBroken Beats全盛の西ロンドン勢とも絡んでいたセンスは格段上ではないでしょうか

紹介済みの9th Wonder擁したLittle Brother 1st収録の「So Fabulous」も夕暮れスムース・アーバンな温もりHip Hop

モチロン昨日も書いたJ-88,Slum VillageといったJay Dee音源やMadlib変名Quasimotoの名曲「Jazz Cats Pt.1」といった定番ドコロもバッチシ収録Mitsu The Beatsの時代先取りでフューチャリスティックなBroken Beatsなんかも“天才ッ”って思わせる出来で素晴らしい

“Jay Dee以降”といわれるフェンダーローズ使いのメロウ・トラックはジャンル問わずキモチイイって感じです

JAZZNOTJAZZ

ケイエスアール

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R.I.P.Jay Dee

2009-02-10 13:58:42 | Weblog
本日2月10日はおれの大好きなトラック・メイカーJay Deeの3周忌です。まずはさらっと経歴を

90年代中期からThe Pharcyde「Runnin'」やDe La Soul「Stakes Is High」を手掛けたプロデューサーとして、また、Q-Tip,Ali Shaheed Muhammadとともに立ち上げたプロダクション・チームThe Ummahの一員としてATCQ『Beats,Rhymes & Life』『The Love Movement』に携わったことで一躍名の知られる存在にこの間自身のユニットSlum Villageの1st『Fantastic Vol.1』を製作するもお蔵入りで基本ブートが出回ってたようです

00年にはThe Rootsの?uestlove,D'Angelo,James Poyserらと新たにThe Soulquariansを結成し、彼らが手掛けたCommonの4th『Like Water for Chocolate』なんかは今でも名盤として評価を得ています(個人的には別になんですけど) The Ummahが浮遊系でちょっとフューチャリスティックな音色なのに対し、The Soulquariansは生音系のオーガニックなサウンドです現在“Jay Dee系”でくくられる音は間違いなくThe Ummahから派生したサウンドだと思います で、同じく00年にはSlum Village 2nd『Fantastic Vol.2』と変名ユニットJ-88のアルバムをリリース おれが好きなのはこのへんまでで、脂乗りまくりやったと思います

Fan-Tas-Tic, Vol. 1

Scenario

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2ndで完成する「I Don't Know」や「Players」、J-88にも収録の「The Look Of Love」といった名曲多数収録の96年っつー時代には早すぎで、フェンダー・ローズの音色が気持ちよすぎる極上浮遊系名盤06年に奇跡の再発メロウ大ネタPatrice Rushen「Remind Me」を気持ち悪いループで使用

Best Kept Secret

Groove Attack

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音的には↑の流れを汲んだSV唯一の変名しばらく店頭でみかけることはなかったですが、去年くらいに再流通して感激しました「Get It Together」「Things You Do」といった極太浮遊系トラックがめっちゃカッコイイですMadlibのモコモコ & I.G. CultureのBroken BeatsなRemix収録

Jay Deelicious: The Delicious Vinyl Years

Delicious Vinyl

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The PharcydeやThe Brand New Heaviesが在籍した名門《Delicious Vinyl》にJay Deeが遺した初期お仕事集がコチラMitsu The BeatsらJazzy Sport系のMix CD常連The Brand New Heavies feat.Q-Tip「Sometimes (Remix)」やモロJanet「Got 'Til It's Gone」なN'Dea Davenport「Whatever You Want (Remix)」grooveman SpotのMix収録The Pharcyde「Bullsh*t」そしてモチロン「Runnin'」も収録し、インスト盤との豪華2枚組

Madlibを聴け!!

2009-02-04 14:18:00 | Weblog
おれの短いJazzyの歴史を紐解くとこの男に辿り着きますその名はMadlibこれは、03年たった一人でJazzの帝国Blue Noteを公式にRemixした素晴らしい作品なんですが、Madlib入門編としてベストな一枚です

Yesterdays New Quintet(通称YNQ)っつー一人で5人のプレイヤーに扮した架空のJazz楽団やら、変声ラッパーQuasimoto(これも彼)といった衝撃的かつ斬新な一連の作品で注目を浴び、かつそれらのトラックのJazz度やらぬくもり溢れるサンプリングの仕方が新鮮で徐々に人気を博していきました一躍カルトヒーローと化したのは、Giles Petersonの名物Mix『World Wide 2』にも収録されたDudley Perkins「Flowers」この一曲数あるピアノ・ループでもその完成度はトップ・クラス

で、注目し出して彼が所属するレーベル《Stones Throw》も漁りだしたら絶妙のタイミングでMadlibのBlue Note Remixが出るじゃあ~りませんか 音楽的に一番おもろかった03年を代表する一枚が出来上がりました試聴リンクも付いているのでぜひ一度聴いてみてください 国内盤には↑のダッサい帯とステッカー(使ってあるのはBlue Noteのロゴです)が付きますが、二木崇の解説、MURO,Azzurro,DJ Kiyo,DJ Tonkといった豪華メンツがコメントを寄せ、一番のポイント、DJ Jin & Mitsu The Beatsの対談(ってほどたいしたもんじゃないっすけど)付永久保存版です

この年は2月にDJ Spinna,6月にコレ,8月にMitsu The Beats,その一週間後にNujabes(4月にHydeoutコンピ)が、これ以上ないほどに絶好のタイミングでそれぞれ1stをリリースするっつーアングラがメジャー化する寸前の一年でもありました

ブルーノート帝国への侵略
マッドリヴ
EMIミュージック・ジャパン

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そして不覚にもリリースに気付かずこの年の暮れにリリースされ、たまたま行ったタワ○コで売られてて慌てて買い、さらにはアナログまで買っちゃった輸入オンリー↑の豪華元ネタ集がコレなんつってもココでしか聴けないDonald Byrdの未発表「Distant Land」が圧巻リリース時の秋冬な空気にピッタリの壮大で哀愁漂う名曲Byrdのトランペットとヴァイブが絶妙です

他にレビューにもありますが原曲は結構おとなしいATCQ「Electric Relaxation」ネタ、The Roots Remixも素晴らしいスチャ「サマージャム'95」ネタ、70'sフュージョン、名曲「Song For My Father」、そしてラスト2曲の超ピースフルおやすみJazzまでよーこんな曲をRemixしましたねって普段Jazzを聴く人も聴かない人も、午後のコーヒー的幸せを感じられる一枚

Untinted: Sources for Madlib's Shades of Blue

Blue Note

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えぇ~いついでだぁい↑でも触れた鬼ピアノ・ループDudley perkins「Flowers」はじめQuasimoto,YNQ,これまたMadlibのBeat Conductor(現Beat Konducta),自身のユニットLootpack,Madlib Pro.のMedaphoarといったクソDopeなMadlib音源てんこ盛りの一枚Peanut Butter Wolfが自身のレーベル《Stones Throw》から趣味でリリースした7インチ音源の数々をCDにまとめたものです結構Funk色が強く、鬼レアDeep Funk、現在のDeep Funkブームの立役者Breakestra、15歳でDMCチャンプとなり、現カニエの右腕A-TrakのイルなジャグリングといったOne & Onlyな《Stones Throw》ワールド全開奇跡の一枚 ラストの小粋なピアノ・ループにほっこり

Jukebox 45's

Stones Throw

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Mix Tape Vol.3

2009-02-03 15:35:37 | Weblog
これでTapeはしばらく休憩Jazzy Sport Brooklynとしての活躍で知られるDJ Kogaの01年作『Cookin'』とMitsu The Beatsの02年作『Extra Feeding』の奇跡のツインパックいつ出たか覚えてませんが04年頃やったと思います

DJ Kogaのメロウネスはハンパなく、後に生まれるMitsu The Beatsのオール生音フェンダー・ローズMixシリーズと同じGrooveを感じます(←の記事はコチラMitsu The Beats × Rhodes
生Jazz(主にローズ、ヴァイブ系)を絡めたJazzy/アングラのMixものは数多く存在しますが、この完成度はその最高峰にあるでしょうなんつってもビートがブットいからいいんすよね~とにかくCool & Mellowな極上Mix 一転B面は序盤からドラム・ブレイクが冴えわたるちょいFunkyな流れ、中盤メロウになって、Latin Bossaな流れでCal Tjaderで締めるっつー一瞬のスキもない見事な仕上がり

そして我らがMitsu The beats 1st MixこのTapeからはURBS & Cutex「Up & Down」Starving Artists Crew「Four Square」The Odd Couple「Sunshine」といったJazzyクラシックが“Mitsu The BeatsのMixで使われた~”みたいな触れ込みで話題となりましたこのへんの曲も2年くらい前からJazzyコンピとかで取り上げられてCDでも聴けるようになって嬉しかったっすね
で、Mitsu The Beatsのお家芸ともいえる“ネタがけ”(元ネタとそれを使ったトラックを交互に繋いでいくスタイル)Mixは選曲もスキルもGroove感もパーフェクトJazzy Hip Hopがアングラだった頃の芸術的Mix 圧巻なのはA面のケツ~B面の頭、Funky DL「World Wide」と元ネタ~Starving Artists Crewを元ネタで挟むっつー高速Bossa Hip Hop MixJazzのみならずBreezin'なBossaナンバーまで落とし込むっつーところがこれまでにない感じでした

ライヴ・フロム・リオ
DJアリバイ,Yosaku,ムーンスター,イエスタデイズ・ニュー・クインテット
Pヴァイン・レコード

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で、コチラが昨年夏バカ売れしたMitsu The Beatsに遅れること6年、ついに登場したBossa Hip Hopコンピ軽快なJazzy Bossa人気 No.1のStarving Artists Crew「Four Square」、哀愁の夕暮れ海岸 Bossa Breaks 最高峰The Odd Couple「Sunshine」はモチロン、Jay Dee代表作Pharcyde「Runnin'」まで入れてくれてるってトコがポイント“やってくれるぜP-Vine”って思いました Steph PocketsのジャケでオナジミDRAGONによるアートワークも秀逸

宇田川
ウェス・ジョーンズ,アーブス・アンド・キューテックス
handcuts Records

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、コチラが一度聴いたらヤミツキの、鬼メロウ Dreamin' Breaks、URBS & Cutex「Up & Down」はじめ、昔のJazzanovaでオナジミCompostのリリース第一弾、爽やかな男女スキャットが魅力の Bossa Breaks、A Forest Mighty Black「Candyfloss」&以前紹介したA.Y.B.も使ったTenorio Jr.「Nebrosa」使いの「Flesh In My Mind」といった入手困難なJazzyトラック満載コンピ

Mix Tape Vol.2

2009-02-03 00:55:23 | Weblog
引き続きMix TapeをDJ Kenzo,“Smooth Current”がつく前のDJ Ryow,DJ Mu-R(ガグル),Grooveman Spotの4DJが結集した04年の超豪華な逸品A面、DJ Kenzo,DJ Ryowの順にMixし、B面、DJ Mu-R,Grooveman Spotです

DJ KenzoはFunkyでアップリフティングなBreak Beatsって感じでRoyksopp/Eple(Fatboy Slim Remix)なんかが入ってます DJ Ryowは時折持ち味の豪快なスクラッチがあって、Nujabes,DJ Spinna,MF Doom,アナログ激売れのBlackbeardによるCommon/Come CloseリワークなんかがJazzy/アングラ好きにはタマランFunky~メロウJazzyまでって感じです/m_0146/}

で、狂喜乱舞のB面DJ Mu-Rっすよ
①J-88/The Look Of Love (Madlib Remix)  
 J-88はJay Dee率いたSlum Village唯一の変名ユニットで、イントロに「From Detroit With Love」っつーLive音源を挟んでスクラッチかまして本編突入って小技にヤラれますMadlibの勝手にRemix12インチに収録
②The Earl/The Proof  
 06年には名門Subcontactからアルバム・デビューも果たしたサンプラーのマジシャンThe Earlのハーコー Jazzy BreaksATCQ feat.バスタ「Oh My God」“ポピュッポピュッ”をド頭にかますイキなGood Track
③Insight/Time Flame  
 いまやShinsight Trioとしての知名度の方がありそうなInsightのこれまたハーコー Jazzy シット↑は重厚なピアノ・ループが印象的ですが、コチラはSaxかなんかの激シブ・メインループにPete Rock的キラキラ浮遊音が絡むカッコエェ一曲
 
Blast Radius

P-Vine Japan

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④Little Brother/Love Joint Revisited  
 Nasの勝手にRemixで彗星の如く現れ“Pete Rock + Jay Dee”なソウルフルでいてJay Deeバリに立体的で浮遊感あるビートが高次元で合わさったトラックで、Madlibと並んで人気を博した9th Wonder擁したLittle Brotherの1stより。Madlibと同じくブート音源がほんまヤバかったです⑤⑥と続く浮遊系へのクッション的繋ぎです
 
The Listening

ABB

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⑤Pete Rock/Take The D Train
 スペイシー浮遊系トラックの最高峰

Petestrumentals

BBE

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⑥De La Soul/Stakes Is High (Jay Dee Remix)  
 ↑Pete Rockと同ネタ、デラ(DJ Spinna Remix)を挟んでディラRMXへ

Stakes Is High [12 inch Analog]

Rhino

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⑦ATCQ & Jay Dee/That Shit  レア&リミックス集のラストに収録一瞬ですがウマー的ユルくてファニーな一曲
⑧Slum Village/I Don't Know  ↑からのクイックMixでJay Dee節炸裂のユルユル夕暮れトラックDJ Jinがこの曲のJ.B.声ネタ使いはハイセンスっつってました

ファンタスティック(2)
スラム・ヴィレッジ
ビクターエンタテインメント

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⑨Artifacts/It's Getting Hot (K-Def Remix)  そしてコレっすよ夕暮れメロウJazzy最高峰の極上トラックブートオンリーで一時はヨユーで万超え、05年Jazzy Sportから再発、CDでも聴けるようになった時はホンマ感激しました

LOST&FOUND

OCTAVE/REWOR

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えぇ時代やったなぁ…

Mix Tape Vol.1

2009-02-01 17:36:55 | Weblog
Amazonにあるやつばっかやとおもんないんで、今やGetしづらいMix Tape Collection Pt.1第1弾は、『Routine Jazz』でオナジミKei Kobayashiが、創刊したてのオネエサン向け雑誌『FUDGE』第2号の付録のために作った『Routine Jazz Extra! Fudge for Girls』です当時高校生やったおれはタ○レコのフリマガ『Bounce』の広告でこの情報を発見し、連れを誘ってTape欲しさにタ○レコへ走ったのであります

で、内容はもうシリーズ最高峰で、ブラジリアン色強めな内容A面、衝撃やったのが、Jazzy/アングラ人気に火をつけたといっても過言ではないCount Bass D「7 Years」(Tapeのクレジットはミスってます…)、Dudley Perkins「Flowers」のつなぎ“Jazzy”って形容詞が出てくる前やったんで、形容しようのないあまりのメロウな気持ちよさにヤラれちまいました他にも以前紹介したMuro「Han-Tome Voa-Viagem Remix」ネタやらノンクレジットの「Nica's Dream」Vo.カヴァー、ド頭の疾走感溢れる壮大なJazz Vo.とかカッコよすぎの11曲

そしてB面は小林径自身のミラクルJazz~ダンクラ~Hip Hopカットアップ「Super Lounge Lesson 1」で幕を開け、フランシス・レイでしっとりしたと思ったら怒濤の爽やかブラジリアン・ドラムンベース4曲で激アゲ中にはKoop「Summer Sun」の衝撃ドラムンRMXまでとんでラスト2曲は日本人の琴線触れまくりのサウダージな名曲noa noa「満月の空の下 (benbossa mix)」は春の訪れが近づくにつれ胸にせまるもんがあるまさにタイトル通りの逸品そして大ラスEspirito「Canto de Orfeo」フロアでかかれば大合唱の「パ~ヤ~ヤ~」スキャットがたまらんゆったり4つ打ちボッサの超名曲ホンマにラストは泣けます

その後、須永辰緒、再度小林径がオマケMix Tapeをつけています他にもあるのかなあったらくやしい

グランドギャラリー・プレゼンツ AM10

GRAND GALLERY

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で、コチラがEspirito,Koop,Tom & Joyceなんかも入ってる大人気オシャレ・シリーズ《Grand Gallery》の午前中ボッサ・コンピ『AM 10:00』